表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

第3部

 あの一件以来、沙弥から色々相談されるようになった。

 圭介の好きなタイプとか、好きな食べ物とか、色々。


「お前自分で本人に訊けって」

 今日は近くのファミレスに呼び出された。


「人好きになったの初めてなんだもん、どうすればいいかわかんないじゃん。経験無いし」

「俺だって経験ねぇよ。わかることは圭介はモテるってことくらいだな」

「だからって、私が直接圭介さんに訊いたとして、意識してるって、思われたくない、し」

「でもなぁ。俺見てるだけだったのに、お前が圭介の事好きだって分かっちゃうくらいだからなぁ」

「……何さ」

「圭介、もう気付いてるかも」

「ええ! やだ!」

「なんでだよ、好きなんだろ?」

「だって……は、恥ずかしいじゃんか!」

「……じゃあどうしたいんだよ」

 どうしてこうも沙弥は、変な所が乙女なのだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