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足りない頭で四苦八苦しております。拙い文章、誤字脱字等のご指摘や感想お待ちしております。
弾の製作を始めて数時間。
弾が自動で作られていく様子をまるで魔法みたいだなと呟くと、実際魔法だぞそれと師匠に返される。
この世界においての銃は魔法で作られていたという驚愕の事実。
確かに若干MPが消費している。
魔法の力ってスゲー。
閑話休題。
弾の製作自体は問題なく進んでいるがどうにも品質が上がらない。
スキルのレベルが低いからかなぁと悩み師匠に相談する。
「まあこの魔法って持ってる知識に比例するからな。一番簡単に品質上げるには自分の手で作ったが早いぞ」
今までゲームでしか銃にさわったことない自分に弾を一から作れといわれても無理じゃないですかね。
地道にスキルが上がるの待つしかないかと思って製作を続けようと肩を落とす。
「まあいきなり全部手作業は難しいがこれ位ならできるだろ」
と言って師匠が何やら作り出す。
あっという間に雷管、薬莢、弾頭と作り上げていく。
これらと発射薬(火薬)を組み合わせることで弾ができるらしい。
つまり師匠はハンドロード(弾を手で作る方法。後でネットで調べた)をさせようと言うことらしい。
師匠に手取り足取り教えて貰いながら製作していくそしてやっと納得のいく品質の弾が完成した。
【ライフル弾:鉛製】
品質B+ atk+30
一般的にライフルで使われる弾薬。
カスタム:フルメタルジャケット
貫通力小上昇
このあとは素材が無くなるまで作業を続ける。
先程作った物を思い出しつつ製作する。
このあと作った物は全体的に品質B前後で安定して作ることができた。
全部で600発程度できたようでしばらくは弾に困ることはないだろう。
「よしよしちゃんとできたな。これから飯でも食いに行くか」
そう言われたところで空腹ゲージの存在を思い出す。
昨日師匠と晩酌したとき以来何も口にしてないな。
確認するとステータス異常一歩手前のようだ。
危なかったこれからはこまめに確認することにしよう。
「私の行きつけの店があるんだそこにいこう。」
「師匠の行きつけか~どんなとこだろうな~」
「うまい飯を食わせてやるから期待してろ」
「はい、期待させてもらいます!!」
そう言って工房を後にした。
<銃>Lv7
<短剣>Lv6
<体術>Lv4
<受け流し>Lv5
<気配察知>Lv3
<遠視>Lv3
<初級銃鍛冶>Lv1→Lv16
<鑑定>Lv6
<初級光魔法>Lv5
<初級闇魔法>Lv5
exp2