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聖 白薔薇学園執行部   作者: 南條 樹
新たな出会い
9/45

寮に帰ろうとしていた所、誰かに呼び止められて振り向いたら、愛沢先輩がこっちに向かって走って来た。


「良かったー。また行き違いにならなくて」

「愛沢先輩。どうしたのですか?」

「葵ちゃんに用があって来たの。取り敢えず、ここじゃ他の生徒達の邪魔になるから、カフェに行こう」


そう言うと先輩は、私の腕を取ると、カフェへ向かうべく歩き出した。私は、先輩に連れられる形であったが、素直に付いて行った。

先輩に連れて来られたカフェは、滅多に入る事の無い洒落た店だった。


「ここは私が奢るから、何でも好きな物を注文して」

「先輩に奢って貰うのは、恐れ多いですから自分で払います」


流石に、昨日会ったばかりの先輩に、奢って貰うのは気が引けるので、自分で払う旨を告げたが、先輩に却下され、渋々奢って貰う事となった。

暫くして、私と先輩の目の前には、各々が注文したメニューが置かれていた。


「それで話しなんだけど、執行部の事。昨日は、返事は直ぐにじゃなくても良いと言ったけど、考えてくれたかな?」

「その話しですが、神宮寺先輩に一員になる事を告げ、受理されました」

「そうだったの!?じゃあ、これから一緒に居られるね。そっか、夏蓮に会ったのね……誰か他のメンバーは居た?」

「いいえ。神宮寺先輩一人でした。山積みになった書類に、目を通していたみたいで、忙しそうでした」

「あちゃー。バッドタイミングだったね。夏蓮は、他のメンバーよりも厳しいから、当たりもキツかったのじゃない?」

「よく分からないですけれど、明日から放課後は、ああああぁぁぁ毎日通う事にはなりました。仕事を覚える事と、立ち居振舞いを覚える様な事を言ってました」

「やっぱり。夏蓮は、葵ちゃんを鍛えて、自分の所で囲う気だからね。嫌なら断った方が良いよ。そうじゃないと、葵ちゃんが辛い思いするだけだからね」

「有難うございます。でも私、取り柄も何も無いですから、身に付けておいた方が良いと思います」

「真面目だね。そんなんだから、私や五十鈴も気に入ったのだけどね」

「あ、有難うございます……」


この学園の生徒全員の憧れである、愛沢先輩や藤原先輩に、気に入られているのは嬉しい。勿論、神宮寺先輩も。厳しい中にも、私の事を気に入ってくれたからの事だと思えば、これから先の事も、例え大変だとしても頑張れるよ。

その後、愛沢先輩とは、他愛も無い話しをして、お開きとなった。その時、先輩から、寮の引っ越しの話しを聞いて、何時でも移動が出来る様に、荷物を纏めておく必要が出来た。

1話毎の話しが、段々短くなってきている((((;´・ω・`)))

次こそは、もう少し伸ばせる様にしないと(ง •̀_•́)ง

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