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虚無世界  作者: 天神
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記録違い

Gを殴ってるあいだずっと何か違和感を感じていた。ひたすら無心で殴り続けてるあいだ身体中をじわじわ浸食していくような謎の違和感を…。

まあ無心なのに違和感を感じるなんてそれは無心では無いんだけれども。

そんなことをは今はまあいい。

Gを殴るのをやめた俺は何を思ったか部屋にある数少ない窓から外の景色を眺めていた。

今さら眺めてもなんも面白くない外の景色をなんで俺はそんなことをしようとしたんだろう?

だっと外の世界は俺達のせいでみんなあの黒い沼に引き込まれ…。




あれ…?沼…?




違う…、何を言っているんだ俺は!沼があるわけがない!

現象に巻き込まれたものは特異体質の人間以外は何1つ例外なく消える…砂の1粒も残らず完全に消え…。

あれ?

俺はもう一度窓から見える外の世界を窓越しに見つめた、今度は見間違えないのない世界を見間違えないのないようにじっくりと…




やっぱりだ…




外の世界はなにもない、砂もない、ただ平らな地面と呼べるようなものがひたすら続いてる。

そう、東京で委員長と見たものや、ここに来る途中○○○といろいろあったなにもない空間と同じだ。

○○○と一緒に?




○○○って誰だっけ?




確か俺は誘拐された委員長を助けにここまできた。それはさっきそこでGにも言ったことだ。

それでその途中で○○○に出会って…

ダメだ!姿も名前すら思い出せない。ただ一緒にここまで来て…それで…。

そうだ!○○○は殺されて…それで…だから今倒れているのが○○○で…だから倒れてのが…

俺は振り返り倒れている○○○を確認した。

顔を見ればきっと思い出せる、そう確信していた。

あんな体験をしたんだ、忘れるなんて侮辱にも等しい。

だけど倒れている女性は2人いた、片方が○○○でもう1人は委員長だ。

助けだす人物と一緒にきた人物、すぐわかるはずだ。

だけど















あれ?どっちだっけ…?


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