ベーミウス5
展開は考えてるんですがそれを文章にしてそこに行くまでの話を作るのが難しいですね!では投稿します。
煌はアルゲンティウムは背中にある一対のスラスターを吹かせながら相手に突撃し斬りかかる。
煌:「喰らえ!」
剣を振り下ろすが魔甲機はそれをかわしアルゲンティウムの胴体部分に蹴り放った。その結果、アルゲンティウムは吹っ飛ぶ
煌:「うわぁぁ!」 ドシィィィン!
蹴られたことでアルゲンティウムは地面へと叩きつけられる。煌は早く立ち上がり魔甲機を倒そうと敵を見る。
煌:「くそ!もう一度」
アルゲンティウム:『闇雲に突っ込むな!最初はマグレで勝てたようなものだよく考えて戦え』
煌:「そんなこと言ったって?!」
敵は剣をこちらに振り下ろそうとしているのが見えた。
アルゲンティウム:『煌!避けろ!』
アルゲンティウムの言われたとうりに煌はペダルを踏む。スラスターを全開にして敵の攻撃を避ける。
煌:「どうしたらいいんだよ!」
アルゲンティウム:『煌、敵の動きをよく見るんだ』
煌:「だからそれがわからないんだって!」
地面に着地して相手を見るがこっちに走って来ており民家を吹き飛ばして来ていた
煌:「くそ!」
アルゲンティウムは敵の攻撃を双剣で防ぐ。しかし、煌はどのように戦えば良いのかわからずイラついている。
煌:「どうすりゃいいんだよ!」
するとフェイから通信が入って来た
フェイ:『煌!聞こえる!』
煌:「フェイか!」
フェイ:『煌!そいつを町の外へ連れ出せる?』
煌:「無理だっつの」
相手の剣を横にそらして蹴りを入れて離れる
フェイ:『煌、奴を掴んで出力を全開にすれば連れて行くことはできるが?』
煌:「相手をつかむのが無理なんだよ!」
そう言って相手の攻撃を避ける。相手の剣は家を壊し続ける。また、アルゲンティウムの回避行動によって建物が壊れているなどの被害も起きていた。煌は目の前の的に集中し避けることに必死で周りを見ることができないでいた。そんな煌に対してアルゲンティウムからも声が入る。
アルゲンティウム:『煌、できるできないではないやるのだ』
煌:「だったらここで倒せばいいだろ!」
フェイ:『町の外に出せるならやってちょうだい!援護はするから!』
フェイにそう言われるも煌は相手との間合いを取れないためどうすることもできない。そもそも戦闘経験もなし、訓練をしたことがない人間にしてみれば難しいだろう。しかし、そうしなければ町に被害が及んでしまうことに煌は気づいていない。
煌:「ここで倒す!」
フェイ:『煌!いいから外d』ピッ
煌はフェイからの通信を切って相手を見る。相手を倒すことだけが頭を支配しており、冷静ではないことがわかる。
煌:「アル!力を使うぞ!」
アルゲンティウム:『煌!いいから外に連れ出すんだ!』
煌:「そんなことしてられるか!」
アルゲンティウムからの言葉を無視し、煌は双剣に皇帝機の力を纏わせると淡く白く光る。
煌:「敵をただ切る!」
スラスター全開で相手に近づき相手に斬りかかる。相手は一撃は避けるが追撃を避けられずにくらい左手を切られ失った。
「よし!片手はとった!」
煌は笑い敵を見る。しかし、
アルゲンティウム:『煌!「うるさい!もう少しでいける!」
アルゲンティウムからの通信を切ると同時に敵は剣をこちらに振り下ろして来た。その剣を双剣で切ると敵の剣は折れると同時に双剣に纏わせていた力が消える。それを見た煌は驚愕する。
煌:「なんで力が」
アルゲンティム:『言ったはずだ、我の力は完全ではないと。この力もそう長くは持続しない』
煌:「マジかよ、でも相手は腕がないんだ後少しで」
敵は背を向けて走って逃げる。
煌:「逃げんな!」
魔甲機の行動に驚くが、煌はあるゲンティウムのスラスターを吹かす。魔甲機に接近すると剣を振り下ろし魔甲機を切断して倒す。
煌:「やったぞ!」
煌は魔甲機を倒したことで達成感を感じて良い気分になっているところにレーラからの通信が入る。
煌:「レーラか、魔甲機は倒したぜ!」
煌は自信に満ちた顔で言うがレーラの顔は喜びではなく悲しい顔をしていた
煌:「どうした?」
レーラ:『煌、周りを見るんだ。』
煌の目に映ったのは、悲惨な光景だった。普通に立っていた建造物などは倒壊しており、火が着いて燃え広がっている場所もあった。
煌:「こ、これは・・」
レーラ:『言っとくが魔甲機だけじゃない、アルゲンティウムの攻撃によっての被害が大きい所もあるんだ』
レーラからの言葉に煌は愕然とし、熱くなっていた頭が冷水をかけられたかのように冷静になる。そして自分がどのようなことをしたのかを理解してしまった。
煌:「で、でも、それは敵を倒すためで!俺は一生懸命、」
レーラ:『確かにそうかもしれない。けどね周りはそうは考えないんだ。煌、君は戦闘に関しては素人なんだ私たちの指示には従がってくれ』
レーラはそう言って通信を切った
煌:「そ、そんな・・」
煌は自分がしたことで起きた被害を見て自分が何をしたのかを理解しパニックに陥っていた。操縦桿を握っていたては震えており、恐怖していた。するとフェイからの通信が来た
煌「フェ、フェイ俺は」
フェイ:『わかってる。煌が街をみんなを守るために戦ったのはわかってるわ、今回のことは改めて魔甲機についての対策を考えるきっかけになったわ。でも、私たちの指示には従って』
フェイもそう言って通信を切った
アルゲンティウム:『煌、我も教えるべきだった。敵を倒すことそして、その影響を教えるべきだった。すまなかった』
アルゲンティウムは煌に対し謝る。煌は自分の扱う力の重さを初めて認識したのだった。
〜???〜
フードの男:「いやはや、あれが白の皇帝機か確かに強そうだけど敵じゃない。おかげで恐怖がある程度は集まった。まだ少し足りないがな。」
フードの男は民家から離れた高層ビルの屋上から様子を見ており魔甲機を操っていたのだ。男の後ろにゲートが開き神父のような男が出て来た
???「遊んでないで行きますよドロア」
ドロアと呼ばれた男「わかった、すぐに行く。」
そう言って二人の人影ははビルから消えた。




