強くなるために
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首都イーリスに戻った煌たちは報告を済ませた後に軍の施設に戻った
煌:「これからどうすんだ?会議でも始めるか?」
煌がフェイとレーラに聞くとフェイは首を振って否定の意を示した
フェイ:「違うわ会議は後で他の国に協力を持ちかけることと一緒に私がお父様たちに話をするわ。煌は会議に参加しなくていいわ」
そう言われて自分も参加したほうがいいのではないかと考えるもこの世界について何も知らない自分がいれば時間がかかり遅くなると考えた
煌:「わかった、俺がいても同時ようもないもんな」
煌の口調は落ち込んでいた。そこでフェイが
フェイ:「煌には訓練を受けてもらうわ。レーラとこの国で強い人に教えてもらえるわ」
そう言われかなり筋肉がついて髭を生やしている人を想像し怖くなってしまったがレーラがその様子を見て苦笑いし
レーラ:「そんな緊張しなくてもいいよ、怖い人ではないから」
そう言われ少しはましなったところで訓練場についた
フェイ:「あそこにいる人があなたを鍛えてくれる首都防衛団のクーウェ団長よ」
そこには筋肉モリモリの人ではなく金髪でいわゆる細マッチョと言われる体をしているように見える。だいたい20後半かなと考えていた
フェイ:「クーウェ団長よろしくお願いします」
クーウェ:「承りましたフェイ王女。初めまして白のマスター古河、煌?さんでしたよね」
笑顔で言われてかなりかっこよく何か浄化されていく感じがした
煌:「は、はい!お、俺はいや私は古河 煌って言います煌って呼び捨てで呼んでください」
クーウェ:「わかった。よろしく煌」
そう言って手を差し出してきたのでこちらも差し出すと握手をした。そこにレーラがきて
レーラ:「戦闘訓練はクーウェ団長、魔法に関しては私が教えるよ。完成して使ってなかったアルゲンティウム専用の銃も試してもらいたいしね」
魔法はレーラ、戦闘はクーウェさんということになった」
煌:「ありがとう。お願いします」
フェイ:「私はお父様達に提案してどうすべきかを話し合ってくるわあとは後はたのんだわ」
フェイは来た道を戻って行った残された俺は二人を見るとこちらを見ていた
煌:「あのお願いします」
クーウェ:「ああ、こちらこそでは使う武器は何かな?」
煌:「双剣を使って戦っています」
クーウェ:「そうか、ではまず最初に手合わせをしようか」
そう行って木製の剣と双剣を持って来た。双剣をこちらに渡すと少し離れたいちにたちこちらに剣を向ける
クーウェ:「さぁ構えて」
煌:「いやでも」
クーウェ:「大丈夫まだまだ君には負けないと思うよ」
カチンとくるが絶対に勝てないということはわかっているので微妙な顔をする。するとレーラが
クーウェ:「これからの訓練のために必要なことだからやって見るといい」
そう言われそう剣を構える
煌:「行きます!」
クーウェ:「来い!」
煌はクーウェに向かって走り出し左の剣を振り下ろすがそれは最小限の動きで躱されて右の剣で相手を付こうとするもそれも剣ではじかれる。そして剣を喉元に突き出される
煌:「くそっ」
クーウェ:「剣を使うなら腕だけじゃなくて体を使わなきゃいけないよ。今まで戦ったことがないのは聞いてたけど、なんで双剣を選んだんだい?」
煌:「いやアルゲンティウムの武器が双剣だったんで」
クーウェ:「なるほどだから双剣なのか」
レーラ:「おまけに遠距離武器がないから銃を作ったんですよ。まぁ前回の戦闘では使わなかったけど。どうですか煌は?」
クーウェ:「鍛え甲斐はあるね。剣を使うのは地道な鍛錬と経験をすればモノにできるからね。あとはレーラくんが魔法を教えれば様になるね」
レーラ:「だってさ煌。どうする?」
煌:「もう一回お願いします」
クーウェ:「いいよ時間が許すまで続けよう」
煌は剣を握りもう一度構えて挑む。
〜3時間後〜
煌:「はぁ、はぁ、はぁ、もう無理だ」
煌は地面に横たわっており一歩も歩けないくらいになっていた。しかしクーウェに挑みながらも助言をもらいながらの戦いである程度は双剣の使い方もわかって来た。しかしクーウェには人たちも入れることができていなかった。
クーウェも剣を元の場所に戻し頷いてこちらを見て来た
クーウェ:「うん2時間前とは違って腕だけじゃなくちゃんと体も使ってるね。それに無駄な力をあまり使わなくなってるいい傾向だ。ちゃんと剣を振るうことは忘れないように」
煌:「あ、ありがとうございました。」
煌は体を起き上がらせてクーウェに挨拶するとクーウェはやりすぎたかなと笑っていた
レーラ:「煌!クーウェ団長!どうですか!」
レーラがこちらに向かって走って来たのでクーウェが
クーウェ:「大丈夫だよ。煌はこれから鍛錬を積めば強くなるよ」
レーラ:「良かったじゃないか煌。これからも頑張って」
煌:「そ、そうします」
息が未だに上がっている煌は汗がすごく出ていた休憩を挟んで訓練をしてもきついのは変わらないのでかなり体力を消耗している
クーウェ:「私もこのように毎日は教えられない。たまにしかできないがいいかな?」
煌:「大丈夫です、わざわざ時間を作ってもらってありがとうございます」
クーウェ:「うんでは私はそろそろ戻るよでは」
そう行ってクーウェは去って行った。そろそろお昼の時間であることをレーラは手元の時計を見て確認をすると
レーラ:「とりあえず煌、シャワー浴びてご飯を食べようか」
煌:「ああ、シャワーってどこ?」
レーラ:「案内するよさぁ行こう」
レーラは煌をシャワー室へと案内するために煌が立ち上がるのを確認して一緒に歩いて訓練所を出て行った




