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白の皇帝機   作者: タール
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ヴェルロード11

今回はフェイの戦っている場面と黒の魔法の強さ、そしてクロレウム・ヘッツの武器が出ます。

魔力を解放した姿プロクスモードへとなったバルトロンとドロイケラスが対峙する前、フェイは三体の魔甲機と戦闘を繰り広げていた。


フェイ:「さてと、あなた達を倒させてもらうわね」


クロレウム・ヘッツは二丁拳銃を構え照準を魔甲機に合わせる。3体の魔甲機の内2体が接近戦を仕掛けてきた。残りの1体は後方にて斧を構えて待機していた。2体の魔甲機は剣を振り下ろそうとするがクロレウム・ヘッツから放たれた銃弾が1体の剣と頭に当たりよろけて足止めされた。もう1機は剣で防御して近づいてくる。


フェイ:「そいつみたいに簡単に当たってくれると、良かったんだけどね!」


拳銃をしまいクロレウム・ヘッツの背中にあるライフルを装備し、マガジンを変えて相手に構える。するとライフルの先端に魔力が収束し始める。敵との距離はそれなりにはあるがクロレウム・ヘッツにまで到達するのに時間はかからないのですぐに弾丸を発射する。


ダンっ!!


放たれた弾丸は魔力を纏っており、近づいてきた魔甲機の装甲をいともたやすく貫通し、魔甲機は機能を停止してその場に崩れ落ちる。残った一体は立ち上がろうとしているのを確認し、ライフルのマガジンを通常のものに変更し何発か発砲する。

撃たれた魔甲機は身体中に穴が空き機能を停止する。後方にいた魔甲機は斧を構えて向かってきていた。ライフルを放つも重装甲なのか効果はなく、ライフルを背中にしまい相手が斧を振り下ろすのを見計らいスラスターを吹かして回避する。


フェイ:「あのタイプは確かライフルでも倒せたはずだけど?まさか、強化されてる?」


フェイは斧を持つ重戦士タイプの魔甲機の装甲が硬くなっており、強化されているのではないかと考えていた。もしくはドロアが従えさせているから他よりも強いのかと考える。しかし、どうやって倒すのか考えるも敵はすぐに動き出し斧を振り下ろしてくる。


フェイ:「これはどうなの」


クロレウム・ヘッツの二丁拳銃を放つも装甲には傷がつかない。試しに頭部に向けて放つも頭部を防御し弾丸を弾く。


フェイ:「仕方ないわね」


フェイはそう言うと二丁拳銃のマガジンを変更し魔力を込める。魔甲機の足元に放つと凍り始め動きを止める。水魔法の威力を上げて氷に特化させたことで黒い氷が発生したことで敵の動きが止まった。その間にライフルを構えマガジンを変更し魔力を収束させる。それは先ほどよりも長く収束させていた。


フェイ:「もっと収束させなきゃいけないか、それにこれが効くかどうかのテストも兼ねてるから実験台になってもらうわよ」


フェイは氷から抜け出そうとしている魔甲機を見据えていると、魔甲機は氷を破壊し、こちらに向かってきた。魔力は限界まで収束しており、かなりの威力を持っていそうであった。クロレウム・ヘッツはライフルの引き金を引くと一発の黒い弾丸が敵に着弾した。しかし、ただ小さい穴が開いただけで魔甲機は怯んだだけであった。


フェイ:「まさか!効かなかったの!それとも魔力の収束がうまくいかなかった・・・」


フェイはなぜ効果がないのか考えるもすぐに脚部にあるナイフを取り出し構える。そして魔甲機がこちらに向かって斧を構えた瞬間だった。魔甲機の動きが止まったのだ。


フェイ:「ん?動きが、」


フェイが言葉を発すると同時に変化はすぐに起きた。魔甲機に開いた穴を中心に捻れるように吸い込まれていったのだ。その光景を見てフェイは威力と効果に驚くとともに恐怖した。これを人が密集している地域や味方がいるところに発射してしまったらどうなるのかと想像してししまったのだ。


フェイ:「これは、危険ね。使いどころを考えないと被害が出るわ。でも、今は」


フェイはすぐに煌とドルフに加勢するためにクロレウム・ヘッツを二人のいる場所に向かわせた。


見たい映画があるが人が密集し過ぎいけない!平日もほぼ満席かと思うと、いつごろに行けばいいか迷ってしまうこの頃です。

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