第三章。悲劇的な?。
これは、ちょっと。
前回も予告しましたが この話はちょっとショッキングかなと思います。
※カオスが増して来ました
「あ、正直お前に興味ないから心配すんな!殺すとか思ってねぇし。そんな事
思う奴あいつしかいねぇし。人生楽しく行こうぜ!」
サンダーがそう言うとスカイは安心した。そして訊いた。
「何で俺を呼び止めた?」
「いやー。レイニーと旅がしたいから、どうすればできるかな?って あ。」
サンダーが 空を見上げた。雨がやんだ。。。。。
「二人はバラバラになったのかな?それとも遠くへ行っちゃったかな?」
その頃。レイニー。
「待って!クラウディ!」
レイニーは走っている。段々クラウディが離れて行く。レイニーは雨が
徐々に 止んでいる事に気が付かないまま闇雲に走る。その目は涙目
だった。レイニーは 発狂した。我を忘れた。足をピタっと止め、
袖をめくる。うっすらと白い透き通った手首を見るなり、いつの間にか
持っていた、青いナイフで手首にさした。その手首はいつも クラウディが
手をつなごう合図に掴むところであった。手首からは血がダラっと出る。
「ああ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
レイニーは、次に頬を切り、腹、腕、足、、、、、色々な所を切った。
血の匂いでよってきた動物達をレイニーのせいで何が何だかわからない。
右目を潰した、、、、
何か様子がおかしい事に気づいた クラウディ、サンダー、スカイ。。。
一瞬で三人はバッと体の方向を変えた。三人は嫌な予感で鳥肌が立った。
クラウディが走りだした。その次にサンダー、スカイと続いた。
最初に着いたのは やはり、クラウディ。ぺたっと可愛く座り込んでいる
レイニーを見る。本当にレイニーなのかわからない位真っ赤。その周りには
得体のしれないものが真っ赤になってゴロゴロ転がっていた。心臓の様な
物も。レイニーを中心とした。メルヘンの物語のようだった。
赤黒く、右目がどうなっているか判らないレイニーを目にしたクラウディの
感じ取ったのは 気持ち悪さとかじゃない。もっと別の物だ。何故か
血の雨が降る。クラウディは黙ってレイニーの隣に座り込み、目をつぶって
顔を少し下に向けてにっこりした。
この仕草はいつもレイニーがやる仕草だ。
まぁ、大したことなかったですね。はい、すいません!
閲覧有難う御座いました!