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白の皇帝機   作者: タール
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古い洋館

今回も短いですがどうぞ!

洋館の中に入り探索するとそこは長く人が住んでいないということがわかる。床のカーペットにはホコリがあり窓から入る光に反射して空中に漂うちりなどのホコリが見える。部屋の中には被害者たちが探したりしたのだろうかタンスやクローゼット、花瓶などが割れていた

煌:「ひどいなこれ」

中に入って何か探したいという気持ちはなんとなくわかるがこんな強盗が探すようなこともしてたのか?まぁ強盗とか盗人が入ったこともあるのかもしれないけどさ。

フェイ:「レーラどう?」

レーラ:「そうだね、まぁ魔法を使った痕跡はないね。おそらく私にあの時したことを同じようにやったんじゃなかと思うけどね」

煌:「ああ、あの変な瘴気みたいなやつか」

レーラ:「ああ、あれは恐怖を増幅させるんだろう。私もあれを当てられた時になぜか怖くなったからね」

あの時のレーラはひどくおびえていた。でも当てられた時間がほんの少しだからすぐに立ち直っていたけど。でもなんだって恐怖を増幅なんてさせてんだよ

フェイ:「なんていうか恐怖を集める理由がわからないわ。レーラが見た巨大な人が他の何かっていうのもわからないし」

こういう時って地下室があったりして重要何かがあるんだよなぁ。でもそんなことはないだろうし

レーラ:「どうしたんだい煌?」

煌:「ん?ああ、こういう時って地下室とかあるんじゃないかなぁって」

レーラ:「この家にはそんなものは確認できないね」

煌:「ですよね」

だよなぁ実際にはないのか、あったらちょっとワクワクするんだけどなぁ

フェイ:「煌、」

顔に出ていたのかフェイに浮つくんじゃないというのを目で言われているような気がして反省する。襲われているのはいずれも夜なんだよな。なんでだ?

煌:「襲われているのって夜だけなんだよな?なんでだ」

レーラ:「まぁおそらく暗い中でライトを持っていったとしても視界は狭くなる。しかも物音一つにも敏感に反応するようにもなる。しかもそれは一般人だ。そこに幽霊が出る噂もプラスされるとより一層恐怖は増すんじゃないのかな」

煌:「ああ、そっか」

何と無く納得してしまった。昔行ったお化け屋敷とかも暗い中ライト一つでいつ出てくるかわからない中を歩いて行くから怖かったなぁ。そんな感じか

煌:「じゃあ夜に調べればいいんじゃないのか」

レーラ:「夜も調べにくるよ。私たちが囮も兼ねてね」

煌:「もう一回くるのか」

フェイ:「ええ、昼間と夜にどんな違いがあるのかを比べるのにもね」

調べたが特に魔法の痕跡はなく荒らされている部屋があるだけだった。地下室とかあるかなと床を調べたりものを動かしたが何もなかった。昼間の調査をやめ戦艦に戻り情報をまとめることになった。

情報をまとめるとフードの男は確実にこの件の関わっていることそして被害者たちはベーミウスの時井と同じでその時のことを覚えておらず恐怖を感じていないことだった。

煌:「で、どうするんだ」

レーラ:「ああ、今日はとりあえずあそこには誰も近寄らないようにはしておく。夜の調査も今日はしないで明日にしましょ」

煌:「すぐに行った方がいいんじゃないのか?」

フェイ:「すぐにでも行きたいけど今日きたばかりでみんなも疲れてるから。明日のお昼すぐまでは自由行動よ」

フェイにそう言われ戦艦へと戻る。


フェイからの指示で今日は休むよう指示され、反応は様々であり隊員たちは喜び何人かは外へと出かけて行った。俺はどうしようかと考えとりあえず剣を振っていた。

フェイ:「あら、外に出かけないの」

煌:「フェイか。出かけたくてもこの街のについて知らないから。レーラは?」

フェイ:「レーラは明日の準備のためにって部屋にこもってずっと擬似空間の装置を調整してるわ」

煌:「擬似空間って何?」

フェイ:「擬似空間っていうのはその名の通り一時的な擬似空間を作るの。今の空間に上書きするみたいにそこに別の空間を作って現実世界に被害が出ないように作るの。主に実験とかで使うんだけど戦闘じゃ初めてだから調整してるの。でも時間は持って30分くらいって言ってたから気をつけないと」

