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白の皇帝機   作者: タール
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ヴェルロード8

投稿します!

もしかしたら、アルゲンティウムと煌たちの顔とかを書いてアップしたいと考えています。

煌・フェイside


ドロア:「向こうも戦ってるし、こっちもさっさと始めようぜ」


ドロアは拳を握りこちらに構える。こちらも武器を構える


フェイ:「援護するわ」


煌:「任せた!」


脚に魔力を流しロケットスタートをして、ドロアに接近する。後ろからはフェイがドロアに向かって銃を撃つ。


ドロア:「そんなもん意味ねぇよ」


しかし、弾丸は全てドロアが放った紫の炎によって防がれる。そこに魔力を込めた剣を振り下ろす。


煌:「はぁ!」


ガキィン!


ドロアの籠手と煌の双剣が衝突する。その際に火花が散る。煌は力を込めて剣を押すが、ドロアは余裕の表情をしている。


ドロア:「おいおい、この程度か?」


煌:「そんなことねぇ、よ!」


フェイ:「煌!」


バン!バン!


弾丸がドロアに向かって放たれるがそれを開いている方の手で炎の壁を作り防ぐ。


煌:「これならどうだ!」


膝に魔力を回しそこに雷を発生させる。そして、


ドロア:「グッ!」


ドロアの腹部に向かって膝蹴りを放つ


煌:「初めて攻撃が入ったな」


フェイ:「警戒して、まだ一撃よ」


ドロア:「その通りだ。けど前より魔力の流し方、剣の使い方、何より戦い方が成長しているな」


煌:「当たり前だ。鍛えてたからな」


ドロア:「はははは!ならズワードもぶつけて正解だったな」


フェイ:「何ですって?また何かを集めるために起こしたんじゃないの?」


その通りだ。俺にぶつけるためにやったわけじゃないだろうに。一体何俺にズワードと戦わせた


ドロアはこちらを見て笑顔でいる。


ドロア:「まぁ、エネルギーが第一の目的だ。けどな、お前は強くなるって感じたんだよ。だからズワードとぶつかるようにした。結果は上々だから成功だな」


煌:「最悪だな、お前」


ドロア:「全く、感謝しろよ。そのおかげで、色々強くなるためのヒントとか掴めたろ?」


確かにその通りだ。魔力の流し方、そして剣だけに拘らずに相手と戦うことを学んだ。敵に教えてもらうようになるなんてな。


煌:「そうだな。そこで学んだ強さをお前にぶつけてやる!」


ドロア:「いいねぇ、楽しもうか」


フェイ:「黙りなさい」


バン!バン!


フェイは氷の弾丸を何発も放った。突然の弾丸にドロアは反応できず、弾丸を避けるも一発だけ籠手で防ぐ。そこはレイキを放っているが。黒い氷で覆われていた。


ドロア:「怖いねぇ、いきなり撃つなんて」


フェイ:「避けたくせによく言うわね」


そしてマガジンを換え、ドロアに向ける。


ドロア:「魔力をあらかじめ込めた弾丸か」


フェイ:「ええ、そこに私の魔力も込めれば、威力も倍増。あなたに攻撃が当てられるわ」


次は雷の弾丸を何発も撃つ。ドロアはそれを受けるのではなく回避に専念している。


フェイ:「煌!ドロアに動きを止めるわ!攻撃して!」


煌:「わかった!」


奴に接近し剣を振るう。ドロアはそれを避け裏拳を放つが


フェイ:「させないわ」


その攻撃はフェイの放つ弾が籠手にあたりに阻まれる。


煌:「はぁ!」


無防備なドロアに剣を振るう。すると剣がドロアを捉える。剣はドロアに迫るがドロアは炎の壁を作り防ぐが


煌:「ならこっちも!」


双剣に魔力を流し、双剣が白く光る。その剣は炎の壁を切り裂き。ドロアを切った。


ドロア:「グワァァァ!」


煌:「よし!」


すぐにドロアから離れ、そこにフェイが何発も弾丸を撃ち込んで行く。魔力を込めた弾の影響で雷などが地面に当たり、煙を作る。


フェイ:「どうなったかしら?」


煌:「戦いとはいえ、えげつないな」


フェイ:「なにか言ったかしら?」


煌:「いえ!何も言ってません!」


笑顔なのに目が笑ってないのは怖いんだよ!そうしていると煙が晴れて行く。そこには怪我をしてはいるが悠然と立っているドロアがいた。


ドロア:「いやぁ、まぁまぁ効いたよ」


するとドロアは握りこぶしを作り紫の魔力を込めた。


ドロア:「こっちの番だ」


ドロアは地面を蹴ってこちらに接近してきた。反応が遅れてしまい俺たちは無防備だった。ドロアがこちらに拳を向けてきたので双剣に魔力を込め防ぐが、殴られて飛ばされる。フェイに向かっては紫色の炎を飛ばし攻撃されないようにする。


