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第九話 競り合う二人(キャプテン)(出雲駅伝編⑤)

(まさか、

こういう状況でエドワードと

マッチアップか!だが…

相手にとって不足なしだ!

キャプテンとして、エースとして

ここは勝ちに行く!!


ここで負けたら…

気合いをみせて

タスキを繋いでくれた一心に

顔向けできん!)


城西拓翼大学の石川涼介は、

今までにないほど、

レースに集中していた!


一方、山梨国際大学のキャプテン、

エドワード・シュナイダーもまた、

城西拓翼大学との対決に

闘志を燃やす!


(こっちは、部員100人の代表で、

出場しているんだ!たかだか、

総勢50人程度のチームのトップとは、

背負っているものが違うんだよ!


だから、城西拓翼大学!!

お前らには絶対に負けなられないんだ!)


出雲駅伝三区、

キャプテン同士の戦いの火蓋が

ここに切って落とされた!



第九話 競り合う二人キャプテン(出雲駅伝編⑤)



両者共に勝負をしたいが

そうゆうわけにはいかないと

考えるのが普通だろう。


なぜなら、両チームとも、

二区でブレーキとなり、

大幅に順位を落としているからだ。


まずは互いに協力してでも、

前方のチームを一つでも

追い抜くことが大切なのだ。


しかし…


二人とも、

協力し合う気など一切ない!


エドワードが出れば、

すぐに涼介が前に出る。


バチバチに火花を散らすがことく、

アツい勝負を繰り広げていき、


気づけば、並走しながら、

下位のチームをごぼう抜き!


そして、ついに、

10位のチームを視界に捉えていた。


残り2.5km。


ここで、エドワードが

前に出る時間が長くなる。


だが、その後ろには、

涼介がピッタリとついて離れない!


ラストスパートで

エドワードを抜き去るには、

これ以上ないほど、

よい位置をキープしているのだ。


この時、誰もが

涼介有利と思っていた。


しかし、両者は…。

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