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ダンジョン×キメラ  作者: mebius
バケモノの生まれた日
5/11

安易には教えてくれないようです。

 拝啓。

 じいさん。ばあさん。

 身元も不詳、何者か分からないような私、しかも人間辞めましたなんてくらいな私を養子にしてくださってありがとうございます。

 厚く看護頂いた恩は今でも憶えています。とても、そう、とても感謝しております。

 その看護の元、すっかり元気になった私なのですから、お二人を恨むような気持ち等、一切合切ありません。


 ですが……

 ですが……

 切実にですが……


 統合型キメラ(仮)とします私は、一般的な錬武士よりも遙かに強い可能性がある。なんてお二人の言葉を信じたのが間違いだったと言わずにはおられません。

 

 私、今にも死にそうです。

 

「ふざけんなぁーーー!」

 

 逃げる。 

 後に迫る異形から。

 いや、だって怖すぎるから。

 

 わらわらと後から追っかけてくるのは20を超える"ゴブリン"と呼ばれる鬼類。魔物だ。

 

 それなりに広くて不思議な丸い光る石がそこら中にあるダンジョン。"金のなる木"。

 一階は明るくて動き回るには問題ない、と思っていたのに……

 

 最初は一匹を相手に武器化した黒鋼製ナイフで切りつけた。

 そう。ダンジョンの中で最も弱いと言われる魔物で、特殊錬金術師達の練習相手と言われる魔物。これが倒せないと言う事はどんな魔物にも勝てない。


 そんな一番弱いゴブリンに追いかけ回されて。今、逃げ回ってます。

 

 文字通り歯が立たない。いや刃が断たないと言おうか。

 対魔物専用武器黒鋼。10等級と言う最も低級な武器とは言え、まさかゴブリンに刃が断たない。

 攻撃はそんなに脅威じゃない。

 ゴブリンの放つ攻撃は全部避けられる。

 身には一度も当たっていない。それというのもこの体。酷く丈夫な上筋力も人並みを外れている。

 日常生活に支障はない程度には体が安定した。らしい。

 がちむち系筋骨隆々なおっさんよりも下手すればというよ確実に力は強い。

 反射神経だって生前の体よりも相当早いのだろう。そんな体なのに。

 

「なんで一番弱い魔物すら勝てへんねん!」

 

 いや、もう切実に。

 どういう事だろう?

 なんて焦りながら何度も何度もゴブリンを切りつけても一向にダメージを与えた様子もなくて、それこそ何度も切り裂けた。

 それこそ10分、20分という長時間たったのかもしれない、かなりの長い間闘ってた気がするけどゴブリンが「ふが! ふがが! ふが!」なんて声を出し始めたと思ったら。

 

 わらわらとゴブリンが集まってきた。

 一匹に勝てないのにこんな数相手にできるか!

 

 ナイフはすでに待機状態に戻してホルダーに入れて。最早なりふり構わず全力ダッシュで逃げた。

 それなりに強いと思われるこの体。最も役立ったのは逃げるで……

 

 ぐんぐん、ゴブリン共を引き離し。なりふり構わずはしってゴブリン共が視界から消えていくつか曲がり角を曲った後、

 

 四つん這いになってショックを受けたようにうなだれていた。

 

「こ……こわ……ってか……勝てない……」


 全力疾走したのに息も切れないこの体。そんな体でも……一人じゃ最も弱いゴブリンにすら勝てない?

 ナイフを振っても表面をなぞる、が適切だっただろうか。刃が滑って切り裂けないのだ。体に赤い線をのこす事はできても、その体を切り裂く事ができない。

 突き刺しても駄目だった。なんとか何度も何度も攻撃する事でゴブリンから血がでたのは一度だけだ。倒すとすればどれだけ時間がかかるか分からない。

 

 レベル1にカテゴライズされる魔物、ゴブリン。それでも勝てない程の力を持っているなら。自分よりも身体能力が低い者は確実に勝てないんじゃないだろうか?

 もちろんそんな筈はない。レベル1錬武士達の練習台になるくらいの魔物なんだから……


 ――ジェネレイト。

 

 

 つぶやいて。武器化したナイフを二本見る。胡座をかいて自分の頬に片方のナイフの腹でぺしぺししながら考えるけど……よく判らない。

 

 唯一考えられたのがこの黒鋼製専用武器だ。10等級の低級の状態ではあまり大きな武器形状はとれない。それこそこの等級であれば、長くて短槍、手斧、ショートソードくらい。ナイフなら二本分くらいか。重さが足りない、はあるかもしれない。けれど俺は剣を使った事がない。それこそ死ぬ前に化け物に殺される時に使ったことがあるくらいだ。あれも突いただけで剣術が使える訳ではない。おいおい覚えようとは思っているけど、それならば扱いやすそうな短刀、ナイフを今は使ってみようと思ってみたわけだけだ。

