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白の皇帝機   作者: タール
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重力と白の魔法

すいません!戦闘はまだ無しです!

煌:「重力ってすごいんじゃないのか?」

『ああ、使い方を考えればあらゆる使い方ができる。重力を増やすこともできれば減らすこともできる』

アルゲンティウム:そう言われ3人は絶句していた。重力といえば生きている上で毎日かかっているものでありそれを操ることができるのだから。ならばなぜそのことを今までネグロメランの人は知らなかったのか?

煌:「なんでフェイ達は風力だって知らなかったんだ?」

アルゲンティウム:『おそらくあの戦いの後に使わないように封印したのだろう』

煌:「なんで?」

アルゲンティウム:『簡単だ。重力崩壊も起こすこともできるのだそうしたらどうなる?ブラックホールを作ることができるのだ。それを使っていたのも魔力があり、ある程度制御できるものがなければできないが』

煌:「黒の皇帝機って作れるのか?」

アルゲンティウム:『できる。奴はブラックホール打ち出したり重力を波動にして放つことができていた。結局魔法も兵器も全て乗り手の使い方次第だ』

今まだ聞いた中で黒の皇帝機が強いということはわかった。そこまで強いのだから早くマスターが見つかってほしいと考える。フェイとレーラの方を見るとかなり驚いており驚愕していた

フェイ:「そんなのお父様からも教えてもらってない」

レーラ:「ああ、資料を見ても皇帝機の武器は重火器で構成されていた。なぜ本当の力を使わないんだ?」

二人お意見はもっともであるだろう重力を使えればかなり強く魔甲機をかなりたやすく倒せるはずだ

アルゲンティウム:『危険だからだ』

フェイ:「危険?」

アルゲンティウム:『そうだ』

あるゲンティウムの声は低くなっていたなぜ危険なのか?

フェイ:「なんで危険なの?重力が使えればネグロメランはもっと発展したはずよ」

アルゲンティウム:『いいか、ブラックホールを生成するのに皇帝機だけだったのだ。それをさらに発展させ他の騎士機も使えるようになったらどうする?それはどの魔法よりも危険だ。かつての黒のマスターはそれを危惧していた。だから重力属性だということもごく一部にしか知らせず封印されたのだ』

そう言われ納得した。もし重力砲やブラックホールを簡単に作り、誰でも使用できるようになったらそれはどの国も恐れるだろう。どの兵器よりも危険なはずだ。封印したのもなんとなくわかる。

レーラ:「そうだね全てを飲み込み分解する力をおいそれとは使えないから当然だね。とういうか私たちに話していいのかい?」

アルゲンティウム:『問題ないだろう。ただ重量を使って物の重さを減らしたりすることもできるはずだ』

フェイ:「あっ!なら重いものも簡単に運べるわね!」

わぁ、一気に生活でちょっと使えるものになった。その様子を見て首を振って煌は自分お魔法について聞こうとした

煌:「なら光はなんだ?」

アルゲンティウム:『光は切断する能力だ。それは空間ごと切ることもできる。主に武器に付与して使うのが主な使い方だろう』

煌:「へぇいいなそれ!俺も使えるか!」

アルゲンティウム『使えるが使い所は考えろ。生身ならば魔力が尽きるまで使えるが、今の私ではその能力を長時間継続できない。かつての私ならできたが』

煌:「そうか」

その言葉を聞いて落ち込むがレーラが

レーラ:「なるほどね、今までは煌からの魔力で出していたのかい?」

煌:「あっそうだ乗ってる時に使ってたな」

アルゲンティウム:『魔法が使えないのだから私が煌から魔力を引き出していたのだ。気づいていない様だったがな。』

フェイ:「えぇ、てっきり元からある能力かと思ってた」

アルゲンティウム:『我々固有の能力はあるが、主にマスターの魔力の能力に依存する。私は今のところ増幅することができるだけだ。』

煌:「そうか。」

アルゲンティウム:『私の能力である吸収と反射がある。吸収して自らの魔力にする。もしくは武器にその力を乗せることもできればそのまま反射することができる。ただどちらも封印されている。』

煌:「ですよね」

光も光で強いけど無限にできるわけじゃないよな。でもなんであるは教えてくれなかったんだ?

レーラ:「なんで煌に教えなかったんだい?」

アルゲンティウム:『先ほど行ったように、吸収も反射も使えないのだ。その機能が使用不能な状態で教えてしまえば余計な期待をもたせてしまう。』

フェイ:「そうだったのね、じゃあいつか使えるようになるといいわね」

アルゲンティウム:『ああ』

レーラ:「さて煌も魔法の訓練を再開しようか」

煌:「ああ、水も使えるようにならなくちゃな」

フェイ:「そうねとりあえずは初歩から行って戦闘訓練と一緒に魔法も使えるようにしましょ」

フェイから言われた言葉でやる気になったけしてフェイの笑顔が綺麗で見とれたわけではない!

煌:「さてじゃあ再開だ」

それから夕飯の時間になるまで続いた

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