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思わぬ収穫

 実家の修復はまだ終わっていませんが、生活は概ね元通りになりました。

 そういう訳ですので、いつもより僅かながら早めの投稿です。


 異世界には数多くの種族が棲んでいる。


 このダルファニールでは最も頻繁に見かけられる獣人族を筆頭に、最近になって何処からか出現し版図を拡げ始めたと言われている魔族、独特の技や魔術を保有している小人族、見えざる魔法生命体とも呼ばれる心霊族、絶滅寸前と噂される程に希少な巨人族や翼長族、大らかな気風の竜鱗族、海洋に暮らす魚鱗族などが、めいめいの文化や身体的特徴に適った生活圏で、同族と共に暮らしている。

 俺は直接会ったことがないが、他にも森霊族や地霊族といった種族が居るらしい。


 殆どの種族はそれぞれで大体一つずつの国や地域を占有し、近隣の国と交易をしたり、没交渉的に引きこもったりしている。魔族の台頭で既に半ば滅ぼされたような国も、残念ながら幾つかある。太秦が治めるここ獣人王国は、これでも比較的平和な方だ。


 そんな多様性のある異世界ダルファニールなので、俺達地球の人類ヒューマンに良く似た種族も、当然のように存在している。


 まあ、世界を隔てている以上、俺や太秦のような地球の現生人類とダルファニールに棲むその種族・・・・が完全な同種とは言えないようにも思えるのだが、太秦が検証した限り、少なくとも凡その身体構造や生理的特徴は一致しているらしいので、とにかく同種と考えておいて差支えないらしい。細かいことは知らん。もしかしたら、俺や太秦より遥か以前にも、召喚術を受けて異世界に移住した地球人類が居たのかもな。


 ところで。地球の人類ヒューマンが書いた小説に登場する異世界の人類ヒューマンは、妙に高い選民意識を持っていたり、他の種族を奴隷にして迫害していたり、そんな風に描写されてる場合があるよな。

 だが実際のところ、ダルファニールに居るその種族・・・・は他の種族に対して偉そうに誇れるような長所を特に持たない。そして優越性がないということはそのまま、勢力として弱小だということに繋がっている。


 幻想小説に出てくるドラゴンのように強い訳でもなく、ゴブリンのように数が多い訳でもなく、エルフのように魔法に長けている訳でもなく、ドワーフのように道具を自在に操れる訳でもない、愛すべき我らが人類ヒューマンは、さて如何にして異なる現実世界を生き延びるのか。

 これは言わば、そういう話だ。




     ■ ■ ■




 砦の正面に、十数台の幌馬車が停まっている。

 隊商の列だ。それぞれの幌馬車は全て同一の金具で連結されていて、それらが同一の商会によって執り仕切られていることを示している。

 隊商の代表責任者らしき人物が砦の前庭に降り立ち、出迎えた俺達の傍にすり寄ってきた。


「ウズマサ王陛下に於かれましては、お目通り叶いましたる在りし日にも増してご壮健にあらせられますれば。種族を同じくする・・・・・・・・者の端くれといたしまして、羨ましい限りに御座います」


 やや背筋の曲がった、中年の男だ。極端に痩せても肥ってもいないその体格には獣の耳も、竜の鱗も、翼もひれも生えていない。恐らくは本人の言う通り、太秦や俺と同じ、歩人族なのだろう。


 歩人族。

 多くの優れた知的生命が跋扈する厳しい異世界を、俺達のような人類ヒューマンは如何にして生きてゆくのか。眼前の男はその典型的な回答だろう。

 則ち、長期的な移住生活だ。元より他に選択肢がない。定住すればいずれその地域で支配的な種族との生存競争になり、直接的な争いを挑まれるまでもなく、生活に必要な資源リソースを確保するという段階で競り負けて、出ていかざるを得なくなるのだから。


 幸いにしてダルファニールのその種族・・・・も、地球の現生人類と同様に、超長距離の移動にだけは向いていた。大昔のアフリカから他大陸の端々まで何世代もかけて渡り歩ける程の、忍耐強さと足腰は伊達ではない。地球人類の場合はそのまま世界中に版図を拡げた訳だが、強力な他種族が居た為に同じことが出来なかったダルファニールの彼らは、複数種族との交渉や交流によって中間マージンを稼ぎ、生計を立てる道を選んだようだ。つまり行商だ。今でこそ徒歩でなく荷馬車を用いてはいるが、事実、彼らの間には古くから行商をしていたという家系の者が今も多い。一つの氏族が丸ごと一つの隊商を形作っていた例もある。


