春の歌会
伊藤大二郎様に触発されて、私も挑戦だ!
「何処より 仄かに馨る 梅の香や 振り返りつつ 歩む磯の辺」
気がつけば50歳になっておりました。
過去を振り返れば淡く消えゆく泡沫の記憶ばかりのようで。
楽しき事も一瞬、辛き事も一瞬。
正確に思い出せない事も数多あります。
それでも時たま、ふとした瞬間に、長らく記憶の奥底で眠っていた事柄が鮮明になる事もあります。
「ああ、そうだった!」
その瞬間は流れゆく時間がピタリと止まるのですが、少しでも気を緩めるとまた記憶の奥底へ沈んで行き、時間は再び流れ出してしまいます。
老い、を感じるようになり始めたのだなぁ、と思う今日この頃です。
こんなんでエエんかなぁ、と思ったり。