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Prologue
はじめまして、冬ぎつねと申します。初小説投稿なので、何かと至らない点が多いと思いますが、温かい目で見てもらえると幸いです。よろしくおねがいします。
「ふぁ~〜」
先日成人になったとは思えない、高く幼げな声が部屋に響きわたる。
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身長156cm、茶色っ気のあるふわふわな髪からピョコッ と寝癖がはねている。
顔は人々を魅了するはずだが、その風体とオーラでは恋愛対象になることはなかった。
成人式の日に高校から好きだった女の子に告白したが
「確かに友達としては好きだけど恋人はないかな…」
と、断られてしまっていたのだ。
そんな男の子が、今日も気だるそうにベッドから起き上がった。
・誤字脱字
・改善すべきところ
是非指摘して頂けると幸いです