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白の皇帝機   作者: タール
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白の皇帝

以前あったものを削除して書き直しました。

大学の授業が終わり大学生の古河煌ふるかわ こうは大学から家に帰っていた。


煌:「家帰ったらどうしようかな、やることないし寝ようかな」


彼、古河 煌は普段からつまらないと思っていた、日常が当たり前すぎてつまらなく感じていたのだ。いつからか煌はちょっとした刺激のようなものを欲していた。それは絵本や漫画のように出来事が起きたらいいなと思うようことだ。


煌:「てか、家帰ったら家事の手伝いしなくちゃいけないじゃん。やだなぁ」


そう言いつつ歩道橋の階段を降りていると階段を踏み外してしまう


煌:「はっ?」


煌の体は重力に従って下へと落ちる。


煌:「(嘘だろやべぇ!)」


そうして目を閉じて腕を顔の前へと持っていくそして、煌は世界から消えた。




?????〜


そこは城だったかなり大きくその下には街があり栄えている国だった。その城の一室にて軍服のような格好をした黒く長い髪の女性と茶髪で白衣を着ている女性の二人が話していた。黒髪の少女が問いかける


黒髪の少女:「ねぇ、大きな転移が起こったっていうのは本当なの?」


そう訝しげに聞くと茶髪の女性は答えた


茶髪の女性:「本当よ、さっき転移が起きたことは観測したのよ。かなり大きな魔力を使った転移よ」


そう言って二人の前にある機械の画面に観測されたものを黒髪の少女に見せた


黒髪の少女:「これはっ!一体どこがこんな大きな転移をしたのよ」


黒髪は呆れている。茶髪の女性は


茶髪の女性:「どこのでもないわよ」


黒髪の少女:「え?どういうことよどこのでもないって」


茶髪の女性:「言葉のとうりどこの国がやったわけじゃない。これは別の何かが起こしたことよ」


黒髪の少女は困惑し茶髪の女性はため息をついた


黒髪の少女:「よくわからないけどどの国でもないのね」


茶髪の女性:「そうだよ、そこで確認をしてきてほしいのこの転移があったところを」


黒髪の少女:「あのねぇ仮にもこの国の王女に頼むことかしら?」


黒髪の少女は笑いながら言う


茶髪の女性:「おや?ダメかい?」


黒髪の少女:「そんなわけないでしょ。あなたの頼みだもの言ってくるわ」


茶髪の女性:「なら良かった。じゃあ気をつけてね()()()第三王女」


フェイ:「ええ、言ってくるわレーラ」


そう言ってフェイと呼ばれた少女は何人か連れて調査に向かった。



白の遺跡〜


煌は目を閉じて数秒たっても地面にぶつかった感触も階段にぶつかる感触もないことにおかしく思い、恐る恐る目を開けるとそこは先ほどまでいた歩道橋でも外でもなく屋内だった


煌:「おいどこだよここ」


声は震えていた。外にいたと思ったらいきなり屋内にいてしかもどこかの遺跡のようなところにいるのだから


煌:「おーい!誰か!誰かいないか!」


そう叫ぶも響くのは自分の声だけであり他の人の声はしない


煌:「くそっ!どうすりゃいいんだよ、そうだ携帯!」


携帯を見るも圏外となっておりダメだった。


煌:「おいまじかよ、ほんとどうすりゃいいんだよ」


煌はパニックになり携帯が使えないことにショックを受けていたすると煌が顔を上げると少し離れたところに扉があった


煌:「なんだあそこ?」


そこは木のツルなどが覆っていた


煌:「あそこに行って見るか」


ここにいてもどうしようもないことは理解することができたので携帯が繋がる場所に行こうと決めた


煌:「よいっしょっと!」


扉を開けると道があった


煌:「なんも出てくんなよ、いやできれば人間が出てきてほしいけど。話の通じる」


そう言いながら暗い道を進もうとすると道の脇にある松明に火が灯り導くかのように奥までついた


煌:「おいどこに繋がってんだ?できれば外に繋がっているといいんだけど」


するとまた扉があり煌は扉を開けた。扉を開けた先にあったのは白だったそこにとても綺麗な白があった


煌:「なっなんだこれ、ロボット?」


そこには白いロボットが鎮座していた。そのロボットは大きく16mはあった


煌:「へぇーかっこいいな、てかなんでこんなとこにあるんだ?」


そのロボットに見とれてまじまじと見ていた


煌:「てかちげぇよ。出口じゃないのかよ」


見るのをやめると出口ではないことに落胆した。そしてロボットに寄りかかる


煌:「はぁ、どうすっかなぁ。ん?」


いきなり大きな音がした


ドゴン!ドゴン!


煌:「な、なんだ!」


上にある天井が崩れたそこから大きな影が降りてきた


ドン!


砂埃が舞う



煌:「ごほ!ごほ!なんだ!」


そこには二本の角を生やし、手には槍を持った紫色のロボットがいた

煌:「なんだよあれ」


 煌はいきなりのことに戸惑うが紫のロボットは赤い目で煌をみた


煌「っひ!俺を見てるのか」


恐怖して動けない煌に向かって槍を伸ばしてきた


煌:「(やばい!死ぬ!まだやりたいこともある!刺激を欲していたけどこんな風に死ぬようなことじゃない!まだ、まだ!生きたい!)」


そう心の中で叫ぶ煌に向かってくる槍があと少しで届きそうになった時、槍は弾き飛ばされた


煌:「え?」


 煌は上を見ると白いロボットが剣を振り切っていた。紫のロボットは後ずさりした


煌:「俺を守ってくれたのか?」


するとロボットが


???:「生きたいと言ったな」


煌:「へ?」


???:「生きたいと言ったな」


煌:「っ!ああ!俺はまだ生きたい!」


???:「なら私と契約しろ。そうすればお前の命は助かる」


煌:「わかった。契約するだから助けてくれ!」


???:「わかった」


煌は白いロボットに吸い込まれた


煌:「へ?うわあああ!」


気がつくとコックピットにいた


煌:「ここは?」


???:「私の中だ」


煌:「ロボットの」


アルゲンティウム:「そうだ、我が名はアルゲンティウム。白の皇帝機なり!」


煌:「アルゲンティウム」


ここに白の皇帝機が立ち上がった。

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