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王様の耳はロバの耳

作者: 海星

 もうダメだ。

 叫ばせて欲しい。

 今回は愚痴だ。

 読んでもらおうとは本気で思わない。


 お前らファンタジー好きだろ?。

 『ビリギャル』好きだろ?。

 『暴走族から予備校講師へ』好きだろ?。

 勉強しなかった地頭良いヤツが大学に入るサクセスストーリー好きだろ?。

 IQなんて一切無視だろ?。

 『IQ30だったのがIQ130に』とかそんな話じゃないだろ?。

 何だったら『ケーキを切れない不良少年』に出てくる、IQの低いケーキを4等分出来ないIQの低い子を大学に入れてみろよ。

 そうしたら認めてやるよ。


 私の職場の私でさえ一秒も勉強しないでも受かった介護福祉士の試験に五回連続落ちてる子を大学合格させてみろよ。


 普通免許のペーパー試験、20回連続で落ちてタイムアウトになって一から免許取り直さなきゃいけなくなった子を大学に入れてみろよ。


 私の予備校の古文の先生が『暴走族から予備校講師へ』書いた人だったんだよ。

 こんなの営業妨害かも知れないけど、昔テレビ番組でセンター試験を受けるって企画があったんだよ。

 現代文の採点者がいなかったんだ。

 その時採点したのが、『勉強しなくても毎回現代文だけは満点だった』っていう古文担当の『暴走族から予備校講師へ』の本を書いた人なんだよ。

 受かるべくして受かってるんだよ。

 別に元々バカだった訳じゃない。

 知識がなかっただけだ。


 ウチの職場の『火傷したんだって?』って聞いたら『そうなんですよ』って言いながらズボン脱いで火傷跡を見せてくれる女の子を大学に入れられるか?。


 親戚が家庭教師のバイトをしている。

 私と違ってそこそこ良い大学だ。

 今回、家庭教師先の子と会った。

 「どこがわかんないの?。」

 「・・・・・」

 「わからないなら『わからない』って言えよ!。」


 ちょっと待て。

 どこがわからないかもわからない。

 そんな重症な状態もわからんのか。

 というか『わからないという気持ちがわからない』ってお前、家庭教師失格だよ。

 『何にもわかんない』って事だよ。

 最初に戻ってどこまでわかってるのか確認すりゃ良いだろ?。

 自分が能無しなのに生徒を萎縮させてどうすんだよ?。


 わからんものはわからないんだよ。

 その子に合わせた上でどうしてもわからなかったら、そこは飛ばすんだよ。

 『わからない』で止まってられないだろ?。

 自分の無能さを棚に上げてイラついてんじゃねえ!。

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