VTuberに応募する不遇ショタ
やっと優斗くんが応募します。
どんどんと応募用紙に、情報を書き込んでいく。
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①名前:真城優斗
②性別:男
③応募理由:新しい道を踏み出したい!!
④年齢:20歳
⑤どのような活動をしたいか:ゲーム(色々)、雑談
⑥活動目標:みんなを笑顔にしたい
⑦長所:ポジティブ、発想力、話上手、歌できます
⑧その他:入りたいです!!お願いします
⑨住所:東京都赤井区8-12-7
⑩電話番号:080-99xx-xxxx
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「はぁ、どうか受かっていますように!」
僕は今までの運をすべて使う思いで、ポストに入れた。
???「あの~、すいません」
僕はふっと振り向いた。
そこにいたのは美男美女とも言える、国宝級にもなれるだろう顔を持つ男女二人だった。
???「おいっ、いきなり子供に話しかけんなよ」
???「大丈夫よ。
ねぇぼく、このお店知らない?」
二人の顔に見惚れていた僕は女の人の声でハッとした。
「ここから3つ目の角を左に曲がって、そのまま進む
と右手に見えますよ。」
僕は少し緊張しながら、目的地を教えた。
???「えっ、ぼく小さいのにそんなしっかり
できるなんて偉いね〜」
???「ホントなー」
???「この男はまだできないっていうのに」
???「あぁん?目ぇ節穴かよ」
んっ?今また僕間違われた?
訂正しなきゃ!これ以上僕の心はもたない
「あのっ」
???「どうしたの?」
「僕もう20歳なんですけど…」
???「流石にそれは無理がありすぎるぜ、坊主。」
「これ産まれた年書いてあるやつです…」
???「......」
???「えっーーーーーー」
応募用紙は自分の妄想です。
東京は実在しますが架空の都市にしました。
身分証明書を他人に見せるわけないので少しオブラートに包みました
・誤字脱字
・改善すべきところ
是非指摘していただけると幸いです。