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青い鳥の骨 1 6453字





◆




ピーマン「俺は野菜!野菜なんだ!噛めばそこそこ甘いし、緑が鮮やかだ!俺は最強の野菜だ!」

豚肉「ピーマン。俺とコラボしないか?一緒に青椒肉絲しょ…❤」

ピーマン「うるせぇあっち行け!」

豚肉「ひど」

生姜「よっす豚肉。一緒に生姜焼きしねー?」

豚肉「しょうがないにゃあ…ぃぃょ❤」




◆




怪人「セーーミッミンッミンッ!俺様は地獄の死刑囚・七年殺し!地面に仰向けの姿で失礼するっ!今から7年後俺様の子供が貴様ら人類を漆黒で染め地上へ羽ばたくだろう!!震えて眠るがいいセミぃ!最期になるが…一目両親に会いたかったセミ。看取りはいらんセミ。生きるも死ぬも独りだセミ…」カクッ




◆




その日…突如出現した巨大怪獣が俺を勤務ビルごと踏み潰した。こんなんで死ぬのか俺…?俺の死体が光に包まれる。『…私と融合するのだ。さあ手に取れ。掲げよ!』誰かに囁かれるまま手を伸ばす。目を開けると俺は巨大怪獣と融合しており瓦礫と化した勤務ビルの生き残りを俺は念入りに踏みつけた。




◆




着いてくれるな列車の終点。恋の電車は鈍行で。たまに急行。ときどき故障。それでも続くよどこまでも。だってこの線。環状線。ぐるっと一周まわってきては。じゃあ放課後ね。と手を振り別れる。薄かった恋の手帳に新たに加わる1頁。今夜の手帳は厚くなるな…と。想像膨らむ電車なのでした。おわり




◆




…どこまで読んだ?私の手帳…。セーラー服が尋ねれば。最初のとこだけ!ホントだよっ!?焦って答えるルーソーコギャル。…表紙を捲って始めの一行。そこには確かにこうあった。『ずっとずっと大好きな…ルーズソックスのあの人へ』ふたり寄り添い体重預け。恋人つなぎで温度を交わす。




◆




セーラー服のお嬢さん。いつもの駅で降り忘れ。ふたり無言で電車に揺られ。あのっ!あたし、次だから…。ルーソをもじもじ。口を開けば。だめっ!お願い。降りないで…。セーラー服が口を開いて。きゅっと手を取る。握り締める。結局ふたりは降り損ね。空いた長椅子並んで座れば。恋の終電。出発進行。




◆




明日なんつって渡せばいいの…!?頭がぐるぐる目が回る。油断してると手帳を落とす。落ちた拍子に開いた表紙。そこには赤裸々。恋の日記。マズい〜!見ちゃったどうしよぅ…。翌朝。ゴメン!見ちゃいました。頭を下げて手帳を返す。セーラー服の娘さん。顔がみるみる真っ赤っ赤。




◆




通学列車でよく見るあの娘。セーラー服が涼やかで。吊り輪に揺すられ読書をしては。おっきな駅で降りていく。あの娘が通うは名門女子高。ミニスカルーソのあたしとは。月とスッポン不釣り合い。ある日落とした綺麗な手帳。教えたくとも扉は閉まり。ドキドキしながら持ち帰る。開けてはいけない乙女の秘密。




◆




怪人「カァーーニッニッニッ!俺様は屍肉喰らいのデス=タラバ!これから貴様ら人類を皆殺しにする前に美味しい北海の幸を腹一杯食わせてやるカニ。…。在庫が無いから今から獲ってきてやるカニ。俺様が生きて帰れるかは五分五分だが失敗した場合は…ほれ。カニ専門店の割引券やるから行くといいカニ」




◆




怪人「スリーヘルッルッルッ!俺様は地獄の番人・スリーヘル!!靴底!消しゴム!人の心ォ!!いつの間にか擦り減る3つは俺様の仕業だヘルーーッ!これから貴様ら人類に更なる地獄を見せる前に忠告があるヘル。人の心は地獄ヘル。戦争見てれば分かるヘル。人間と無理して仲良くする必要はないヘル」




◆




怪人「スマァーホッホッホッ!聞けい世界よ!俺様はスマホを爆弾にして人類を抹殺する悪の幹部デスボマー!この爆弾は歩きスマホで作動する!助かりたくば危険な歩きスマホを控えるがいいボマーー!」


怪人「今朝…通勤中に近くの人が爆死したボマ。あれほど警告したボマ。お願いだからやめるボマ」




◆




簡単な設定




◆




全裸捜査術

探偵が警官時代に会得した独自の捜査法。服を脱ぎ身体に余計な物を身に着けないことで五感を研ぎ澄まし常人を超越した感覚で現場に残る痕跡を探り犯人へと迫る。逮捕に目覚ましく貢献したもののやはり警察組織の理解は得られず異動の原因になった。唯一理解者は同期の親友のみであった。




