第四章。仲が良い程、バトル。
これはバトります。もう、カオスすぎて意味わかんないです。
。。。はい。
スカイ、サンダーの方はというと。
だいぶ走っていると、
「うぉぉ!」
スカイが急に止まった。そこから先は 血の雨が降っていた。
「・・・。ここに突っ込まないほうがいい。」
サンダーはそう、落ち着いて言うと、その場でくつろぎ始めた。
「そんな事言ってられる場合か!!」
スカイがそう言うと血に触れた。
『ジュッゥゥ』
「痛っ!」
スカイの手が少し溶けた。
「塩酸・・・・?」
「まーまー。上がるまでここでのんびりしようぜ?」
サンダーが座った状態でふっと笑う。
クラウディ達。
レイニーは目を横にずらし、クラウディを見る。静かにゆっくりと。
口をぽっかり開けて目を大きく見開く。いきなりレイニーはクラウディに
襲いかかる。クラウディの両肩をがっしり掴み、こちらに向け、レイニーは
クラウディの右の頬を触れると、レイニーは右手で クラウディのおでこら
辺の髪をむしり掴むと、左手でクラウディの右目をあさる。嫌な気持ち悪い
音が鳴る。クラウディの右目から 紅い雫が頬を伝っていった。レイニーは
不思議そうに漁ったクラウディの眼球を自分の空っぽの右目にはめた。
レイニーは2,3度瞬きすると あの青いナイフでクラウディの肩に
突き刺す。するとクラウディが倒れ、レイニーは クラウディの両手首に
ざくりと差し込む。クラウディと、レイニーは目があった。クラウディは
体が倒れたまま、手が変な方に向いたまま、レイニーを打った。手首から
突き出した骨がレイニーを打った。血管が少々見える。クラウディは打った方の違う手に 灰色のナイフを持っていた。両足で、レイニーを蹴飛ばした
レイニーは蹴飛ばされると そのまま立った状態でザザッと後ろに下がった
クラウディは立ち上がった後、自分の体のあちこちに傷を切り込むと、
構えた。二人は睨み合って、二人同時にバッと前に向かった。
そう、これは殺し合いなのだろうか。
クラウディはガードしつつも、レイニーの首を狙う。レイニーは 避けながら クラウディの胸目掛ける。クラウディはレイニーを蹴り倒し、一気に
首を両手で締め付ける。
「うぐぅひぃぃかっ」
あまりの苦しさ故にレイニーは喘ぐ。レイニーがバッと目を大きく開けると
泣いていた。
クラウディは涙を流していた。
レイニーの目の色が変わる。それに気付いたクラウディは猶も首を締めたまま
「もう・・・・やめよ?・・・レイニー・・・」
そう言うと、クラウディは立ち上がって数歩下がるとバタンと、倒れた。
血の雨がやんだ。
上を見上げると 虹と青空。
レイニーの目の色がパァァっと明るくなる。その同時にレイニーの瞳が揺れる
目の前には いつもにこにこクラウディではない。変わり果てた真っ赤な花が体中に咲いている。何かであった。目が片方破損していて 手首は骨が突き出ていて、目をつぶっている。涙は血で染まっていて紅い雫化。
レイニーは 目に涙を溜めた。四つんばになって クラウディの近くに行く
「クラウディ?」
いつの間にか持っていた 水色の拳銃。バレルの長差は手のひらぴんと伸ばした位。それに気付いたレイニー・・・。右で握り締め、それを見下ろす。
「戦わなくちゃ、、、戦わなくちゃ・・・次の相手が来るの・・・屍は私が
守るんだ。。。」
ハンマーを下げる。右人差し指で引き金を触る。右手の上に左手を覆い被さる
ようにおく。クラウディに向ける。
低い轟音が響く。
数発打ち込んだ後レイニーはふらっと立ち上がる。
その後、スカイ達が来た。
「!!」
「へぇー」
サンダーは歓心したように目を細め、スカイは吐く。