 ダルファニールのその種族・・・・は勢力図の上で負けているぶん、文明の進歩も他種族より少しばかり遅かった。ついた呼名が「歩」く「人」。長所や美徳とはとても言えないが、文字通りゆっくり歩くことだけは得意かもしれないという、皮肉の意味合いも込められた名前だ。まあ、気質的にすぐ走りたがる獣人族や、そもそも歩くということをまずしない翼長族や魚鱗族、自重のせいで周りのものを壊さず静かに歩くのが難しい巨人族、歩幅が狭い小人族、歩いているところを誰も観測出来ない心霊族らに較べたら、確かに得意と言えば得意には違いないのだろう。筋肉の種類や骨格の形によって、長距離の移動に向く身体つきか、短距離走向きの身体つきかが決まるので、ただ体力さえあれば良い訳ではない、という話も聞くしな。


 安息の地を得られず、それを望む度に他種族との性能差を見せつけられ続けた歩人族は、世代を重ねるにつれて謙虚過ぎる、と言うより卑屈な精神性を身に着けていった。

 むしろその悪徳こそを歩人族の証明として、下の世代に丁寧に伝えてきた節さえある。俺は地球で言うところの民族主義者じゃないし、生まれつきの精神性なんか信じちゃいないから、歩人族の子供を他種族の間で育てれば、別に卑屈にもならないだろうと思ってはいるが。


「拙ら歩人族のサムクシャイム氏族、この獣人王国にてウズマサ王陛下の庇護を賜りました瞬間より、一人残らずみな陛下の忠実なる手先に御座います。ご用命とあらせられますれば、この通りいつ如何なる地にも参上いたすべく、日頃より覚悟いたしておりまする。また陛下の御威光のみならず、英雄たるオーギ殿の憶えもめでたくば、これに勝れる心強さは御座いますまい」


 そういう典型的な歩人族の一員にとって、一応の同族でありながら国王や英雄になった太秦と俺は、余程特別な意味合いを持つ存在に見えているらしい。いや、単にそれだけではない。太秦が彼の氏族を受け容れ、獣人王国に居処を用意して以来、彼らは隊商ぐるみで太秦のシンパとなり、王権を陰に日向に支えている。


「して、拙らは此度、如何様なお役目を果たしましょうか。荷はこの通り既に下ろしまして、若衆に運ばせておりまするが」

「うん。頼みたいことがあってね。でもここじゃちょっと話しにくいなあ」

「では、拙の車に御案内申し上げます。声を漏らさぬ造りにしておりまする故、御内密の話にも向くかと」

「頼むよ」


 ああ、オーギ君もカーネリアンちゃんを連れて一緒に来てよ、と太秦は言って、隊商の列に向かって歩いていった。行商の男がその背中に追従する。

 おっと。また碌でもない企みの気配が漂ってきたぞ。




     ■ ■ ■




 案内された屋根つきの大型馬車には、見覚えのある小柄な少女が座っていた。その少女も俺に気がついたらしく、書きかけの帳簿を脇に置いて立ち上がった。


「やっぱり、しぶとく生きてやがりましたか。だからザリアに言ってやったんです、あんな男の為にめそめそ泣いてやるのは涙の無駄遣いだから辞めろって」

「アニクシか」

「ええアニクシ様ですとも。丸一年間の休暇は楽しめましたか、この怠け者」

「最悪だったぞ。そもそも休む暇もなかったしな」

「そうでしたか。でしたらまあ、少しは労ってやらないでもありません。お茶でも淹れましょうか」


 アニクシ。小人族。女子。十六歳。低い身長。三白眼に不健康そうな薄い隈。旅慣れた服装。翻訳魔術にも反映される程の粗野な口調。商売人。守銭奴。計算高い現実主義者。義理に厚く人情に薄い契約主義者。ザリアの幼馴染。実は動物好きだが動物に好かれない。本人はそのことを隠している。趣味はぬいぐるみ集め。毒薬使い。敵には容赦しない。殲滅者寄りの恐るべき非戦闘員。約一年前に生き別れた、俺の大事な仲間。

 行方不明になっていた俺が言うのも変だが、何故ここに居るのだろうか。


 そう思って話を聞くと、この砦を通る道は元々アニクシの行商ルートで、今回は道案内として隊商の列に参加していた、という答が返ってきた。俺がベインヴェルベータに召喚されていたこの一年は、他の仲間達と別れて本業の商人に戻っていたらしい。