 

 まて? 化け物。

 自分が殺された化け物。あの化け物は刃が通った。確かに突き殺したと思う。確かバイタルパートと呼ばれる心臓部分。あそこに突き刺し、抉った。あの化け物よりもゴブリンの方が強いとは思えない。なのに刃は通らない。

 

 試しにナイフで手の甲を切ってみる。

 十分切れる。

 線のようになぞった刃筋から真っ赤な血が流れ出る。回復力の高い体はすぐに血を止めて傷が治った。でも切れる。


「何かやり方があるのか? 方法の問題……か?」

 

 もしそうなら本に載っているんじゃないだろうか?

 ひとまず流し読みした錬武士になった時に与えられた本。

 そこには法律以外にもレベル1にカテゴライズされている魔物のデータなどが載っている。

 初心者教本のようなものなんだろう。熟読したとはいえないけど、改めてみても、倒し方、みたいなものは載っていなかった。

 

 弱点があるんだろうか?

 それが正解のような気がする。

 たとえばあの化け物の心臓突き。心臓以外には傷つけられなかったとすれば?

 ひとまず。試してみるべきだろうと気を取り直して歩き出した。

 新しいゴブリンを見つけるまでにそう時間はかからなくて、見つけると俺ははバックパックを下ろして武器化した黒鋼ナイフを手に向かっていった。

 

「これでも……駄目か……」


 浅はか、と言えるのかもしれない。

 どこに弱点がある?

 もう一時間くらい経ったかもしれにない。

 何度も何度もゴブリンめがけナイフを突いて、切りつけて。体力だけは尽きてないけど。それでも。


 少し距離を取ると見渡す。

 周りには何匹ものゴブリン達。20匹所じゃない。ずっと闘っている間に集まってきて、気が付かないうちに取り囲まれていた。

 その中でも一体。一際大きい魔物がいる。

 まるでゴブリンの群れの主だと言わんばかりの体躯は大きく、鍛えられている。他のゴブリンが鉈のような武器を持っているに対し、大きな鉄の塊のようなものをもっている。

 

 絶対に倒してやる、なんて息巻いて。闘う事に熱中してた俺はゴブリンから包囲された。

 ごふごふと低いうなり声のような言葉? で取り囲まれた俺は簡単には脱出できないだろう。最悪ここで死ぬのかもしれない。

 

 ばあさんには内緒で、じいさんに肉を手に入れてくるなんて息巻いていたけど、結局はこんなもんか。

 

 なんとか隙を見て逃げださない……と?

 

 ずんずんと、ゴブリンの主は歩いてくるとその巨体が近づいてくる。

 でかい……

 いや目がおかしくなったと思うくらい。

 脳裏に、あの化け物がちらついた。アレと同じくらい、優に自分の体の倍以上の巨体を見て、脚が震えた。


 死が目の前にある。

 何もできずに死んで。

 誰も守れずに死んで。

 また死ぬ。

 

 それが怖くて。脚が震えて。

 

「お……おぉ?……」

 

 ただ呆然と立っている事しかできなくて。

 包囲網は縮まる。

 

 見上げる巨体。

 ゴブリンの主はゆっくりと鉄塊を振りかぶる。

 ゴクリとつばを飲み込む。


 死んだ。

 確実だろう。あの大きな鉄の棒で頭かち割られて生きていられる訳ない。

 いや、二度目の生の終りは早かった。


 何も成せず。

 何もできず。

 恩人に恩も返せず。

 路傍で死ぬ。

 

 俺は……

 

 刹那、ゴブリンの主が横に切り裂かれる。

 血が吹き出て体を濡らす。

 

 目に入った血をごしごしとこすって、少しだけ見える視界にいたのは、女だった。

 

 細い体を軽装で包んで。手には一本の曲刀。細い刀身からしたたる血が彼女が横にまっぷたつにしたのだと気が付いた。まだ幼さを残すその顔は歳が離れているようには見えない。長い金髪を揺らし、こちらを不思議そうに見ている。

 

「おまえら、やれ」

 

 女の後ろから今度は野太い声が聞こえきた。

 赤銅の肌に短髪の赤い髪を逆立てて。

 体躯逞しく。手に持つ大ぶりな長剣で敵を刺しながら指示を出す。

 何人もの逞しい男や、身麗しい女が剣を槍を斧を。杖を持ちあんなに苦労したゴブリン達をあっさりと屠っていく。


 一撃で。

 

