キヅキの記録
『今は昔、夢路の逢瀬を記すものありけり』
小さいころ、不思議な夢を見ては家族に語ることが大好きだった少女・珠凪は、ある出来事から、人との関わりを疎かにするようになってしまった。
高校二年生の初秋、再び『夢』を訪れた彼女を待っていたのは、無人の街と白い巨塔、そして、それらが無残に焼け落ちる”悪夢”だった。夢と現実、過去と今、歴史の彼方より受け継がれる”約束”の物語を、ここに結び記す。
小さいころ、不思議な夢を見ては家族に語ることが大好きだった少女・珠凪は、ある出来事から、人との関わりを疎かにするようになってしまった。
高校二年生の初秋、再び『夢』を訪れた彼女を待っていたのは、無人の街と白い巨塔、そして、それらが無残に焼け落ちる”悪夢”だった。夢と現実、過去と今、歴史の彼方より受け継がれる”約束”の物語を、ここに結び記す。
序「夢路の街」
2025/08/24 12:44
一日目『朝の出来事』
2025/08/24 14:53