「これ。ぜーんぶレイニーがやったの?」
「・・・・・」
レイニーはサンダーをじっと見る。
「おいらが悪かったよー。だからさ・・・」
サンダーの手には黄色い大きな 鎌。
「そんな、低レベルの武器 おいらに見せないでくれる?裏レイニー。」
「私は君を殺したらレベルは上がる。先にど邪魔な黒いの殺す。消す。」
ダッと走り出したレイニーをサンダーが止める。銃と鎌があたる。スカイは
動揺している。腰が抜けたようで尻もちをついた。その体は震え、血の気が
引いていた。
「おいおい。スカイを殺すって事はひっくるめて空が操作不能に落ちいるかもしんないんだぜ?!」
「邪魔だよ。君は。デザートになってもらおうかと 思ったけど、やはり
消す。」
「勝手にデザートにすんじゃ、、、、、ねぇ!!!」
『カンッ』
サンダーが振り上げて、二人共はじけ飛んだ。
ザザッ、、、
『パァンッパン!!』
レイニーは弾丸を放った。サンダーは軽々と避けていく。
それでも尚、冷静に打ち続ける。打つのをやめ、その場を離れるレイニー。
「よっ。誘い込みー?うれしいねぇ」
サンダーはそう呑気にいい、レイニーについて行く。
「サンダー!!!!」
スカイは叫ぶ。そんな声はサンダーに聞こえちゃいない。
森の奥深く、レイニーはピタリと止まって サンダーも止まる。レイニーは
サンダーの方に振り返って、自分の銃で自分のこめかみにあてた。
「ちょ!それは・・・!!」
サンダーは焦る。
レイニーが引き金を 引いた時、レイニーは白いたくさんの羽に包まれた。
羽がレイニーから離れるとき、レイニーの手には、さっきの銃のバレルの
2倍の長差のバレル。銃には羽のマーク。緑青の銃が現れた。
レイニーは冷ややかな目をしていた。深緑色の瞳が伏せていて、片手を
前に出し、一発打つ。空薬莢が飛ぶ・・・・。
サンダーは避ける。
「うぇぇぇぇぇぇ!ちゃ、ちょおおおおお!マジかよおおおぉぉぉ!!」
かなりの焦りだ。銃口から煙が出る。打った反動で、手が少し上に弾かれて
いた。レイニーはだんだんサンダーに近づいてくる・・・・
その頃―。スカイはー。
「うぅ゛嫌だ。。。気持ち悪い・・・・鉄臭っ うぇぇぇ・・・」
そんな独り言をぼやく。勇気を出して周りを見渡していると・・・
「く、クラウディ!?」
這いつくばりながらも、なんとかクラウディの所へ行く。
「くらっ・・・・」
衝撃なシーンだった。あまりのショックでスカイの顔はきょっとーんと
していた。
触りたくもない気持ち悪さ、鳥肌、おぞましさ、吐き気、いままでの思い出・・・・
これをやったのは、全部、全部、レイニー・・・・
スカイはそんなことが頭に回った。ただ、気持ち悪い、気持ち悪い、おぞましい
特にそんな感じが強かった。
金魚のように、ぽかーんと開いたクラウディの口から
「レイニーを責めないで・・・。」
と、こぼれた。
「え!クラウディ!?生きてるの?!」
スカイは急いでリュックを下ろすとタオルで クラウディの顔を拭いた。
「勝手に死んだって決め付けないでよ・・・・。ひどいなぁ・・・。うん
まあ、心臓とか、肺とか 普通に破損してるけどね・・・」
笑いながら力なくそうクラウディは言った。
「気持ち悪いでしょ?」
「・・・・・」
自分がまさに思っていたことを見ぬかれたように スカイは黙ってクラウディの出血多い所を拭く。
「無理しなくていいよ。」
細く開いたその瞳は全くもって綺麗だった。
「不死身なの?」
スカイは頭が真っ白でそんな事を訊いた。
「ははっ。この世に不死身なんてないよ。うーん。レイニーが生きてるんなら 僕がギリギリ生きてられるんだよ。」