 後になって聞いた。

 アドバランの特殊錬金術師が最強のパーティ。

 パーティ戦力は推定レベル4。 

 団長、ツベルクと。副団長ロゼのレベル5を要するパーティ『ローゼンクロイツ』

 

 俺の目標になった人達だった。


 


 部屋に備えつけられている風呂場でシャワーを浴びた。

 あれから。ローゼンクロイツに連れられて外まで出たわけだけど、正直自分が情けなくて仕方がなかった。

 自分よりも年齢が上の者も多かったが、あのロゼなどは明らかに自分と同世代くらいだ。彼女はホムンクルスではあるらしい。だから概にはいえないのだけど、だからと言ってダンジョンの一階層、ゴブリンすら倒せない俺は正直情けなくて恥ずかしくて。助けてくれた礼を言う以外ずっと俯いていた。 

 湯気で曇った鏡を手で擦ると自分の顔を映し出される。

 

 情けない。何もできない男の顔だ。

 

 アドバランにある宿。ここでしばらく過ごすつもりだけど。正直計画は早くも頓挫していた。

 じいさんとばあさんに恩を返すと共に、しばらく生活になれるためにも金を稼ぎながら、ここで生活基盤を造る。


 そのつもりだった。

 だけど想定しているよりも遙かに敵は強く。ばあさんのために用意しようとしていた魔物の肉も手に入らなかった。

 ダンジョン三階層に現れるバファロス。猛牛に似たその魔物の肉がおいしくそこになるべく早くいけるようになりたかったんだけど……な。


 とぼとぼとシャワーで血を洗い流した後、宿に備えられている食堂へと向かう。日は既に傾いていて、食堂というよりは酒場に近い。

 

 騒がしい中テーブルに着くと、給仕がそばにやってきた。清潔そうな白いシャツにショートパンツは動きやすさ重視なんだろうか。髪が入らないように後でポニーテールにした女性は親しみやすさを感じる。

 

「あら、錬武士様、元気がないですね」

「え? あ……あぁ、嫌……ちょっとな。それよりよく錬武士って分かったな」

「分かりますよぉそりゃあ」


 と、つんつんと自分の胸を指さす。


「あ、あぁドッグタグ?」

「はい、黒い鏃型に穴一つ、レベル1の錬武士様だって証ですね」

「それで、なんで黒いんだろう」

「白鋼を使う方も中にはいるらしいですけど、だいたいの方は黒鋼を使うらしいですから」

「あぁ、それで」


 腑に落ちた。色々考えられてるものなんだな、なんて思っていると、給仕の女はニコっと笑顔で話しを続けてくる。他の客の相手をしなくてもいいのか?


「様子を見るになったばかりですか?」


 まぁいいか。


「今日なったばかりなんだけどね」

「それなら、仕方がないですね」

「仕方がないって?」

「何でもゴブリンの洗礼なんていうのがあるらしいですよ」

「洗礼?」

「はい、錬武士の方が初めて闘ってもたいていは勝てないらしんですよ」

 ぐさりと言葉が胸に突き刺さる。みんなそうなんですね~なんてかわいらしく言われても元気が出るはずもない。


 みんな同じだから、と言えば聞こえはいいのかもしれないけど、この場合は洗礼を受ける羽目になってしまった事を嘆くべきではないだろうか。 


「あれあれ? どうしてうなだれてるんですか?」

「い……いや、勝てなかったのは事実だから反省……だな」

 

 もっと準備をする必要があったと言うことで、安易に行動した結果死にそうになったと、そういう訳だ。

 いつも今日のように誰かが助けてくれる訳ではない。むしろ助けて貰える方が少ないだろう。

 

「反省できるのは良いことですねぇ。お父さんもいつも言ってます。失敗したら反省して次に生かせばいいって。失敗しない人なんていないんですから」


「ねっ」っと言って笑うその笑顔はかわいらしくて、十分な励みになるもので、明日からまた頑張ろうってそう思わせてくれる。それなりに元気がでたのを向こうが察したのか。「そうだな」なんて言ってたタツヒトに


「さぁ、それじゃあご注文は何にしますか?」

 

 そんな笑顔を営業用のものに変えた少女のために、チップを多めに払ってしまった俺は悪くないと思う。

 

 

 ◇◆◇


 

「それで、連盟協会がなんの用なんだ?」

「はい、錬武士として活動され始めたタツヒトさんの経過を見るための、定期検診みたいなものだと思ってください。着いてきて下さい」

 

 と言われて。タツヒトは錬金術師連盟協会の事務所に足を踏み入れていた。

 ゴブリンの洗礼を受けた翌日。今日こそゴブリンを討伐すると張り切っていたら、朝一番に宿に訪れたのは昨日対応してくれた受付嬢だ。どうして宿の場所が? なんて気になったけど、ひとまず質問は後にしようと後をついて行った。

