9830 トラスコ中山 優待廃止へ
誤字脱字、加筆修正しました。
9830 トラスコ中山
長年優待優良銘柄として人気を誇ったトラスコ中山ですが、優待廃止となりました。
廃止の理由が、昨年の優待が約40000人、今年は約50000人と人数が増え、費用が嵩むので株主優待止めますという内容。尚、この会社の業績はそれほどコロナの影響はなく、利益100億、優待費用2.5億くらい。
何が怖いって、実体経済と大幅に乖離している株価の中(バブル株価)で優待廃止というのはやっぱり始まるんだなと。
業績悪化→→→国主導の無理な借入→→→実質ゾンビ企業
が量産されていく中、株価は上がりますと。
航空関係で1兆円借りる予定の会社がありますが、返済に何年何十年かかるのかわからないので、勝手にゾンビ企業って呼びます。
この状態で①優待出します②配当出します。とか普通に考えればちょっと何言ってるのか理解できない。アメリカがフェイスブックやアップルでコロナ渦でも売上伸ばしてる中、日本はそんな企業ないのに日銀砲は終わらないと。
すかいらーくで言えば、1-6月で189億円の赤字を出しており(昨年は+53億)、7月以降も経営は厳しいですが80億円を超える株主優待は継続しますと。そしてヤフオクで株主優待が転売されると。
まぁ、優待の実質費用が30%だとしても24億円ですね。
株価がバブルじゃなければ、株価半分になったので優待内容も半分で。
という事で株主も納得してくれそうですけど、こんな状況でなぜ株式投資をするのかよくわからないなと思いました。
でもバブルってきっとそういう物だからみんな投資するんでしょうね。
実体経済とは関係ない!!これからも上がるぞ!!みたいな。
逃げ遅れなければいいじゃん。それまで投資しちゃおうよ?的な感じでしょうか。
やばくなったらさっさと逃げれば良い。株価下がったなと感じた時にナンピン買いをしてしまうかどうかで運命が分かれるんでしょうね。
上下に株価が揺れ動く中、ナンピンが何回か成功し、株価下がっても【またきっと戻るさ】と含み損のままにしてる→→→バブル崩壊で大打撃。これが昔のバブルのイメージ。
損切ライン明確にしてても、そこまでにある程度利益確保しておかないと、きっと損切りできなくて失敗する。怖くて手が出せない。
こういう所で大立ち回りを出来る人がきっと金持ちになるんでしょうね。私は小金持ちしか目指してませんで株価が大きく下がるの待ってます。
ジェイリースも284円で買って380円で売ったけど、今や545円。
残してた100株をみると91%上がって+26100円。売らずに600株のままだったら+15万だけど、+4.5万くらいの利益でも十分満足です。ユーザベースもガチホしてたら+20万くらいでしたが、無理です。怖いから。保有時の「いつ売ればい良いのか」というストレスに耐え切れません。
現在、クロス以外の取引はお休みしてます。