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遺書10、11、12

 そろそろ自分のやる気、遺書を書く気と言うのが疑わしくなってしまう。

 だが遺書の完成を疑う者は永遠の苦しみを味わう。

 遺書と和解せよ。


 おれは気合いを入れて半紙と向き合う。


***



 大体、最近の遺書はなっちゃいない。

 丸文字だのなんだのと怠惰が過ぎる。

 遺書って言うのはもっとこう、殺伐としているべきだと思う。


 そんな訳で遺書警察だの遺書のマナー講師をしてまたひと儲けしたが、近頃は遺族に逆恨みされてどこかで殺されるかも知れないなと思う。

 それでは遺書をかけない。


***



 遺書を書き始めたものの、半紙に毛筆だと誤字脱字の度にいちから書き直しなので悲しい。

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