戦いの後
みなさん、病気には気をつけてくださいね!では投稿します!
アルゲンティウムから煌は降りるとアルゲンティウムは召喚陣を通って戻ったそして周りを見ると
煌:「?!」
周りの家は壊れている所もあれば火が出ている所もあった。その光景に煌はショックを受けたのか手が震えていた。そこにフェイがやってくる
フェイ:「煌、あなたのおかげで倒すことができたわ。でも「なぁこれは俺がやったんだよな」っえ?」
煌:「これは俺がやったんだよな」
煌はすがるように問いかける。フェイは言葉にするのを躊躇しながら
フェイ:「ええ、あなたと魔甲機の戦いで起きたわ。幸い負傷者や死亡者は早めに避難させたことでいなかった。だからそう落ち込まないで」
フェイの言葉に少し安堵するも目の前の光景によってすぐに後悔の念が襲って来た
煌:「でも、俺がレーラやフェイの言うことを聞いていればこんなことにはならなかったはずだ」
煌は顔をうつむかせていた。そこにレーラがやって来た
レーラ:「フェイ調査は済んだよ、後はデータをまとめて首都に戻ろう」
フェイ:「レーラ、体は大丈夫?
」
レーラ:「大丈夫さ、体に異常はないよ」
レーラは両手を肩ぐらいの高さに上げてみた
レーラ:「で、煌は落ち込んでいるのか」
フェイ:「ええ、まぁ」
レーラ:「煌。確かに君がやったのは事実だ。しかし魔甲機が街に出現したという事例はなかったんだ。今回が初めてのケースで死亡者がいなかったことをむしろ喜ばなきゃいけない」
煌:「でも、俺は街を壊したんだ」
レーラ:「街は壊れた。でもね、失った命は治せないんだ。治せないものを守ることができたんだ。それでも後悔してるなら次はそうならないようしたらいい。なんでもすぐに完璧にやることができる人なんていないんだから」
レーラは少し笑みを浮かべて煌に対して発言した
煌:「わかった。ありがとうフェイ、レーラ今回みたいなことが起きないように俺頑張るよ」
煌は2度とこのようなことは起こさないと決意し二人を見た
フェイ:「少しでも元気になったならよかったわ。でもレーラ男に何されたの?」
フードの男に何かをされたことをフェイはレーラに聞くと
レーラ:「あの瘴気に当てられていきなり恐怖したんだ」
フェイ:「なんで?」
レーラ:「わからない。しかも周りが暗くなって目の前に巨大なナニカが居たんだ」
煌:「何かってなんだ?」
煌は何を見たのかをレーラに対しての問う。あの時に何をされたのかを知るために。
レーラ:「それは大きな靄がかかっていてでも人型だったんだ。そこから見える二つの目がこっちを見ていてそれが心臓を掴まれたようで怖かった」
フェイ:「そんなこと被害者は一度も言ってなかったわ」
煌:「ああ、ただ襲われて恐怖がなかったとしか」
レーラ:「そこなんだ」
レーラはそう言うと他の二人は首を傾げる。
レーラ:「おそらくだがあの男が持っていた水晶なものあれは人々の恐怖なんじゃないかと思う」
煌:「は?なんだそれ?」
煌:「つまり奴は人々を怖がらせてそこから生まれた恐怖を集めていたんじゃないかあの水晶に」
フェイ:「感情を集めるなんて、でもならみんななんで覚えてないの?」
レーラは少し考えてこちらを見ると口を開いた
レーラ:「おそらくその時に生まれた恐怖を奪うということは『ナニカを見たという恐怖という感情』の記憶を奪っているんだろう」
フェイ・煌:「「!」」
その答えに二人は驚き沈黙した。
フェイ:「それが事実ならより厳戒に注意しなくちゃいけないわね。それに街の中に出現した際の対策も首都に戻って立てなきゃ」
レーラ:「そうだね。でもとりあえず今日は休んで明日帰還しよう」
フェイ:「ええ、そうね今日はもう寝ましょ」
すると煌の元に3人の子供がやって来た
女の子1:「ねぇお兄さんが戦ってたんでしょ。さっきお兄さんが戦ったて話を来たから」
煌:「あ、ああそうだけど」
こうは話を聞いた子供達と知って何を言われのか怖がっていると
二人目の子供が
女の子2:「ありがとう守ってくれて家は壊れちゃったけど。この街を守ってくれてありがとう」
するとおとなしい子供が出て来て
女の子3:「もうこの事件はこの街で起きない?」
女の子からの問いかけに煌は言葉に詰まる。するとフェイが女の子の前にしゃがみ込む
フェイ:「ええ、大丈夫よもう起きないわ。このお兄さんも協力してくれたおかげでなんとかなったから」
煌はフェイを見るとこちらを見て笑っていた
煌:「ああ、大丈夫だよ」
煌がそういうと女の子は笑って
女の子3:「約束守ってくれてありがとう』
感謝を述べた。3人はすぐに道を戻り帰っていた
フェイ:「よかったわね煌」
煌:「ああ、絶対にあの男を捕まえる」
フェイ:「じゃあ、宿舎に戻りましょうか」
3人は宿舎へと車で移動して行った




