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白の皇帝機   作者: タール
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ヴェルロード6

すいません!私生活が大変で更新が遅れてしまいました!

では投稿します!

お昼を食べ終え、お店の中を見たりして最後にキュアレが行きたがっていた紅茶屋さんに来ていた。


キュアレ:「よかったです!ここの紅茶屋さん、茶葉も販売していてあそこのスペースでお茶もできるんです」


煌:「へぇ〜、紅茶のことはよく知らないけど、いい香りがするな」


レーラ:「そうだね。ならあそこでお茶でもして帰ろうか」


フェイ:「いいわね、気に入ったのがあったら買って帰りましょ」


フェルン:「あっ!ケーキもあるんだ!食べてもいい?」


ドルフ:「いいぜ!俺も食べたかったからな」


フェルン:「やった!」


俺たちは食事スペースへと足を運び、席についてそれぞれいいと思ったものを注文する。少ししたら店員さんが注文したものをこちらに運んで来た。


キュアレ:「いい香りですね」


フェイ:「そうね、ほんとにいい香りね。しかも苦味もそんなにないわ。買って帰りましょ」


レーラ:「コーヒーはないのかい?」


煌:「ここは紅茶専門店だって言っただろ、別の店で頼め」


ドルフ:「ケーキもうまいな。フェルンどうだ?美味しいか?」


フェルン:「うん!これすごく甘くて美味しい!」


そんな感じで紅茶やケーキの感想を言い合ったり、今日はどんな感じだったかを話していた。


煌:「今日は楽しかったよ、ありがとうドルフ」


ドルフ:「へっ、よせよそんなお礼を言われるほどじゃねぇよ」


フェイ:「そんなことないわ、実際に私たちが行きたい場所に連れて行ってくれたわ。ありがとう」


キュアレ:「本当です!今日はありがとうございました」


フェルン:「ケーキありがとう!」


レーラ:「そうだね、楽しかったよ。残念くん」


ドルフ:「ハハハハハ!よせよ照れるだろ?てか、」最後だけおかしくなかった?ねぇ聞いてる?無視してはなしをしないで?!」


ドルフの叫びを無視して話し込んでいると、店内にあるTVからニュースが流れて来た。


キャスター:『昨日、ローテス剣術道場にて事件が起きていたことがわかりました。昨日の夜、ローテス道場にて師範代及びその門下生たちが道場にて倒れているところが発見され、全員が意識不明の状態です』


煌:「ん?道場破りなのか?」


異世界でも道場破りって普通にあるのな?しかもその道場にいる奴ら全員かよ。どんだけすごい奴が挑んだんだ?しかし、意識不明の状態か。かなり危ない奴なのか?


ドルフ:「バカな、ローテス道場の奴らがかよ。そんな簡単にやられるか?」


フェイ:「どうしたの?なんか気になるの?」


ドルフ:「ああ、ローテス道場はヴェルロードにおいてかなり有名で名門だ。しかも実力は高い奴が多い。師範代も強くてな、前に一度戦ったが強かった。そんな奴がやられるのはおかしい」


レーラ:「もしかしてドロアがやったのかもしれない」


煌:「いや、そうじゃないらしい」


そう行ってTVの方に指をさす、そこを見ると被害者は刀のような刃物で切られたと報じられていた。


フェイ:「なるほどね、ドロアは格闘戦だから違うかもしれないわね。でも一応ドロアが関与しているかもしれないから、注意しましょ」


レーラ:「ドロアが今回は刃物を使った可能性もあるからね」


煌:「だとしたら、犯人はかなりの腕前かもしれないな。?ドルフどうしたんだ?」


ドルフはかなり神妙な顔をしており、下を向いていた。どうしたんだ?もしかして何か知っているのか?


煌:「ドルフ!」


ドルフ:「っおお!なんだよ」


煌:「何か知っているのか?」


ドルフ:「いや、一人心当たりがあってな?」


レーラ:「誰だい?」


レーラからの問いになかなかドルフは答えずにいたが、全員からの目線に耐えきれないのかため息を吐いた後、水を飲みこちらに真剣な目を向ける。


ドルフ:「おそらく、ローテス道場の師範代を倒し、しかも刃物の武器を使う奴はおそらく”ズワード”だ」


煌:「ズワード?誰だ?」


ドルフ:「そいつは、バルトロン。皇帝機のマスターの座をかけて戦った男だ」


全員:「?!」


つまりそれは、かつての大会でドルフが倒したっていう剣士のことか。だとしたらなんでいまになってこんなことをしているんだってことになる。


フェイ:「なんでそう思うの?」


ドルフ:「奴しかいない。あの師範代に勝ち、なおかつ剣の腕前はヴェルロードで誰も敵わない」


レーラ:「だとしたら早めに捕まえたほうがいいかもしれないね」


ドルフ:「ああ、すまないが俺はこれから調べる」


フェイ:「待って、この件にドロアが関わっている可能性が高いわ。私たちも手伝うわ」


煌:「ああ、これ以上はあいつの好きなようにはさせられねぇよ」


レーラ:「すぐに戻って色々準備をしよう」


キュアレ:「では帰りの支度をいたしましょう」


ドルフ:「そうか、悪りぃが力を貸してもうぜ」


こうして一度戦艦に戻り、準備をして調べることになった。ドロアが関わっているかもしれない。おそらくこれはかなりの手がかりになるかもしれない。


〜戦艦〜

フェイ:「集まったわね。ここ最近の事件をスライトに調べておいてもらったわ。その結果わかったことがあるわ」


そう行ってディスプレイに地図が表示され、赤い点が所々に表示されている。これは事件の場所か?