 

 事務所にある一階錬武士受付その脇にあるドアへ入って客間のような所に通された。

 

「しばらくお待ちくださいね

 笑顔で退出する受付嬢。する事もなくてぼ~っとしていたら老人が部屋に入ってきた。

 

 灰色のローブを着たいかにも錬金術師? なんてイメージなじいさんだ。年齢はうちのじいさんにためを張りそうだ。じいさんは椅子に座ると「錬金術師人事担当のマゼルダだ」と名乗ると、

 

「ふむ、錬武士タツヒト君かな?」

「ええ、今日は何の用で?」

「ゴブリンの洗礼は終わらせただろう?」


 その言葉に未だに少し恥ずかしくなる。一番弱い魔物に勝てないんだから。


「昨日、ゴブリン一人に勝てずに大惨敗でしたよ。助けて貰えなかったらあのまま死んでいたかも」

「ふむ、次は勝てそうかね?」

「……正直分からないです。相手の動きは兎も角。攻撃が通じない。何か方法があるかと思いますが。それがよく判らない」


 何が起っているのか、は分からないけどどうなったらいいのかは昨日助けられた時に理解した。昨日助けてくれたパーティが使っていた黒鋼や白鋼製の武器、あれから変な光が立ち上っていた。青かったり赤かったり緑だったり。それを今日は試行錯誤してみようかと思っていたのだけど。


「ふむ、割合素直なのだね、若い者はもっと虚勢をはるものだが」

「一番弱い魔物に勝てないんだから虚勢もなにもないです」


 苦笑しか浮かばない。


「ふむ、よろしい。さて。今日呼んだのは君に錬命士を一人付ける。その紹介のためだ」


 きっと怪訝な顔をしていると思う。なんでまた?って思うから。

「はぁ」

 分かってないな。と思ったんだろう。理由を話してくれた。


「ゴブリンの洗礼を受けた後、ソロの者には錬命士を一人つける規則なんだよ。錬武士に闘い方を教えるのと、生存率を上げるためにね」

「戦闘では錬武士は錬命士を守るものらしいですけど、ゴブリンに勝てないのに?」

「知っていれば錬命士でもゴブリンには勝てるからね。君だってそうだ。やり方さえ覚えれば、間違いなく勝てるようになる」

 

 知っていれば。というなら。せっかく教本のようなものを渡すんだからそこにかいておいてくれたらいいのに、なんて思ってしまった俺は駄目なんだろうか。洗礼と言うくらいなのだからみんな知らないで挑むんだろう。

 

「わざわざ知らせずに洗礼を受けさせる事に何の意味が?」


 マゼルダはふむと、笑顔を作る。悪戯が成功したみたいな顔だぞそれ。


「錬武士や錬術士になれるのは一握りだ。その一握りに選ばれたんだ。すごい事だとは思わないかい?」

「はぁ、まぁ」


 なりたい人にとってはそうなのかもしれない。


「錬武士になれた、錬術士になれた。だから私はすごいきっと特別なんだ。多くの人に尊敬されて多くの人を守る。特別な才能」

 「そうですね、そう思う人もいるかも」

 

 そこまで行かなくても事実俺は昨日大して深く考えず一番弱いと言われるゴブリンに挑んでいる。これくらいなら大丈夫だろう。なんて思ってなかったか?と言われれば否定できない。


「そう、そう思われると困るんだよ。自分が特別だ、なんて思われると傲慢になる。特に錬武士はパーティの要になるからね。リーダーなり盾役なり安易に判断を下して全滅する事なんてしばしば。だからそんな風になる前に鼻っ柱をへし折るための通過儀礼なんだよ」

 

 それを俺に言うこのじいさんは性格が悪いんじゃないだろうか?なんで楽しそうなんだよ。いかにも調子にのった小僧をいたぶって楽しんでました。なんて顔だよこれ。

 

「そうですね、ゴブリンくらいになら勝てるだろう、なんて高をくくってましたから」

「うむ、今後はその錬命士を一時パートナーとして。教えを請い。戦い方を学び、また錬命士を守る事で錬武士の立ち位置と重要性を学んでいって欲しい」

 

 ある程度、協会連盟の方で教育するって事か。ここで断れば目を付けられるかもしれない。錬命士と言えば体の"調整"も任せるのが普通らしいけど事情を理解してもらえない相手じゃないと任せる事ができない。今の所はじいさんだけだ。いつかは見つけないといけないけど……任せられる人かどうか判断するためにも一緒にいる必要もでてくるし……仕方がないと言えるのかもしれない。


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