表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Create Online  作者: ikayaki
3/20

2

説明多め

2015/3/20初期取得スキル変更のため後書きの所持スキル一覧変更

「これは……すごいな」

 

 COに降り立った第一声はそれだった。

 石造りの町並み、それでいて古さを感じさせないどこか洗練されたようなデザイン、今までやっていたVRゲームは硝煙の臭いと砂ぼこりばかりの荒廃した世界だったのでCOの世界はとても新鮮だった。

 この世界への感動を覚えたあと周りを見渡す。

 やはり初日の開始時間は人が多いな。


「パーティー募集してます‼ヒーラーの人一緒にいきましょう‼」

「誰か一緒に奥のフィールドに行きませんかー?」

「いい装備揃えていますよー‼フィールドに出る前に買っていきませんか?」


 などといった声が聞こえる。

 こういった声掛している人たちはβテスターなんだろうなと思いつつまずは自分の持っている装備の確認をする。


【ハンターライフル】

 atk+25

 一般的な猟銃。ボルトアクション。小型~中型の動物用。大型の動物や魔物を狩るのにはやや威力が足りない。


【初心者ナイフ】

 atk+9

 初心者のためのナイフ。扱いやすく練習にはちょうどいい。


【冒険者の服】

 def+2

 冒険者のための服。防御力はほとんどない。

 

 といった感じの初心者用の装備一式とお金を3000G(この世界のお金はゴールドらしい)初心者ポーションを3個が配布されている。


(まあ装備はこんなもんか)


  注目すべきはやはり銃だろう。アーツがないとは言え初心者用の装備でこの威力はなかなかのものだろう。

 

(さて先ずは訓練場に行くか)


 この訓練場はスキルlvを5まで安全に上げることができる施設だ。

 いわゆるチュートリアルでここで武器や魔法の使い方に慣れましょうということなのだろう。

 このゲームにはグランドクエストといった明確な目標は設定されておらず、自由気ままにどこに行っても何をやってもいいということが売りのゲームのためチュートリアルがないのだろう。

 その代わりがこの訓練場ということだろう。

 訓練場の銃スペースに向かうがやはり誰もいない。やっぱり人気ないんだな銃。

 少し残念に思いつつNPCの教官の話を聞きつつ訓練用の銃弾(100Gで弾薬無限)を受けとる。

 VRMMOにおけるNPCだがそのAIは人間とほぼ変わらずこの世界で住人と呼べるほどのものであるというのが常識だ。

 つまり人間と同じように礼儀をもって相手するべきだと、VRMMO初期時代こそ馬鹿にされてた行為だが今では普通の事らしい。

 銃の使い方は普通通り弾を込めボルトを引き、狙いを的に向けて引き金を引く。

 少々反動が厳しく体勢が少しぶれたが的に命中する。


「ほう、なかなか綺麗なフォームじゃないか。銃を使った経験があるのかい?」


「はい。ここに来る前はメインで使っていたので」


「そうか、なら私が教えることはもうないかな」


 とNPCの教官が去っていく。

 NPCとはいえ誉められれば嬉しいものなんだなと思いつつスキルLvが5になるまで射撃の練習をする。

 次に魔法の練習のため場所を移動。

 こちらにはそこそこ人がおりNPCの教官が忙しそうにしていた。

 練習用の杖と簡単なレクチャーを受け魔法の練習を始める。

 魔法はなにも持たずにも使うことができるがやはり効果を十全に発揮するには杖や魔導書といった触媒が必要らしい。

 効果はやや劣るが指輪などのアクセサリーを触媒にすることもできるらしいがこちらはレアアイテムらしく簡単には見つからずβテストの時点では作る事も出来なかったそうだ。

 まず光魔法の練習を始める。ショット系と呼ばれる礫を飛ばす魔法と体力を回復することができる魔法を使えるようだ。

 体力は減ってないのでライトショットの練習をする。

 魔法はあまり狙いをつけずともホーミングするので簡単に的に当たる。

 これもLv5になるまで練習。

 次の闇魔法もショット系でLv5になるまで練習し練習用の杖を返却。

 最後に短剣の練習をするため訓練場の場所を移動する。

 どうもここが一番人数がおり賑わっているみたいだ。

 練習用の木でできたナイフを受けとり木の人形に向かって練習を開始する。

 これが一番簡単にレベルが上がっていく。

 近接スキルのほうが上がりやすいのかな?と思いつつLv5まで上げ練習用のナイフを返却。

 この時点で一度ログアウトして昼食を食べることにした。


<銃>Lv1→Lv5

<短剣>Lv1→Lv5

<体術>Lv1→Lv3

<受け流し>Lv1→Lv2

<気配察知>Lv1

<遠視>Lv1

<初級銃鍛冶>Lv1

<鑑定>Lv1

<初級光魔法>Lv1→Lv5

<初級闇魔法>Lv1→Lv5

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