◆




何も知らない秘書は探偵のお嫁さんになるつもりでいる。(本当は全てを知っている、探偵の引退を止めたい)




◆




秘書が私立女子校中退後、探偵は正式に秘書として採用。

秘書の母は人目を忍び度々事務所に金を渡しに訪れる。(探偵と連絡を取り、娘の不在を見計らって)(探偵とは何も無い)

探偵は自分が得た知識を秘書に授けて早隠居、事務所を軌道に乗せてから秘書に譲るつもりでいる。(援助を断ち切りたい)




◆




親友に第一子誕生。(後の秘書)

探偵が警察を去り興信所を開業。

親友が組織的犯罪の怨恨により殉職。

親友の妻が幼い秘書を連れ探偵に接近。探偵は拒否。別の男性(警察関係者)を紹介し妻はその男性と再婚。子を設ける。

家に居場所がない秘書が探偵事務所への出入りを繰り返す。




◆




探偵と親友は警察学校の同期。競い合う中友情が芽生える。(探偵にはそれ以上の感情)

配属後、能力で差が付き始める。親友が出世コースに乗る。

一人の女性を取り合う。親友と女性が結婚。探偵は素直に祝福できない。

探偵の捜査手法(全裸)が問題視され遺失物係に異動。(事実上の左遷)




◆




失くし物探偵社




◆




──「そういえば。…所長の失くし物って、何ですか?」


「失くしちゃったよ、そんな物」


「失くし物を、失くした…? クスッ❤ それって、『手に入れた』って事ですか?」


「……仕事だぞ、秘書くん」


「はーい❤」


「…依頼を聞こうか。こちら、失くし物・探偵事務所」──




◆




探偵「…さて。我々の目的は別にある。鬼が出るか蛇が出るか…」

秘書「信じましょう、依頼人を…!」ぎゅっ!

探偵「…」  ………ぎゅぅ

秘書「……❤」 ぎゅーー


依頼主「…あった!あったぞーーっ!ワシの母ちゃんが!夜鍋して、縫ってくれた……! My 雑巾…!!」




◆




探偵「ご覧。皆の嬉しそうな顔。手放す前は他愛ない荒物も、歳月過ぎれば玉へと変わる。失ったのは時間に非ず。もう会えない人との記憶が物には凝縮される。…違うな。脳が刻んだ思い出に時が蓋をする。それを開く扉の鍵が物なんだ」

秘書「詩人ですね。所長、作家になれますよ」

探偵「私は探偵さ」




◆




──タイムカプセル開封当日。

秘書「…第一発見は依頼主の手柄になるんですね。なんか…社会を知っちゃった気持ちです」

探偵「それが探偵稼業だよ。我々は黒子。影で働き褒められる事はない。嫌なら他所を紹介しようか?」

秘書「水臭いです、所長。やめられないの知ってるくせに」

探偵「ふふ」




◆




秘書「…迷惑でした?」

探偵「…。…いや。ただ…接吻は初めてなもので…」

秘書「私もです❤」チュッ

探偵「…くぅ!済まんっ」どくっどくっどくっ…

秘書「…❤」


秘書「熱いんですね❤射精って…❤」

探偵「…所長失格だ」

秘書「いいんです。ここで見た事忘れます」

探偵「すまない…」




◆




秘書「しょちょぉ……❤」

探偵「…私に出来るのはここまでだ。後は自ら学びなさい。君は既に立派なレディーなのだから」

秘書「…臆病者の言い訳にしか聞こえません」

探偵「若い頃。私は全てが欲しかった。我慢を知らずに歳だけ取り、友も恋も失った。もう過ちを犯したくな…」

秘書「チュッ❤」




◆




秘書「いやあああああああああああ!!!!!」


ギュウウウ

探偵「ハハハ。秘書くん。苦しいよ…」

秘書「所長所長所長っっ!!!」ぎゅうう

探偵「ハハ。その辺にしとき給」

秘書「抱いて下さい所長!抱き締めて離さないでっ…!」

探偵「…」


探偵「………困った娘だ」ギュッ

秘書「!」




◆




秘書「ところで…。さっきの不気味な男。何者でしょう?」

探偵「…あれか。純粋な科学的好奇心で訊いたのかね?」

秘書「ムッ。稚児扱いは止めて下さい。私今年で16です!」

探偵「…うん。…この集落の駐在員は30年前から不在でね。彼は勤勉すぎたのだろう」

秘書「それって」

探偵「幽霊」




◆




探偵「危機は去ったよ、秘書くん」

秘書「…今がその危機な気がしますけど」

探偵「大丈夫。私は紳士だ。我々が裸の男女だろうとも。私は君を襲いはしない」

秘書「先程から所長の男根が私の鼠蹊部を突いてますけど…」

探偵「大事な親友の愛娘を傷物にする訳がない」

秘書(所長の意気地なし…)




◆




探偵(秘書くん、伏せ給へ!)

