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聖 白薔薇学園執行部   作者: 南條 樹
プロローグ
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プロローグ

春風と共に、満開に咲いた桜の花が、咲き乱れる中、私は高校入学の準備に勤しんでいた。申し遅れましたが、私の名前は、雪村 葵と言い、この春、市内の公立高校に入学する一年生です。中学校までは、友達が殆ど居なく、家でも、ネットやゲームばかりをしていた。インドア派と言えば、聞こえは良いが、所謂ただの引きこもりだ。だから高校生になったら、少しでも良いから、今の環境から脱出したいと思っている。そんな私に仲の良い友達は、『葵は高校行っても、今と変わらないと思う』なんて事を言っていた。だから、私は何がなんでも、変わりたいと思う。


そんなある日、私は買い物から帰って来きたら、ポストに郵便物が挟まっている事に気付き、取り出して宛名を確認したら、私宛の手紙だった。白色の封筒には、薔薇の刻印が捺されていて、差出人の名前は不明になっていた。私は、その封筒を持って家の中に入り、そのまま自分の部屋へと向かった。

買ってきた物を、取り敢えず机の上に置くと、封筒の封を開けた。中には、四角く綺麗に畳まれた紙が2枚入っていた。私は、その紙を開き、手紙の内容を読んで驚いた。そこに書かれていたのは、『聖 白薔薇学園』への入学通知書だったからだ。

聖 白薔薇学園 …… ネットで色々と噂される程の謎な学園。その1つが、今流行りの乙女ゲーム『白薔薇の王子様達』のモデル学校では無いか?と言う噂だ。この乙女ゲームは、主人公の女の子が、学校内でイケメンの5人の中から一人選び、恋人同士になるって話しだ。私も、このゲームに嵌まってて、何度もプレイした位に彼らがイケメンなのだ。それに、声優陣も豪華で、私には神ゲーとまで思えた程だ。そのモデルでは無いか?と、噂されている学校への入学通知案内が、私の元へ届いた。偶然なのか、必然なのか?私には分からないけれど、この学園へ入学するに当たり、学費は全て免除。自宅から通うには遠い為、学生寮も用意してくれている。市内の公立高校に、入学が決まっている事も知っているのか、そちらの学校へも、連絡をしてくれると言う事だった。

私は直ぐに母親の元へ行きこの事を説明したが、既に母親は知っていて、この学校への入学許可をくれた。

それからと言うもの、私は急いで寮生活の準備を整え、聖 白薔薇学園へ入学する事となった。


初めましての方も、お久し振りな方も、作者の南條 樹(旧 琉華)です。

今回の小説は、色々と初書きな事が多く含まれるけど、暖かい目で見て貰えると嬉しいです。

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