黒の王
うーん文章にするのは難しいですね。早く色々な設定とかを出したいけど話が進まない。
煌:「おい!そんなの聞いてないんだけど!」
フェイ:「あら?言ってなかったかしら」
フェイが言ってなかったっけ?と言う感じで首を傾げながら言う。
煌:「え〜...(おいおい嘘だろ聞かされてねぇよ)」
煌はフェイをジト目で見るがフェイはどこ吹く風といった感じで流す。
フェイ:「初めて会った時に名乗ったでしょ?」
煌:「それで王女様だってわかるわけねぇだろ!」
フェイ:「ごめんなさい。これから気をつけるわ」
フェイはそういいながら謝ってきたので煌はこれ以上いっても仕方ないといった感じで怒りをこらえる。
オルクス王:「ははは!仲がいいようで何よりだ。初めまして白の皇帝機のマスター。私はアルクス・ネグロメラン、今代のネグロメランの王である。宜しく」
黒の国の王であるオルクス王はかなり大きく笑いこちらに挨拶してきた。こんな陽気なのか人なのかとなるが一国をまとめている人なのだからまだ油断できないのか煌は警戒している。
煌:「初めまして!じ、自分は古川煌っていいます。宜しくお願いします」
煌はそういい頭を下げた。異世界の王とはいえ礼儀を書けば殺されるかもしれない。自分の記憶にある礼儀作法を思い出して挨拶する。
オルクス王:「うむ、いい返事だ。概ね話は聞いている。各国の皇帝機の力が必要だと言うことも聞いた。しかし、ほかの国に協力を申し出ることは難しい。とりあえず我らに協力すると言うことでよろしいかな?」
煌:「はい。行くところはなく、こちらに保護していただくのでその分協力させていただきます。」
オルクス王:「うむ、正直で良い。明日から色々と我らに協力してもらいたいので今日のところは休んで行くといい。フェイ、案内してあげるといい。」
煌:「ありがとうございます」
フェイ:「わかりましたお父様」
フェイと煌は礼をして部屋を出る後をついて行くと
煌:「なぁこれからはフェイ様とかフェイ王女って言えばいいのかな」
煌は恐る恐る聞くとフェイはこっちを笑いながら
フェイ:「いいわよさっきみたいに気軽にフェイって呼んで」
煌:「フェイはなんで騎士機に乗ってるんだ?他にも安全なところもあったんじゃないのか?」
フェイに問いかけると
フェイ:「それは、小さい頃に読んだアルゲンティウムとかが出てくる神話を読んで、その時に私もこういう風になりたいなって思ったのがきっかけなの。それ以降は王族としてた身を守りたいって思うようになって騎士機部隊に入ったのよ」
煌:「へぇそうなんだ。いいね誰だって憧れから始まることもあるんだから」
フェイ:「あら、ありがとう」
そう話していると別の棟に移り扉の前に止まると
フェイ:「ここがあなたの泊まる部屋になるわ」
中に入ると豪華なベットとテーブルに椅子そして壁に大きな画面がついていた
煌:「うわぁさすが王様がいる城、豪華だなぁ。」
フェイ:「この客室を使ってちょうだい」
煌:「ありがとう。明日はどうすればいいんだ?」
フェイ:「そうね明日の朝になったら私が迎えにくるわね」
煌:「了解したじゃあまた明日」
フェイ:「ええまた明日」
そう言ってフェイは部屋の外を出て行く
煌:「大きなベットだな」
ベッドに腰掛けて少しするとコンコン!っとドアを叩く音が聞こえた。
煌:「はい!どうかしたんですか?」
返事をして扉に向かい開けると綺麗な金髪のメイドさんがいた
キュアレ:「初めまして私は煌様のお世話をさせていただくキュアレともうします」
綺麗なお辞儀をされてこちらもお辞儀する
キュアレ:「お食事のご用意ができましたのでご案内させて頂きます」
煌:「あ、はい」
そういわれキュアレの後をついていき大きな部屋に入り席にすうるように促される。
キュアレ:「こちらになりますどうぞ」
出されたのはトマトのスープとサラダとパンそしてステーキが出てきた。
煌:「ありがとうございます。いただきます」
キュアレに感謝するとお辞儀され斜め後ろに立った
煌:「あの、ご飯は」
キュアレ:「後ほどいただきますので大丈夫でございます」
煌:「あ、はい」
そう言われご飯を食べるととても美味しく全て食べることができた
煌:「ごちそうさまでした」
キュアレ:「お下げいたします」
他にもメイドさんがきてお皿を下げて行く
キュアレ:「ではお部屋にご案内いたします」
下の部屋に案内されるがその間キュアレと煌の間に会話はない
煌:「あの、ありがとうございます」
キュアレ:「いえ、メイドの務めでございますので。では失礼いたします。」
キュアレが外に出て一人になり部屋にあるシャワーを浴びて外に出る
煌:「さっぱりした」
煌は椅子に座ると自分の現在の状況について考える。
煌:「(まじで異世界来たんだよな?本とかラノベみたいな展開だなぁ)」
日常をつまらないと感じていた煌としてはかなりワクワクした感じが出ていた。
煌:「しかし、キュアレさんとお話しできなかったなぁ。」
キュアレと話ができなかったことを少しショックを受けていた
煌:「ん?なんだ?」
紋章が光っており不思議に思うと頭に声が聞こえた
アルゲンティウム:『煌、煌、聞こえているか』
煌:「もしかしてアルか?」
アルゲンティウム:『そうだ、話がある』
煌:「てかどうやって話をしてんだ?」
アルゲンティウム:『マスターならば紋章を通して相手に話しかけることができる』
煌:「なんでもありだな、で?話ってなんだよ」
アルゲンティウム:『うむ、実は我の力がどれくらいなのかを貴様に伝えておかなければならないと考えてな』
煌:「それ聞いたけどかなり弱ったんだよな?」
アルゲンティウム:『そうだ、お前が初めての戦闘で使った光の力だがあれは本来の力を出し切れていない』
煌:「はぁ?魔甲機って奴を簡単に倒せたじゃねぇかよ!」
アルゲンティウム:『そうだ本来ならば空間までも切り裂くことができるのが本来の力なのだしかし、我の動力も不調であり完全には力を出せないということを知っておいてほしい』
煌:「あ、ああわかった」
アルゲンティウム:『ならば良い、では切るぞ』
そう言って紋章から光がなくなると煌はうずくまる
煌:「(ええーこれってアルがとても強くて楽に敵も倒せるやつじゃないの!)」
煌はアルの現在の状況を知りどうすべきかと考えたが
煌:「まぁ考えてもしょうがねぇか。とりあえず寝よ」
そう言ってベッドに入り寝た
次はアルゲンティウムが動きます