秘書(怖い怖いこわい!見られちゃう!…からだ動かない…もうだめ!)

探偵「秘書くんッ!」ガバッ

駐在「どこだ〜餓鬼共〜隠れてないで〜出ておいで〜…。……。………。」




秘書(…。うぅん……しょ…ちょー?)

探偵「気が付いたかな」

秘書「顔近っ!」





◆




?「誰かいるのか!?」

探偵・秘書「!!!」

?「本官を驚かそうとしても、そうはいかんぞ!」

秘書(しょっしょしょ、所長〜〜!!)

探偵(あの灯りは…駐在員?…いや…しかし…)

駐在「今から本官がぁ〜貴様らを〜」

秘書(だめっ!…見つかっちゃう!裸で外歩いてるの…見られちゃう!)




◆




秘書「地下壕を確認しなくていいんですか?」

探偵「うむ。この暗さでは危ないし、働いて疲れた。私も歳だな。何より…秘書くん。君の名推理を信じる。…上出来だ。宿に帰ろう。今宵は祝杯だ」

秘書「私まだ飲めないんですけどー…(ハッワワヮ!しょっしょッ所長に褒められたーーーーッ❤❤❤)」




◆




秘書「探偵事務所の蔵書で読んだ事があります。戦時中は尋常小学校に防空壕が掘られたと。戦後は埋められたり蓋をして校庭として使われた。もしタイムカプセルを埋めるのなら、新しく穴を掘るよりも、既存の地下空間を利用するのでは…と」

探偵「…秘書くん、良い推理だ。…君のお父上を思い出すよ」




◆




探偵「これは…おびただしい尿量」

秘書「あーとーをー見ーてーー!!!」

探偵「跡…?水は高きより低きに流る。迸る乙女の尿は地を削り川を生し湖に注…。…!?」

秘書「聞こえますか?水の滴り落ちる音…」

探偵「我々が立っているこの地下は単なる草っ原ではなく…」

秘書「…そう。地下室」




◆




秘書「…ここです」

探偵「現場は荒らしてないね?さて…。仄かに香るアンモニア臭。臭気の強度から時間はあまり経ってない。スンスン…?ペロッ。犯人は今日の食事によもぎ餅を摂っている。尿に混じる独特のフレーバ」

秘書「そうじゃありません!水の跡を辿って下さい!!」

探偵「ライトをくれ」




◆




探偵「随分長かったね」

秘書「…色々ありまして。死体は埋め戻せました?」

探偵「うむ。この件が済み次第、速やかに通報するとしよう」

秘書「所長」

探偵「うん?」

秘書「私のおしっこ、見て貰えます?」

探偵「…私は君に変態になれと教えたつもりは」

秘書「あっ違!そういう意味でわ!」




◆




秘書「ハァ…本気になって損した。でもこれが所長の仰った、死の淵の突破力なんですね。『誠の探偵は己が頭脳と肉体のみで全を導く』…所長が全裸で捜査させる意味、分かった気がします。…早く戻らなきゃ。おしっこ…少し漏れちゃってた…❤」

音の正体「にゃー。…一皮むけたようだね、秘書くん」




◆




秘書(落ち着け私。冷静沈着に情報を整理するの。ここは山奥の限界集落。都市とは違い人間の可能性は限りなくゼロ。あるのは野生動物。熊?猿?猪?そんなに大きい音じゃない。せいぜい中型犬以下の夜行性の動物。なら確率が高いのは──!)

音の正体「にゃーん」

秘書「なんだ猫か…」




◆




ガサガサッ!ガサッ

秘書「…誰!?」

カサ…カサッ

秘書(怖い…!動けない!助けて所長っ!…声も、出ない…!?所長…!ぐすっ…助けて…っ…)

脳内所長『秘書くん落ち着き給へ。君の真価は窮地に陥った時に輝く。恐怖を飼い慣らし感覚を研ぎ澄ませるのだ。君を愛している。好きだ。子供を作』




◆




秘書「所長〜。そこにいて下さいね〜!(でも音は聞かないで…)」

リーリー♪カーッカーッ。

秘書(うぅ出ない…しゃがむと草が刺さって…。両手を付いて片足開けばしやすいかな?ワンちゃんみたいに…チョロロロ…あ❤…気持ちい❤…シャアァァァ…シィウゥゥゥ…多い…❤とめられないよぉぉ…❤)




