最も新しい神話
初の投稿です。
よろしくお願いします。
素人なので、温かい目で読んで頂けると嬉しいです。
あらすじまで進むのに何話か、かかります。
冒険者ギルドから出てきた少年は鼻歌混じりにスキップをしながら自身の小屋へと向かった。
「さ~て、依頼も終えたし、ポーション制作だ!」
※※※※
ポーション。
それは、大陸中の冒険者に最も必要とされる物だ。
だが、それは大量生産しても数が追いつかず、効果もどれも全く同じで高い。
故に、ポーションの価格は必然的に高くなる。
そのため、ある程度稼ぐことが出来る職業である冒険者は渋々でも購入するが、生活するのに精一杯な一般市民には中々に買うことができない。
──では、仮にだ。そのポーションが無限にあったとしよう。
そのポーションを安く売るならどうなるだろう?
これは個人的な予想になるが、その町のポーションの販売権は安く売った人が独占状態に。
さらにその資金を使って他の大国に店舗を構える。
するとどうだろう。
またしてもポーションの販売権を独占状態になる。
その資金があれば、世界を財力での支配も夢ではなくなる。
そしてそれは、瞬く間にと神話なって語られるようになるだろう。
では、僕は最も新しい神話を語り始めるとしよう。
────『ある日、一つの小さな小屋にて』と。
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