そう言われ30分で魔甲機が出たら倒すのか。今回はフェイたちも戦ってくれるから大丈夫かな?そうしてるとお腹がなり何かが食べたくなってきた

フェイ:「ふふっ何か食べに行きましょ」

煌:「いいのか?出かけても」

フェイ:「いいのよ、自由にしてもいいんだから。それに体調が自由行動の時に出かけもせず休みもせずにずっと任務のことを考えてたら部下にも休んでいいんだって思わせられないでしょ?だから行きましょ!」

煌:「わかったよ。よろしくお願いします姫様」

フェイ:「任せてお姫様の実力を見せましょう」

フェイは胸に手を当てドヤ顔で言ったのを見てやっぱり美人だなと再確認した。レーラに声をかけ何かを買ってくることを約束して出かけた


〜ミラード市内〜

煌:「結構賑わってるな」

フェイ:「そうね主に日用雑貨とかが有名な街なの。でも買うものが今のところないから見ないけどね」

まぁお姫様だしある程度は揃ってるよなぁ。と考えている間に今日の夕飯を食べる場所へと案内された

煌:「ここは?」

フェイ:「ここは喫茶店よ。中でご飯も食べられるしスイーツも食べれるの!」

目がキラキラとしていたのを見てああ、スイーツ好きなんだなと思った。中に入りご飯を頼み食べる。それから少ししてご飯が来たのでたべ終えるとフェイはメニューを見ていた。

煌:「まだ食べれるの?」

フェイ:「デザートを頼むの。何か変?」

煌:「いや、俺はもうお腹いっぱいだからお茶を頼むよ」

フェイ:「わかったわ。すいませーん!ケーキ一つと紅茶を二つください」

注文を受けて定員は去って行った

煌:「なぁフェイはなんで軍人になったんだ?」

フェイ:「どうしたの?改めて聴くなんて・」

煌:「いやお姫様なのに軍人になった理由が、他にもあるかなって思って。」

フェイ:「そうね、きっと王になるのは第一王女のお姉さまだし2番目のお姉さまは研究員だから私はどうしようかなって。でもこの国の王族としてできることは守ることって考えて軍人になろうと思ったのよ」

煌:「へぇしっかりしてるな。俺だったら絶対にならなかったな」

フェイ:「なにそれふふっ」

フェイは俺の返答がおかしかったのか笑っているとケーキが来たのでそれを見て先ほど以上に笑みを浮かべ幸せそうに食べている。

フェイ:「美味しいわ」

煌:「よかったな」

そうしてたべ終わるのを待ちながら紅茶を飲んでいた。

食べ終わり紅茶も飲んだことで会計を済ませ外に出る

フェイ:「お金ちゃんと持ってたのね?」

煌:「ああ、なんかメイドさんからこの前の戦いの後、王様から支給って形で渡されたんだ」

フェイ:「へぇ、でも私の部隊に一応属してるから給料としてなのかも」

煌:「ありがたい」

フェイ:「あら、もっと崇めてもいいわよ!」

からかうように笑いながら言われたのでハハーとフェイに向かって両手をあげながら拝むと笑われた。そのやりとりがとても楽しいと感じた。戦艦の近くの入り口が見えたところで少年が走っているのが見えた

煌:「なんだ?遊んでるのか?」

フェイ:「さぁ?でもこの時間よさすがにっ?!煌!あれ!」

フェイの指差したところには少年を追っているのかフードの男がいた

煌:「あいつか!フェイ!」

フェイ:「ええ、行くわよ!」

二人はフードの男めがけて走り出した



戦闘も難しいですけど食事のシーンとかも書くのが難しいですね

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