フェイ:「これは事件の起こった場所よ。最初は武闘家に対しての襲撃で、一人の時だったわ。その頃はまだ切られたりはしてなかった。けど切られている人も出てきて、今回の集団が狙われたのは初めてのケースね」


レーラ:「襲われたのは強い人なのかい?」


ドルフ:「ああ、さっき見せてもっらたけが、全員それなりに実力がある奴らだ。しかも、それぞれの道場の師範代だな。そんな簡単にやられる奴じゃない」


煌:「ということはだ、今日はどこかの道場に向かうってことになるのか?」


フェイ:「そうなるわ。残っている道場はアンデロ道場っていうところね。ここは槍をメインに使うところね」


ドルフ:「だろうな、今日はそこに向かって奴が来るのを待つのでいいのか?」


フェイ:「ええ、師範代にも話しを通してあるわ。ドロアが出たら私たちが、ズワードが出たらドルフでいいかしら。もちろんバックアップもするわ」


ドルフ:「それでいい。なんにしても奴は止めなきゃいけねぇ」


レーラ:「一応、岸城を転送できるようにしておく」


キュアレ:「わかりました。その時は通信をオンがいします」


こうしてあんでろ道場にて敵を迎え撃つつことになった。


〜夜・アンデロ道場〜


静かな夜。日も落ちており暗い。ただ道場は明かりがついている。中でまだ人がいることを装うためにフェイとrーらが中で待機している。俺とドルフは外で待機、ドルフは西口、俺は東口にて敵を待つ。敵が来たならば渡されている通信機で連絡をする手はずになっている。


煌:「さて、どっちから来るかな?もしかして門を通らずに来るかもしれないしな。気をつけねぇと」


pipipipi.....

通信機がなっているので応答する


煌:「こちら古河煌。今の所は敵の姿無く東口、異常なし」


フェイ:『了解。西も異常ないらしいわ。引き続きお願い』


煌:「了解。任せとけ」


フェイ:『待って!』


通信を切ろうとするとフェイが待ったをかけて来た


煌:「どうした?」


フェイ:『いや、その、服のことなんだけど』


煌:「服って、今日試着したやつか?」


フェイ:『それなんだけど。あの、ありがとう、似合ってるって言ってくれて』


そんなことか、でもそんなことを言われるとなんか気恥ずかしいな。


煌:「本心から言ったことだ。今度はそれを来てみんなで街に出掛けようぜ」


フェイ:『そうね!じゃあそろそろ戻るわ』


そう言って通信を切る。一度深呼吸をして周りを監視する。異常もないので飲み物を飲もうとすると足音が聞こえて来た。


煌:「?なんだ」


月明かりが照らし出すとそこには剣を持ちこちらにやって来る人がいた。あれはまさか。通信機でフェイ達に連絡を取り男の前に出る


煌:「止まれ!何者だ!」


ズワード:「何者か、俺はズワードだ。お前も剣を使っているのか、なら俺の強さの糧になれぇぇ!」


銀の選考が向かって来た。それは風を切り裂き、こちらを切断するために向かって来る。


ズワードはこちらに向かって剣を振り下ろして来たことを認識する。早いがなんとか反応し双剣で防御できるようにし回避する。


ズワード:「ほう、避けるか。ここで終わると思ったが。来るといい」


こいつは強い。俺よりも強いことはわかる。しかし、みんなが来るまでもう少し時間はかかる。なんとか時間を伸ばすか。


煌:「お前ごときで止まれないんだ。あいつを止めなきゃいけなんだからな」


ズワード:「ははは、お前ごときか。そう言えないようにしてやる!」


再び剣を振り下ろして来る。それを受け止めようと一度考えるがそれはダメと判断し、回避に切り替え避ける。その隙を狙い双剣で相手に迫る。


しかし、相手はかなりの腕前を持つ剣士そんなものはたやすく躱される。それでもと双剣を相手に振り下ろしていく。

キィン!キィン!と県と剣がぶつかり合う音が響く。そこには火花が散っており、移動しながらの戦闘を行なっていた。


煌は身体中に魔力を流し身体強化を限界まで施していた。相手も魔力を流しており互角に見えるが、煌の方が押されている。


銀と銀の剣がなんどもぶつかり合う。それは月夜に照らさ亭いるの中で切れにも映る。風邪を切る音が聞こえもしている。キィン!キィン⁉︎ガッ!とお互い動けない状態になる。


