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虚無世界  作者: 天神
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種明かしpart2

「なに言ってるんだよ委員長…俺達のクラスにそんな人いるわけがないじゃないか?」

「私達の高校はたくさん生徒がいたことも忘れたの?」

そうだ…そうだった。俺の通っている高校はたくさんの生徒が通っていた。だから必然的にクラスの数が多くなる。なのにクラスの人数が20人にしたらクラスが増えすぎていくら教室の数が多いとはいえすぐにパンクしてしまう。そう、俺は忘れていた。クラスの半分の人達を…

「なんで俺はそんな大事なことを忘れていたんだ…」

「あなただけではないわよ、他のクラスのみんなも忘れてる。私の存在のこともね」

俺はその言葉を聞いてある出来事を思い出した。委員長が学校に来なくなったあの日、最初の頃は皆委員長のことを話していたが数日もすると誰1人委員長のことを言わなくなったあのことを。

「けど俺は委員長のことを覚えてる!1度も忘れなかったよ!」

「そりゃそうよ、あなたは私と同じ体質なんだから!」





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