◆




秘書「…人骨ですね」

探偵「…だな。頭部に打撃痕。性別は女性。状態からして数年以内の仏だ」

秘書「埋蔵金…」

探偵「見なかった事にしよう!」ザッ

秘書「…所長。おしっこしたくなっちゃいました」

探偵「悪いが、その辺で済ませてくれ」

秘書(深夜で野外で全裸で首輪でおしっこなんて…)




◆




秘書「ハッハッ❤ここ掘れワンワン❤(いいや適当で…)」

探偵「でかしたポチ号。後は任せなさい」ザクッ

秘書「…所長。お忙しいなか恐縮ですが、私の裸…どう思います?」

探偵「君は、亡き親友の忘れ形見。それ以上でも以下でもない」

秘書「勃起して言う台詞ですか?」

探偵「…出たぞ!」




◆




探偵「どうかね秘書くん」クイッ

秘書「首輪ひっぱらないで下さい。蚊が凄いです」

探偵「全裸だからね我々は。君の超人的嗅覚で保ってる興信所だ。奮い給へ」

秘書「馬鹿馬鹿しい。帰ります」

探偵「やれやれ。ここかね君のやる気スイッチは?胸のポッチをポチッとな」

秘書「わふーうぅぅん❤」




◆




探偵「…とはいえ限界集落の廃校。当時の関係者は不明。さて…」

秘書「埋蔵金の一部を貰えなきゃ断る案件でした」

探偵「地道に掘るか。秘書くん、裸になりなさい」ファサッ

秘書「…所長。私これイヤです…」シュルッ

探偵「名犬ポチと捜査官、出動だ!」

秘書「露出狂っていうんです、これ…」




◆




──ここは失くし物の探偵所。

客「半世紀前に小学校の敷地に埋めたタイムカプセルを見つけて頂きたい!」

探偵「他あたって」

秘書「所長ちゃんと仕事して下さーい。お茶どうぞ」ニコッ

客「実は…埋蔵金のありかを記した地図がカプセルに…」

探偵「すばらしい依頼者様!是非弊社にお任せを!」




◆




女子「スーハー❤すぅはぁ❤りむちゃん様…苦しっ…❤」

りむ「…駄目だよサドルが喋っちゃ。鼻息くすぐったいよ?ちゃんと息止めてね」ギュウゥ

女子(ふぐふぐッ…❤)

りむ「優しい人だと思ったのに。本当は毎日私の股間を嗅いでた変態だったんだね。変態は私の股間で窒息して死んでね」グイィィ




◆




──運命の出会いを果たした二人の少女。順調に交際を重ね、やがて片方は尻に敷かれ始めたという──。


りむ「あれ…?私の自転車のサドル盗まれちゃってる…困ったな…」

女子「はいはーいっ!りむちゃん様、ご心配なくっ!何を隠そうこの私。実はサドルに変身できる能力者」




◆




女医「あなたはこの娘の下敷きになり命を救ったんですよ、全裸で」

りむ「大丈夫ですか!?私を助けてくれて本当に感謝します…。でもどうして全裸で?」

女子(マズイッ私が自転車のサドルに変身してりむちゃんの股布すはすはしてたってバレちゃう…!)「えーと…あの…実は私、未来からきた猫型」




◆




ボヨヨ〜ン

りむ「どこにも怪我してない…?もしや、あなたが助けてくれた…?」

女子「…無事で良かった。りむちゃ…ん……グフゥ」

ピーポーピーポー

女子(あぁ、そうか…私、死んだのか。サドルに化けて死ぬなんて…ネ。お願い女神様。来世はりむちゃんのぱんつに転生)

りむ「先生!目が!」




◆




りむ「今日も自転車通学♪」

サドルに擬態しすぎると元の姿に戻れなくなる女子高生(…りむちゃんゴメン…私もう人に戻れない。りむちゃんの発育を乗せた日々…私の宝物だょ…。あの日…りむちゃんの自転車のサドルを盗んで…本当に良か)

りむ「きゃあ段差!?」キキーッ

サドル女子「あぶない!」




◆




大人になった少年「ハイお口開けてーー?」キュイィィイ

こども「ギャ゛ア゛ア゛ア゛!!」




◆




虫歯に改造手術を施され復讐を誓う少年。怪人の魔手から愛するママを救うべくこの後、孤独な敗者復活戦が火蓋を切る。しかし少年は気付かない。憎っくき怪人と同じ人生を歩み始めている事に…




◆




怪人「ハーーイッシャッシャ!俺様は悪の手先・牛ドリル!この光速回転する角で貴様の奥歯を削り取ってやるでドリルーー!」キュイィィ

少年「ギャアアア!マ゛マ゛ー!!」

ママ(耐えて…!うしおチャン…今は辛くともきっといい思い出に変わるからっ…(怪人とママの鼻に光るお揃いの鼻輪)

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