煌は双剣をズワードに振り下ろす硬いとなっており、ズワードは防いでいる状態になっている。


ズワード:「ハハハハ!なかなかやる。しかし!魔力の流し方が甘いな!」


煌:「わかってんだよ!だから早くやられてくれないかな!」


一度離れ互いに構える。そこで煌は魔力の流れを脚部に集中させる。


ズワード:「貴様はここで眠れ!」


煌:「やられるかよ!」


ズワードに接近するズワードの方が早くこちらに剣を振り下ろして来る。しかし、煌は一瞬だけ脚部に魔力を集中させたことで回避する。そしてズワードの後ろを取る。


ズワード:「なに!」


煌:「これで、どうだぁー!」


ズワードに剣を振り下ろす。するとさすがに間に合わなかったのかズワードの背中を切り裂くことができた。ズワードの背中から血が出た。

やった!これで!と煌は安心してしまった。それが隙にもなってしまった


ズワード:「グハァ!己!しかし,この程度なんのことはない!」


ズワードの出血はそんなでもなく、魔力によって防御を上げていたので決定打にはなり得なかった。


煌:「そんな!」


ズワード:「だから言ったのだ。魔力の流し方が甘いとなあ!」


さきほどよりも早く接近され、剣を振り下ろして来た。それを剣で受け流すもすぐさま下から切り上げられ、反撃ができない。


煌:「くそ!さっきよりも攻撃が重い!」


ズワード:「お前は魔力の流し方が甘い!だから私ごときにもやられる!」


そう言われると同時に腹に蹴りを入れられ、飛ばされ、壁にぶつかり、地面に座り込む形になる。


煌:「グハァ,,,ゼェ、ゼェ。そう、いやドルフにも注意されたことをそのままやられたな」


ズワード:「ドルフだと?そうかそうか、ドルフに教えてもらったのか。ならば貴様をここで切り、あいつに見せてやろう!」


ズワードはこちに歩み寄って来て剣を上に掲げ、


ズワード:「安心しろドルフも後で送ってやる!」


そう言って振り下ろして来た。双剣でガードしようとするもすぐには動けない。魔力を流すこともままならない。しかし、煌は笑っていた。そう、一人でこの場にいるわけではないからだ。


バン!っという音が聞こえる。それは銃声だった。弾丸はズワーへと一直線に向かっていた。ズワードは横に飛ぶことで避ける。


ズワード:「くそ!誰だ!」


するとライトが点灯され一気に明るくなる。するとフェイが歩いて来て俺の横に立つ。


フェイ:「フェイ・ネグロメランよ。ズワードあなたを捕縛しに来たわ」


ズワード:「ほぅ、貴様にできるものか!」


そう言って剣を構え、いつでも攻撃できる体制をとっている。しかし、フェイは余裕の笑みを浮かべている。まぁそうだよな俺たちにはまだいるからな。


フェイ:「ええ、でも相手は私じゃないわ。あなたにとっては最悪の相手ね」


ズワード:「なんだと、きさっ!」


ズワードは何かを察知したのか上を見る。すると上からドルフがやって来た。地面に着地すると魔法を放つ、それは紅の国特有の最大出力で出した時の青い炎となり相手を襲う。ズワードは炎によって全身が包まれるが剣を一振りすると、全身の炎は消える。


ドルフ:「これで終わればよかったんだけどなぁ。煌、待たせたな?うまく魔力の流し方とか、強弱ができなかったんだろ?」


ドルフはニヤニヤしながら言って来たので


煌:「遅いんだよ、残念男」


ドルフ:「酷くない!俺結構早めに来たんだよ!感謝してくれよぉ〜」


さっきまでの勇ましさはそこかへ飛んで行きましたな。まぁ助かったのは本当だけど、助けてくれたのはフェイだからな。ズワードはこちらを、正確にはドルフを見て笑っていた。


ズワード:「ドルフ・バルカン!貴様はここで倒す!そして、俺が!俺こそが!皇帝機のマスターになるんだぁ!」


ドルフ:「煌、フェイ。手出しはしなくていい。こいつは俺が倒す」


フェイ:「わかったわ。でも危なくなったら攻撃するから」


煌:「俺もあまり手出しはしないけど、いざとなったら参加するからな」


ドルフ:「それでいい。ズワード、戦士として武闘家としての誇りを忘れたお前にもう一度、誇りを思い出させてやる。


ドルフは槍を頭上で回す。すると魔力を流したことで、炎を纏わせてズワードへと槍を向ける。槍の先端の炎は揺らめき、全てを燃やし尽くすように見えた。


ドルフ:「来な、紅のの皇帝機のマスターの力を見せてやる」


その言葉に反応し、ズワードはソルフに向かって駆け出して来た。それは俺の時よりも早く


ズワード:「ドォルフゥゥ・バァァルカァァン!」


ドルフ:「おまえのその怒りも、過去の因縁も全て燃やし尽くしてやる!」


そして剣と槍はぶつかり合い、二人は10年の時を経てもう一度己の全てをかけて激突した。



ん〜戦闘シーンとか、日常シーンとか描くのが難しいなぁ。

ヤベェ、ヒロインとかとの接点がそんなにないかもと思っているこの頃。

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