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聖 白薔薇学園執行部   作者: 南條 樹
新たな出会い
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聖 白薔薇学園は、都会から離れた山間の奥に、ひっそりと佇んだ所にある。市民の生活の場から離れた学園な為、広大な学園内の敷地には、色々な商店が揃っているから、態々市街地まで出て行く必要は無い。この学園の中だけで、1つの都市が出来ていると思っても、何ら不思議では無い。学園の建物は、校門を抜けると桜並木があり、その道を通り過ぎ開けた場所には、左右対照となる校舎と、その中央に塔を思わせる様な建物がある。

そして生徒達は、全員が寮生活となる。寮は男女別で、寮自体も離れている。更に、男子寮、女子寮共に3棟ずつある。そのうち1棟は特別な棟で、ここに住む人達は限られた人のみ。その為、一般の生徒からは、憧れや羨望の眼差しで見られている。

葵も、他の一般生徒と同様に、寮生活となる。でも、彼女の場合は、自宅からこの学園までは、通えない程離れているので、どちらにしても寮生活には変わらない。



入学式も終わり、一週間が過ぎ、皆それぞれクラスの仲間とも、打ち解けてきた。


「それにしても、まさかクラスまでも男女別になるとは。これじゃ、彼らと会う接点が、全く無いじゃない」


「そうだね〜。校舎自体も、男子と女子じゃ別々だし、会うのは難しいかもね〜」


「時雨の言う通りだよ。それに、寮の同室の子も、何か堅苦しくて、息が詰まるよ」


「私も同じだよ〜。葵と一緒の方が、楽なのに〜」


「私も時雨となら、楽しく過ごせると思う」


私が言う彼らとは、男子執行部のメンバーの事だ。彼らはイケメンな上に、各々がお金持ち。そして何よりも噂されていた、乙女ゲームの攻略対象者達に、似ているのだ。

執行部の会長は、三年生の先輩で、藍色の髪をした俺様系の人。副会長は、黒髪で眼鏡を掛けており、冷静沈着タイプ。書記は、色素の薄い灰色の長髪で、軽薄そうに見える。会計という役が無い変わりに、庶務という役に二人居て、一人は黒髪で会長の後ろに控えている感じ。もう一人は、赤髪の短髪で熱血系。

他の執行部メンバーと比べて、馴染みやすい感じの人だ。

以上、6名が男子学生の代表を務めている。


同じく女子の方にも執行部があり、代表となる6名が存在する。更に、先程の説明にもあったが、寮の特別棟に住むのは、彼ら各々の執行部メンバーと彼等の護衛的な人達が住んでいる。

その彼らとは、入学式の時に会う機会があった。

お陰で私達一年生は、執行部のメンバーを見たいが為に、色々と試みている。言い忘れていたが、女子執行部のメンバーは、ゲームの中でライバルキャラとして登場してきた人達と似ているが、実際の人達はまだ会った事が無い為、どの様な人達なのか計り知れない。

取り敢えず私は、彼らとの接点を取る為に、日々計画を練っている。


「葵。今日の放課後、街に行かない〜?」


「いいね。私、カフェに行ってみたい」


「じゃあ、決まりだね〜」


ここで言う街とは先程言った通り、ここの生徒達の為にある商店の事だ。

カフェを初め、洋服店や、雑貨屋などがある。生徒達の食事は、朝夕は寮の食堂で、昼は校内にある食堂や購買を利用する。

学校が半日で終わる場合は、カフェでお昼を食べる人も居るとか。私は、経済的にも毎日校内の食堂を利用する事は出来ないので、毎日購買を利用している。だからカフェも滅多に行く事は無いので、こうして街へ行く時に、入って見たいと思っていた。



説明文が多くてすみませんm(_ _)m

暫くは、こんな感じが続くのかも(´・ω・`)

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