フェイ:「なんで動けるのよ」


ドロア:「正解はこれ」


ドロアは傷口を見せてくるが、その傷は治って行く。なんだあれは。


フェイ:「治癒魔法を使ってる?」


ドロア:「目は節穴か?そんなの使わなくても回復すんだよ」


魔法を使わないで直すなんてどうなってんだよ。


ドロア:「手品はバラしたし、もう少し戦えよ」


やばいな、ここまで強い奴なんて思いもしなかった。なんとかしないと


煌:「はぁ!」


魔力を脚に込め、全力で近づきしたから切りつける。それは避けられ、逆にカウンターを入れらる。殴られる箇所に魔力を集中させてダメージを防ぎ、双剣で突きドロアの頰を掠め血が出る。


ドロア:「いいねやっぱり最高だよ!白のマスター!」


煌:「嬉しくねぇよ」


フェイ:「私もいるんだけど」


フェイは銃弾を撃ち、ドロアに迫るが、ドロアは弾丸を避けフェイの周りに炎の檻を作り囲み動けなくする。


煌:「フェイ!ドロア!テメェ!」


ドロア:「安心しろ。王女様には手をださねぇよ。ただお前と戦いたいだけだからよ」


構えをとりこっちを向く。すると


ドルフ:「残念だけどよ、もう一人いるんだよ!」


上空からドルフが炎を纏った槍をドロフに向けて投擲する。ドルフはそれに気づくもすでに槍は放たれており、避けられない。魔力を籠手に込め防いでいた。結果、ドロアは弾き飛ばされる。


ドルフ:「っと、無事だったか?あいつなかなかやるな」


煌:「かなり強いぞ」


ドルフ:「全く、結構全力で投げたんだけどな。自信を失くすぜ」


ドロア:「お前は、ズワードはやられたのか」


ドルフ:「ああ、倒したぜ。怒りに身を任せてるやつじゃ相手にならねぇよ」


そう言ってドルフは槍を振り回しさらに炎の威力を上げる。


ドルフ:「けどな、あいつを利用したんだ。お前はここで倒す」


槍を構えいつでも攻撃できるような体制をとり、俺も隣で双剣を構える。


ドロア:「戦いたいが、やることをやってからだな」


するとドロアは地面に何か紫色のビー玉のようなものを落とすすると紫色の光が周りを照らし目を瞑ってしまう。前を向けばドロアはおらず周りを見ると、ズワードのそばにいた。


ドルフ:「お前!」


ドロア:「相手はしてやるから待て。おいズワード」


ズワード:「貴様は、」


ドロア:「おい、ドルフに負けんだろどんな気持ちだ?」


ズワード:「決まっている!今更あのようなことを言われたところで!」


ドロア:「ならいい。お前の怒りをもらうぞ」


ドロアはズワードの顔を掴みズワードの全身を紫色の瘴気で包み、開いている方の手にある紅の水晶が満タンになり光り輝いていた。


ドロア:「完成だな」


ズワードを放り投げこちらを見る。


ドロア:「ここからは皇帝機を使って戦おうか」


煌:「まさか!」


ドルフ:「させるかよ!」


俺たちはそれぞれ魔法を放つが届く前にドロアは魔甲機を召喚し阻まれる。


ドロア:「今回は俺も最初から戦ってやるよ。来な!ドロイケラス!」


ドロアの周りに紫色の炎の円ができ、中には線が次々に浮かび上がり、中から紫の炎を纏って魔将機が出てくる。


ドルフ:「マジかよ」


煌:「フェイは!」


フェイ:「大丈夫よ!」


どうやら檻が消え俺たちのところに来る。するとレーラに連絡をし始めた


フェイ:「レーラ、結界をお願い」


レーラ:『わかった』


すると俺たちのいる場所が結界で包み込まれる。これなら戦える。


煌:「ドルフ!呼ぶぞ!」


ドルフ:「あいよ。これならいけるぜ!」


煌::「来い!アルゲンティウム!」


ドルフ:「来いよ!バルトロン!」


アルゲンティウムは白い魔法陣から召喚され、バルトロンは紅の魔法陣から召喚される。


フェイ:「レーラ!」


レーラ:『OKだよ。転送開始!』


すると黒い魔法陣が展開され、中からクロレウム・ヘッツが現れる。それぞれの期待に乗りこむ。


ドロア:「さて、第二ラウンドの始まりだ」


皇帝機2体と騎士機VS魔将機と魔甲機の戦いが始まる。

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