「・・・・」
「て、いうかー。なんで 僕がこんな目に合わなきゃならないんだよ。あー
スカイのせいか」
「なんで、俺!?」
「体中が痛いー。どうにかしてー」
「脳は?」
「多分とろけてるかなぁ?」
「お前なんでレイニーと、戦ってたんだよー」
「レイニー(闇)を止めようとしたんだけど、強すぎてさー」
「かっこをいちいち言葉にするなよw」
クラウディは自分の左手を自分のお腹の上にちょこんと乗せた。
「さぁ、サンダーは今頃半殺しにされてるか、死んでるか。・・・」
「え?でもサンダーの方がさっき強いって・・・」
「レイニー(裏)は色々使えるからなぁ」
「結局、さっき君とレイニーがいたけど雨が・・・。」
「僕、右目ないんだ・・・取られた時になんとなく制御できるかもーって思ってたら出来た。」
「なにそれ。」
「ぎゃああああああああああ!」
どっかで聞いたような声がした。
「サンダー?!」
スカイはそう言うと
「ほーらね。鬼ごっこの始まり始まり」
クラウディは笑う。
「そんな事言ってる場合じゃ!!ここを離れよう!」
「無理だよ。僕は動けない。今だって倒れたまんまだろ?」
「しねぇぇぇぇぇっ!」
「何故にぃぃぃぃ?ぐふっ」
ツッコミ故血を吐いたクラウディであった。
「レイニーが来たら死んだふりすればいいのかな?」
「いや、やっても どーせ 弾丸打ち込まれるぞ。」
「どうやったらレイニーを正気に戻すんだよ!!」
「ショックを起こす」
「どうやって?」
「んー」
『がさあああああああああぁ』
「ぎゃあああああああ!!」
目の前にあいつら 出現。
あいつらとは?
つまり、サンダー、レイニー
「サンダー」
「お!クラウディ!生きてたんだ!つまんねーなぁ」
「サンダー、宙に舞ってレイニー抑えて。」
「えぇー。メンドクセーなぁまーしゃーないな」
よっとサンダーは宙で翻りレイニーを背後で抑えた。
「離して!!」
レイニーは抵抗する。
「よいっしょっ」
クラウディは 飛び上がると、暴れているレイニーの目の前に立つと
レイニーがクラウディを見上げる。
「助けて・・・」
か細い声でレイニーが言う。
クラウディはいつの間にか持っていた ナイフを一本ずつレイニーの頭に刺してゆく
「あ゛ああああああああああぁぁぁ!!」
「耳いてーよ」
サンダーが突っ込む。
全部ナイフがレイニーの頭に刺さった時、サンダーが手を離しレイニーが
倒れるバタンッと。
「さて!移動しようか―レイニーは僕が担いでくよ」
クラウディはレイニーをおんぶすると、体中から血が
『ぼた・・・』
「無理すんな」
「おいらにレイニーかせ」
とりあえず、サンダーの家?
「家なんかよく持ってるな」
スカイが意外だなーという口調で周りを見渡していました。レイニーはベット
に寝かせ、クラウディが付き添っている。
「お前は 心配しないのか?」
サンダーはスカイにそうゆうと、スカイはサンダーの方に向いて、
「だって 俺は関係ない。」
そう透かして言うと、また 家を見ていた。
「そか」
サンダーはそう短く返した。ドアが開き、包帯まみれのクラウディが出てきた。その目は 病んではいなかった むしろ明るかった。
「何か、よくわからない人から 眼ー貰ったー」
クラウディは、紅い眼球を、はめて笑っていた。くるっと舞うと スッと
スカイの目の前に来た。右目、つまり、赤目の方をべっと出し
「似合う?似合うよね!あははははははははははははははっ」
(何か怖い・・・)
という、サンダーとスカイの心境でしたw
面白くない展開ですいません!
でも、もうすぐ終わりますので・・・
閲覧有難う御座いました!