『設定』の『開示』
主要人物には「ステータス」という『本編には絶対に登場しない設定』を設けており、これを基にして『戦闘結果』を決めたり『戦闘描写』を考えたりしています。
これから主人公である「ソラ」君のステータスで説明します。
『ソラ・ヒュウル。
攻「E」守「E」速「E++」精神「F+」魔力「S++」風の加護「X」』
『攻』は攻撃力。戦闘技術、肉体の力。魔法攻撃力も含む場合がある。武器等での加算は無し。
『守』は防御力。防御技術、肉体の耐久力。魔法防御力も含む場合がある。防具等での加算は無し。
『速』は敏捷、反射神経等、肉体的な速さ。魔法での強化値も含む場合がある。速度を強化する特殊な道具等での加算は無し。
上記3つは魔法での強化値を基本的に含まないものとする。
ただし『魔法使い』のみは魔法での強化値等が含まれている評価で表記する。
『精神』は文字通りの精神力です。ほぼ死にステータスのため無視を推奨。
死にステータスとは言いましたが、これが低い場合『即死』する可能性があります。
『魔力』は言葉のままです。魔力は「質」と「量」の値で『評価』が決まります。
「質」は鍛えれば伸びますが、鍛えなければ劣化します。
「量」は生まれつき決まっていて増減しません。
魔力の「質」が良ければ少量の魔力で「高い効果」の魔法が使えます。
魔力の「質」が悪ければ多量の魔力で「高い効果」の魔法が使えます。
ステータス評価「ランク」についての説明。
「上」X→S→A→B→C→D→E→F「下」
これが「ランク」の詳細設定です。
Xが一番上の「天井・上限・限界」で、Fが一番下の「下限・底値」です。
「X」の評価は「特別」であり、基本的には「S+++」が「頭打ち」となります。
このプラス記号は「B〜A」の間を「0〜100」として「25」毎に「+」が一つ増える、加えられるというわけです。
例えば「B+++」だとすれば「B(75〜99)」ということです。この「99」が「100」になれば「B→A」になります。
「F」はこれに加えて「−」マイナス評価が付く場合があります。
ステータス「F」以下の場合は全て「F−」という評価になります。これは人間基準で力が全くない場合です。例えば『アリ』などです。
大人の基本ステータスは「F」です。
『このステータスは仮の設定だと思ってください。
数値で「絶対」に勝負が決まるわけではありません』
+ + +
追記。武器ランクの設定も開示します。
武器や防具等にも『ランク』が存在しています。
例
「鉄の剣」性能F 希少F ランク『F』
武器ランクとは『性能』と『希少性』の『総合的な評価』を示したものとなっております。性能、希少、その両方が『F』の場合、総合値は『F』の評価となります。性能『E』希少『F』で、そこに中間がない場合は、高い方に総合が引っ張られます。
例「鉄の剣」性能『E』希少『F』総合ランク『E』です。
性能『D』希少『F』の場合は、中間を取った場合は『E』という評価になります。
これにて、裏設定である『ステータス・武器ランク』の開示は以上となります。
* ここから先は『本編に登場する設定』である『魔法』についてです *
『魔法』とは自己から受け取った『明確な現象のイメージ』をスキャンした『脳』が生成した『魔法式(魔法の方式)』に『魔力』というエネルギーを通すことで発動できる、生命外超能力の総称である。
以下、用語の簡潔な説明。
『魔法式』→脳が自己から受け取った明確な現象のイメージをスキャンして、それを実現するために半自動的に生成した方式。魔法の回路とも呼ばれる。
『魔法印』→脳が魔法発動のために作り出した魔法式を『物体化』させたもの。これにより、魔法それ自体を武器等で発動することが可能になった。
まさに人類の叡智の結晶的な存在。
魔法印自体に魔力を生成する機構は備わっていないため、物体に刻まれた魔法印で魔法を発動するためには、外部の魔力の消費が必要となる。
『魔法発動の成功例』→魔法式を生成する際に使用された現象のイメージが、確かなもの(夢想・空想の類ではない)であった場合、それの燃料となる魔力を通す・流すことによって魔法は形となり、発動することができる。イメージが綿密でなくとも発動可能。
『魔法発動の失敗例』→魔法式を生成する際に使用された現象のイメージが、不確かなもの(夢想・空想の類である)であった場合、それの燃料となる魔力を通して・流したとしても、それは明確な形をなすことはなく、魔法は発動・実現することがない。
2. 魔法発動の補足説明。
『炎』は食材を焼くときに目にすることがあるだろう。手で触れられないほど熱く、焚べれば大抵のものは燃えて灰になってしまう。
『水』の味は知っているはず。その感触も、触れれば濡れるという結果も想像に容易い。故に魔法としての発動難易度が極端に低い。
なぜなら『当事象は既に知り尽くしているというレベルであり、想像が容易』だから。
『風』も外を出歩けば直ぐにでも感触を得られる。風に匂いはなく、風は触れられない。けれどそこにある、掴みどころがない自然現象。そのイメージは容易だろう。
だが『雷』はどうだろう? 撃たれたことは無い者がほとんどだ。触れたこともない。あるのは轟音と明滅くらいではなかろうか。故に、どうなるかが分からない。
その感触も、匂いも、威力も、知らぬ者には全てが欠落している。故に、仮に発動できたとしても、外側だ。音と光だけ。だからこそ雷魔法を扱う者は極少数である。
知らないものは魔法式(回路)を生成できず、魔法として発動できない。
なら、知っていればどうだろうか?
