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真夜中のヒーロー

作者:神月大和
良平には生まれたばかりの弟がいた。
だけど彼はお兄ちゃんなんだから我慢しなさい、と言う言葉が大っ嫌いだった。なんでかって、お母さんがそれを理由に言うことを聞かせようととしているように思えたからだ。
そんな彼はベッドで眠り、蚊の羽音で目を覚ます。しかしそこにいたのは蚊ではなく怪人で、そこに憧れのヒーロー仮面ブシドーが駆けつけた。
しかも彼は良平に手伝いを願った。一も二もなく引き受ける良平だったが、怪人が狙うのは良平の弟だと知る。そしてその戦いで、自分が憧れていたのは、ヒーローではなかったことに気づいてしまう。それに――

「僕はヒーローにはなれないよ。だって、怖くて足がすくんじゃう」
「君はもうヒーローになれるという証を持っている」

「ヒーローは怪人をやっつけるからヒーローなんじゃない。ヒーローだから怪人をやっつけるんだ」

だけどやっぱり僕はまだ、ヒーローにはなれない。でも、そんな僕でも、もうなれるものがあるそれは――。

だから僕は浩太を守るんだ!

ヒーローになりたかった少年は、弟を守る○になる――。(エブリスタにも掲載)
2018/08/25 07:00
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2018/08/26 07:00
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