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白の皇帝機   作者: タール
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初陣と初めての人との遭遇

煌はアルゲンティウムのコックピットに座っていた。紫のロボットは槍を拾いこちらに向かって構えていた。


煌:「おい!あいつどうにかしないとまずいだろ!」


アルゲンティウム「あれは緊急で動いたもので自力ではそんなに動けん」


煌:「はぁ!おいどうすんだよ」


煌はまさかのことに驚き落ち込んだが


アルゲンティウム「言ったはずだ、契約だとお前が戦うのだ小僧」


煌:「俺が?無理に決まってるだろ!こんな操作の仕方もわからないのにできるわけないだろ!」


煌は出来るわけないと叫ぶ。初めて見たもの触れたことのないもの、ましてや元の世界には無いものをどのようにして動かせばいいのかわからないのに出来るわけないと


アルゲンティウム:「パネルに触れろ、そうすればわかる」


煌:「はぁ?何行っ!」


一人と一体が言い合ってるうちに敵はこっちに向かって攻撃してきた、槍による攻撃はアルゲンティウムにぶつかった。装甲に傷は無いが後ろに飛ばされてしまう。


煌:「うわぁぁ!なんでだよ」


アルゲンティウム:「パネルに触れれば私の動かし方がわかる」


煌:「だからなんでだよ!」


アルゲンティウム:「死にたいのなら触れなくて良い、所詮そこまでのものだったというだけだ」


煌:「えっ、ちょい待て本当に触れればいいんだな?」


アルゲンティウム:「そのように言っているのだが?」


おそらくアルゲンティウムに口などがあれは呆れてため息などをついているだろうという感じが煌に伝わってきた。


煌:「!やりゃあいいんだろ!」


煌は手を前にあるパネルに触れると操縦方法が頭の中に入ってきた


煌:「っ!なるほどねこうやるのか」


煌は頭に少し頭痛がしたがすぐに収まり前にある敵を見た。敵はこちらにさらに追撃をしようとしていた


煌:「させるかよ」


ペダルを踏み操縦桿を握り攻撃を避けた


ガン!


槍は地面に刺さった


煌:「じゃあやるか!」


アルゲンティウムは腰にある双剣を握り構えた


煌:「いくぞ!」


アルゲンティウム:「待てここは狭い上にいくぞ」


煌:「なんでだよ」


アルゲンティウム:「こんな狭い室内ではこちらもろくに戦えん上に飛べ」


アルゲンティウムに命令されて少し腹が立ったが従い敵が入ってきたところから外に出ると敵のロボットもそれを追ってきた

地面に着地するとそこは森の中であり少しひらけたところだった


煌:「ここは森か?」


アルゲンティウム:「来るぞ」


敵は落下とともに槍を突き出してきたが、それを避けて相手に向かい剣をふりおろした。


敵は避けようとしたが反応が遅れたのか左腕の肘から先を切られて失った


煌:「くそ、惜しい」


アルゲンティウム「惜しくもない、むしろあそこで決められなかったことに残念と言わざるを得ない」


煌:「うるせぇ」


アルゲンティウムに言われてまたもやムカついたが敵がまだこちらに向かっていまだに戦おうとしていた。


煌:「あーもう、相手をとりあえず切るぞ!」


ペダルを踏んで敵に突っ込むと敵は反応が出来なかった。動かしている煌も思った以上の加速に驚いたが敵の胴体に向かって剣を振る


煌:「どうだ!これなら」


剣を振り切った後敵の体は斜めに崩れ敵の赤い目の光は消えた


煌:「倒したのか?」


少し不安そうに言うと


アルゲンティウム:「大丈夫だ、敵の反応は完全に停止した。動くことはない」


煌:「あー良かった」


煌は緊張が解けたのかシートに深く座り込んだ


煌:「とりあえず一回降りてもいいか?」


アルゲンティウム:「降りればいい」


そう言うと煌の体は光となりコックピットからだされ、外でまた光から煌に戻った


煌:「まぁ、森だな」


辺りは木だけが生えており葉っぱが風に揺れる音が聞こえる


煌:「ここらへんはどこだ?なぁ知ってるのか?」


アルゲンティウム:「知っている、しかし気をつけろ生命反応と騎士機の反応がこちらに向かってくる。数は少ないな」


アルゲンティウムにそう言われた直後に黒い騎士のようなロボットが5体現れた。


煌:「な、なんだ敵か!」


煌はアルゲンティウムに乗ろうとすると先頭にいるロボットから声が発せられた


???「動くな!こちらはネグロメラン王国第一部隊隊長フェイ・ネグロメランである!」


そう言われて煌は動かなくなり、両手を上げた


フェイ:「よろしい、では話をしようか」


そう言い、ロボットから降りてきたのは3人だったこちらにきたのは黒髪ロングの女の子だった


フェイ:「では質問に答えてもらおうか」


3人に囲まれながら、そして銃と剣を突きつけられている状況ができあがった。


煌:「(いや、普通にヤバいだろ!帰りたい。)」


そう心の中で泣いていた煌だった


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