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白の皇帝機   作者: タール
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話し合い2

テントの外


テントの外に出るとそこにはアルゲンティウムがこちらに向かい片足を地面につけて屈んだ状態でいた。


アルゲンティウム:『では話をさせてもらおうか』


フェイ:「あっ、ええそうしてもらえると助かるわ」


フェイは動揺しながらも話をしてくれるように促した


アルゲンティウム:「煌は私が異世界より呼んだ存在だ」


フェイ:「なんですって?異世界からといったがそんなの呼べるわけないわ」


アルゲンティウム:『事実だ私が転移術式を展開し召喚したのだ』


アルゲンティウムが煌を召喚したということを話すと


フェイ:「何ですって!そんなのできるはずがない。意思がある騎士機などは初めてだがそんなのは知らないわ!」


アルゲンティウムの発言にフェイと周りの護衛たちは驚きと戸惑いがあった。


煌:「なぁ、なんで俺なんだよ」


アルゲンティウム:『ん?それは貴様の体にある魔力の量が多いからだ』


煌:「魔力が多い?そんなこと言われてもわかんねえよ」


アルゲンティウム『魔法を使うようになればわかるようになるだろう』


煌はさらに質問しようとしたがフェイが途中で割り込んできた


フェイ:「そんなことより、あなたの名前は?」


アルゲンティウム:『我が名はアルゲンティウム。白の皇帝機なり』


フェイ:「皇帝機ってあの皇帝機なの!」


フェイは驚きのあまり大きな声を出したそれはありえないことを聞いたように


煌:「なんだよ、そんな珍しいものなのか?」


フェイ:「当たり前よ、皇帝機はそれぞれの国に存在しているの。皇帝機はどの国にも1体しか存在してないのそれに確認できてるので4体なの」


煌:「へぇ、ちなみにあんたは見たことが」


フェイ:「いいえ、ないわ確かに私は第三王女だけれど私もお姉さまたちも見たことがないのよ。話に聞いただけよ」


フェイはそう言い終わると少し複雑な顔をした。すぐに表情を戻しアルゲンティウムを見ると


フェイ:「でも白の皇帝機は神話の中だけで実際に存在しているのかは定かではなかったのだけれどね、なんで今になって動いてるの」


アルゲンティウム:『敵が来るからだ』


煌:「敵?敵って何?」


アルゲンティウム:『魔甲機だ、奴らはかつての戦いにおいて我らと人間の敵であり戦った存在である』


フェイ:「魔甲機が、でもならあれは残党なの?」


アルゲンティウム:『いいや違う、あれは今もなお作られているのだろう』


フェイ:「なんですって!」


煌:「ん?そんなやばいの」


フェイ:「やばいどころじゃないわよ!奴らはかつて神話の中での戦いで負けて今もなおいるのはその残党で再起動したものしか現存しないって言われてたのよ」


煌:「えっ、じゃあ作っているのって」


アルゲンティウム:『そうだかつて私と他の皇帝機で倒したはずの存在。奴の名はディザストル世界を自らの欲望のために破壊しようとした存在だ』

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