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新フェルマーの最終定理の証明  作者: かなえる
4/5

フェルマーの最終定理の別の証明

P^Pの場合の別の証明と

新フェルマーの最終定理の証明を一つにまとめました。

3 以上の自然数 n について、

x^n + y^n = z^n となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない、

という定理の証明。


◎奇数(素数)の場合


奇数は、全部、素数の倍数になっているので、

素数の場合だけ、証明すればいいので。


(A^Pは、AのP乗という意味)


フェルマーの小定理より

Pを素数とするとき、

α^P - α ≡ 0 (mod P)

(ただし、αとPは、互いに素、つまり、p を素数とし、α を p の倍数でない整数とする)


nが素数のとき

n = P として

x^n + y^n = z^n を変形すると


X^P + Y^P = Z^P を変形して下の式のように変形する。


X^P - X + Y^P - Y  + X + Y = Z^P - Z + Z


フェルマーの小定理より、

Pが素数の場合、

α^P - α の形のものは、Pで割り切れるので

Pの倍数になる。

(ただし、αとPは、互いに素、つまり、p を素数とし、α を p の倍数でない整数とする)


ゆえに

X^P - X = PA , Y^P - Y = PB , Z^P - Z = PC とおくと、


PA+PB+X+Y = PC + Z


P(A+B-C) = Z -X -Y


A+B-C = Z/P -X/P -Y/P




フェルマーの小定理より

X≠P,Y≠P,Z≠pで、XもYもZもPの倍数ではない。

ゆえに

(A、B、Cは、自然数なので、(Z -X -Y)がPで割れないと 自然数にならないので、

式が成り立たない。)



3 以上の自然数 n について、

x^n + y^n = z^n となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない、

という定理の証明。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


◎P^Pの場合


P^P の場合は、

フェルマーの小定理は、あてはまらない。


(Pは、素数。P^Pは、PのP乗という意味。)


なので、

X^P、Y^P、Z^Pが、P^Pの形の場合も

3 以上の自然数 n について、

x^n + y^n = z^n となる自然数の組 (x, y, z) は存在しないことを

証明する必要がある。



●3^3の場合


3^3=27


4^3 - 3^3 =37 > 27

2^3 + 2^3 =16 < 27


●4^4の場合


4^4 = 256


5^4 - 4^4 = 369 > 256

3^4 + 3^4 = 162 < 256



●5^5の場合


5^5 = 3125


6^5 - 5^5 = 4651 > 3125

4^5 + 4^5 = 2048 < 3125




ゆえに


X^P、Y^P、Z^Pのどれかが、P^Pの形の場合

x^n + y^n = z^nの式は成り立たない。


しかも

Pが大きくなるにしたがって、

P^Pより 大きい場合の最小の差も

P^Pより 小さい場合の最小の差も 大きくなっている

(差に +1して (P+1)をかけても 次の差のほうが大きい)



X^P、Y^P、Z^Pのどれかが

P^Pの場合

3 以上の自然数 n について、

x^n + y^n = z^n となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



◎nが、偶数の場合



フェルマー自身が、n=4のときの証明をしていて、

偶数については、


3 以上の自然数 n について、

x^n + y^n = z^n となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない。

証明されている。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ゆえに

奇数でも偶数でも


3 以上の自然数 n について、

x^n + y^n = z^n となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない、

証明できました。

© june 2017 かなえる(ニックネーム)


前の証明は、間違っていましたが、

今度は、大丈夫だと思います。


証明が、あっている場合も

間違っている場合も

コメントで、ご指摘いただけると、助かります。

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