 と、本人はそう言っているし、その説明も間違いではないんだろうが、多分、商売の傍らで独自に俺を捜索していたのだろう。幾ら捜してもこのダルファニールには手がかり一つ残っていなかっただろうに、申し訳ないことをしたか、という思いが頭をよぎる。思うだけだ。俺とアニクシの間に、その手の気遣いは必要ない。第一、悪いのは俺を召喚したベインヴェルベータの魔術師達だしな。事情を説明して謝っても、困惑されるのが眼に見えている。

 だったら何故謝りたくなるのか、という話だが……こればかりは性分だな。或いはそういう扱いやすい気性を持つ者を、召喚魔術の対象として選ぶ方法でもあるのかもしれない。だとしたら俺には今後第三第四の異世界からも突然招集されてしまう可能性さえあることになるので、召喚術の対象として既に二度選ばれている身としては嫌な話だが、元々、よその世界から実力者を連れてきて働かせるということ自体が無茶な話だ。責任感のない者を初めから除外しておくのはむしろ合理的とも考えられる。


「それなら都合が良い。頼みごとの半分は解決だねえ」


 アニクシから土地鑑のある範囲を詳しく聞き出した太秦が、無精髭をさすりながらにやけている。俺とアニクシは訝しんだ。この男が何かを企んでいるのは最早明らかだ。

 大体、最初に俺の召喚を企てたのは太秦だ。魔族じゃなくこの男こそ、俺が倒すべき諸悪の根源と言えなくもない。それは判っているのだが、しかし太秦の事情も知っているので、どうしても心から悪と断じ切れていない自分が居る……召喚した側にとっては、こういうところが思う壺なのだろうな。結局のところ今回も言いなりになってしまう気はするのだが、だからと言って油断すると更にとんでもない話を引き受けさせられそうなので、この男の頼みを聞くときに注意は怠れない。

 薬伽ヤカの話によれば、いつかの俺が太秦に対する恨みを自ら封印し、更に感情を封印したというその記憶自体をも破棄した、という可能性もあるらしい。それならそれで、全く構わない、と俺は思っている。そのときの俺には、そうするだけの理由があったということだからだ。


「そう睨むなよ。単純な話さ。アニクシちゃんには、オーギ君を新しい領地の近くまで案内してもらいたいんだ」


 カーネリアンが受け取ったという、旧魔族領の一部か。それこそどんな魔境なんだ。


「鄙びた小さな村だよ。元々の住民達には、つまり魔族なんだけど、とりあえず農業をやってもらっている。でもあんまり成果が芳しくないらしくてねえ。以前は別の産業があったようなんだけど、上がってきた報告を読んでもその内容がよく判らないんだ。だからオーギ君とカーネリアンちゃんに自分達の眼で直接見てもらって、管理を任せたいっていうのもある」


 お前にしては随分と、煮え切らない話だな。


「そうなんだよ。だから本当に少し困ってるんだ。まあそれが頼みごとの半分。いつも面倒な仕事を押しつけて済まないね。そうは見えないかもしれないけれども、おじさんは心の底から、君達に感謝しているんだよ」


 嘘吐きの大人そのもののような顔で、太秦はそう言った。何故だか逆に信憑性が湧いてくるな、と思った。




     ■ ■ ■




 太秦からの頼みごとのもう半分・・・・を聞き終え、箱型の車体から砦の前庭に降りると、アルティリオを先頭に据えた集団が下山してくるのが見えた。憂羅我ウラガに強奪された魔術触媒の捜索隊だ。


「お帰りなさいでありますアルティリオ。お疲れのところではございましょうが、師匠に何か言うことがあるのでは?」


 砦から迎えに出てきたムジカがお姉さん風を吹かせ始めた。俺の弟子になった順番としてはアルティリオの方が先輩なのだが、この姉弟の立場はそのときどきの経緯で簡単に逆転する。

 アルティリオが俺に言うべきこととは、勝手に俺を死んだものと見なして自分達の看板に利用していた件への謝罪だろう。悲劇的な最期を迎えた英雄の後継者という肩書は、求心力に繋がるだろうからな。アルティリオは年齢の割にそうした打算も得意だ。