現実、一度も雷に撃たれたことがない人間が、雷魔法を扱っていたりする。
なぜ経験の無い者が魔法発動という確かな結果を得られているのか。それは『雷に撃たれたら。そも雷と一体なんなのか』を研究し、末に明確な『理解』を得たからである。
それが『こうすればできるよね?』の『理論型魔法使い』
しかし魔法使いの中には一目にしただけで魔法を発動することができる者もいる。
例えば『人が使える魔法なら、自分もできるだろ、当たり前に』的な感じである。
それが『やればできるよね?』の『感覚型魔法使い』
感覚型2、理論型8。が魔法使いの割合で、感覚型は『天才肌』と言ってもいい。
故に、感覚型の魔法使いは理論型から妬み嫉みを向けられることがしばしばある。
しかし感覚型が魔法使いの中で『ヒエラルキー上位』かと言うと、そうでもない。
理論型の強みは『理解力』である。
目指し始めた『理想』へと辿り着くまでには悠久の如き探究が必須になってしまうものの、段階を踏んでいった果てに掴み取った『結果』は、始まりが見えないほどの場所まで進み来た『道程』に確と刻み続けた足跡は、皆が見て知るもののみを扱う感覚型には決して真似できない、得ることもできない、唯一無二の至宝であるからだ。
不可能を可能にすることこそが、理論型の特権。
可能を自由自在にすることこそ、感覚型の特権。
3.魔法の階位。
魔法には『下位』『中位』『上位』『極位』の四つの階位が存在している。
階位とは魔法の熟練度である。
熟練度が上がるごとに、魔法効果(威力・範囲等)の『上限』が上昇する。
下位の魔法が一つでも使えれば『三級の魔法使い』
中位の魔法が一つでも使えれば『二級の魔法使い』
上位の魔法が一つでも使えれば『一級の魔法使い』
極位の魔法が一つでも使えれば『零級の魔法使い』となる。
常人が『数十年以上』を賭けて至れる階位が『一級魔法使い』であり、ここが通常の『天井』と言えるだろう。
一級の九割超が理論型という事実こそ、魔法のイメージ依存が如実に現れた結果とも言える。
魔法の天賦を有する『才の極限』だけが至れる階位——それが『零級魔法使い』。そこへと至っている生存者は、世に指の数ほどしか存在していない。
4. 呪術について。
呪術とは、魔法と同じく『魔力』を燃料にして発動する能力の総称である。
その効力は『感覚の付与』がほとんど。
魔法は『イメージ』が重要なのに対し、呪術が『リアリティー』が必須。
しかも『マイナスのリアリティー』が。である。
例えば、全身を火で炙られた場合【アブリ・シャク】という呪術が使用可能となる。その効果は、焦熱感の付与。
被呪者に与えられる熱量(感覚だけ)は、術者が持つ具体的な感覚に比例する。焼死する一歩手前、その明瞭な感覚を持っている場合、呪術効果は同等のものとなる。
呪術の中には『感覚の付与』を応用し、強制的に『魔法の感覚』を与えてしまう、儀式魔法強制継承型の呪術も存在する。その例が『十種剣』。
魔法には実体があるのに対し、呪術には実体がない。
故に防御方法が著しく少なく(あるにはあるが使い手は極小数)、非常に驚異である。
呪術を強化するには『負の感覚の解像度』を上げる必要がある故に『呪術師』は自分自身に拷問を掛けたり、自傷したりして、比喩ではなく、かなり痛々しい見た目をしており、陽を避けるように上から下まで包み着ている外套に隠された体の内側は、浮かべているその狂気的な笑顔と乖離して『ボロボロ』という場合がほとんど……。
筆者からの一言。
「魔法の説明難しすぎ。変なところがあるかもしれません。というか『ある』と思ってます。できれば大目に見てほしいであります……」




