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虚無世界  作者: 天神
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日常

俺は普通の高校生だった。

いつものように起きて歯を磨き朝食を食べて学校に行く。

「よう、Y元気にしてるか~!」

馴れ馴れしく話してきたこいつはGだ。幼稚園からの同じ小学校、中学校、高校とずっと一緒にいる幼なじみ、当然高校2年になっても同じくクラスだ。

どうやら俺とGは切っても切れない腐れ縁見たいな関係になってるらしい。

可愛い女にはよくちょっかいを出していてよく殴られる、そんな少し女たらしな面がある俺の幼なじみで親友だ。

「お前宿題やったのか?」

「そりゃやったよ、もしかしてお前やってないの?」

「当たり前だよ!だから宿題みせて、お願い!」

「ったく~」

Gの宿題を手伝うのはいつものことだ。

「ところでY、最近変な事件起こってるの知ってる?」

「あれだろ?飛行機や機械の部品が一つだけなくなってるやつ、あんなに毎日ニュースでやってるんだから知らないわけないよ。まあ単なる偶然だろ。プロ野球の賭博が芋づる式にわかるように」

「そうかね~?」

そんなしょうもない会話をしながら学校に行くのが日課だった…


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