「済みません。奪われた触媒は見つけられませんでした」

「そうじゃないのであります」

「いや、そっちの方が重要な話だ。そうか、見つからなかったか。とっくに焼き棄てられていたのかもな」


 憂羅我には生きて帰るつもりが元々ないようだった。そういうことなら、貴重な転移用の触媒を奪い返されないようにと破棄していた可能性は確かにある。


「触媒?」


 アニクシが俺の背後から歩み出て、呟いた。


「おやアニクシ殿、久しいでありますな」

「この砦にいらっしゃっていたんですね。ご商売の方はどうですか」

「お久し振りです。商売は、まあぼちぼちですよ。それで触媒とは? 話を聞く限り普通のものではなさそうですね」

「転移に使う魔術触媒だよ。ほら」


 太秦が何か植物や鉱石の名前らしきものを幾つか挙げた。件の触媒の原材料らしい。


「それでしたら、私の積荷に在庫がありますよ?」


 アニクシがさらりと言ってのけたのは意外な事実だった。

 転移術式という本来の用途ではなく、調薬に使うつもりで偶々仕入れていたらしい。但し在庫はごく僅か。ムジカに確認させてみたが、世界を渡る為の術式に用いるとなれば、頭数にして四名ぶんにぎりぎり足りるかどうか、というところなのだそうだ。


「本来なら売らずに私が消費したかったものですし、お代は高めに見積もらせていただいて、これくらいで」


 やっぱり金取るのか。まあこいつならそうだろうけども。

 後ろに控えている行商の男も、商人ならばそれくらいは当然、という表情をしている。支払いは太秦に任せることになった。元々、アルティリオ率いる捜索隊が触媒を発見することが出来なければ、この男が責任を持って代わりを用意するという話だったのだし、何せ国王だ。一介の商人に足元を見られた程度ではびくともしない経済力を持っている。何ならこの隊商への半永久的な免税さえも可能だろう。アニクシも行政を敵に回す気はないのか、流石にそこまで要求してはいなかったが。


 問題は、この四人ぶんの触媒を誰に使うか、だ。まあ、それはこの場に居ないシキやカンセー達も交えて相談だな。そろそろ人形の少女も修理し終えた頃合だろうし。

 俺達は砦の屋内に戻ることにした。




     ■ ■ ■




 ムジカの案内でシキとカンセーが寛いでいるという部屋に入ってみると、室内は血溜まりになっていた。

 と言っても別に心配は要らない。例の奇癖が出たせいでルーチェさんが流した鼻血だそうだ。


「始まりは、これからカンセー君をどう鍛えるかっていう話だったんだけどね?」

 シキが状況を説明してくれている。


 魔術的なステータスのことで相談すべき相手はやはり専門家だろうということで、ルーチェさんを呼び出した。そこまでは良かった。

 ところが状態性愛スタシフィリアを抱えているルーチェさんにとって「俺のステータスの伸ばし方を一緒に考えてくれませんか?」というカンセーの頼みはどうやら刺激が強すぎたらしい。


「そんな……成長の方向性だけでなく、具体的な数値まで私の好きに決めていいだなんて、そんなこと……ッ」


 いやどういうことだよ。今までの経緯を聞いても全然判らん。

 カンセーも俺と同じ感想を持ったようで、狼狽えながらも釈明を続けている。


「別に変な意味とかじゃないんですよ。というか何だ変な意味って。ただ最終的な目標とか、お薦めの鍛錬法とかがあれば聞かせて欲しいだけなんですが」

「だ、だだだ大丈夫だ。お姉さんが一つの無駄もない完璧な構成に仕上げてあげるからな……!」

「不安になってきた……何されるんだろう俺。誰かからステータスについて相談を受けるのって、その界隈のひとにとってはそこまで趣深い展開なんですか?」


 予想通り修理が終わっていたらしい人形の少女が、ルーチェさんに肩を掴まれてしどろもどろになり始めたカンセーを、冷めた眼で見上げている。んん?

 対照的に、結晶生命体の三人は遠巻きにしつつも興味深げな面持ちだ。


「ヘリオの奴が居れば絶対に記録していたじゃろうな、この光景は」

「肉ある者の生殖活動とは。奥が深いのですねえ。不死の生命体であるわたくし達には。何がなんだかさっぱりです」

「その相談には、吾れのような者も交ぜてもらえるのであろうか? 吾れは今より強くなりたい。女王様と妹君の御身を、次こそ過たず護り奉らんが為に」


 この状況に深入りしていたら話が進まないな。

 俺は敢えて流れをぶった切ることにした。


「ステータスに関わることはルーチェさんが他の誰より詳しいのは確かなので、カンセーの育成方針についてはお任せする。それよりも」

「やった!」

「えぇ……」

「それよりも。日本に帰れる目処が立ったぞ。但し触媒の量が限られている都合上、今すぐ帰れるのは四人までだそうだ」



 旧魔族領視察の話を先に書いていたら、いつまで経っても舞台を日本に戻せないように思われましたので、一旦、主人公達を帰国させることにしました。京都観光回は近い。

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