衛兵と役職の案内人
第1章 3話衛兵と役職の案内人
ぐうううううぅ
お腹すいた 太陽は眩しく 照らしている草原地帯を 歩いてつつ 目指すのは あの砦
最初は 遠くからは 小さな砦だったのに…
だんだん 近くまで 歩くことで
みるみる その砦は 大きくみえてきた
その砦の 外側は 大きな岩盤で囲って 周囲には川が
流れていた
砦の 岩盤の内側には 城壁が張り詰めていた
その砦の 入口付近には 橋を 降ろさせていて
砦の門 前で多くの人が並び詰めていた
人の列に 並べること 時間が 経つにいえ
自分の番がきた、衛兵が 呼び止められ
「君、変わった服装だけど どこからきたね?」
聞かれ、思わず
「俺… 東の地から きました」
「そうか… ここに何しに来たのかね?
それと 身分証 お持ちですか?」
あちら こちらで 問われる衛兵だが
身分証って……
「すみません 身分証って これでどうですか?」
リュックの中から 学生証を取り出し
衛兵に提示した
「ふむ これは 何という文字かな?」
「え?」
なんと 衛兵には 日本語の文字が 伝えられないのか それとも おふざけで してるのか
不可解なことに 俺は… 同様した
「え…っと 僕、東の地で 貧相に暮らしてて
世間には ちょっと知らずに……」
ぐうううううぅ お腹が鳴る
「ハハハ 何も 食べてないのか?」
「はい」
「じゃあ 俺の弁当、喰いなさい」
衛兵から 弁当を差し出した
「あ…ありがとうございます それと
いただきます」
「うんうん 困ってる人は見逃せないからな
そうだ、ちょっと おとなしく お待ち頂けますか?」
「別に構いませんよ」
衛兵は 門兵に任せ 姿を消すと すぐに
戻ってきた 衛兵の隣には 見知らぬ女性を連れてきて
「あの はじめまして 私 役職係の…
努めています カレラと申します」
「はじめまして ダイキです」
「あの… 動かずに…じっとしといてください」
「はい」
カレラという人物は 髪はパーマヘアーの 金髪で
服装は 見たことないスーツと…きた!
カレラ…さんは 片眼鏡を付け
僕の顔を見ていた うん… カレラさんは
若いな 何歳だろう と思いきや
「はい 以上です え…っと
トークさん 異常ないですよ」
「そうか 少年、いや ダイキって いったね
門の中に 入場許可を認めます どうぞ」
衛兵… トークさんは 気軽に 門の中に入れてもらえました
弁当のごちそうを、お礼し言いつつ
カレラさんから 僕の 身分手続きを
行うよ いわれる
「では ご案内しますね」
「はい 田舎で 道もわからず
お手柔らかにおねがいします…」
ギルド本部
館にしか 見えん でかい 豪華だな おい
中に入ると それは 左側3つ 右に1つ
4つの部屋 右の部屋の右側 トイレがある
文字が 日本語じゃない
表面側には 5つの台に 別れていた
一つの台ごとに 上になんて書いてるのか
わからない それでも
僕は カレラに付いていき 室内の部屋に入る
俺は… と思いきや カレラさんから
椅子に座り待機するようにいわれ カレラさんは
室内を後にし すぐ 戻ってきた 書類を持ちながら 僕に手渡された
「これは 身分証明書で 身分証のカードを発行するための 貴重な書類なので その書類に
役職、名前、住所、歳、能力値を 書いてもらっても よろしいでしょうか?」
カレラさん… 文字わからん なになに?
ΔΓΘΨφ うん わからん
「カ…カレラさん え…っと 僕 ここの文字には
わからないですが 変わりって言ったところか
お願いしても 構いませんか?」
「わかりました 個人情報をおねがいします
さっき伝えたとおり 役職、名前、住所、歳、能力値おねがいしますね」
「能力値ってのは わかりませんが
えっと 役職は無く
名前は 鳴海 大輝 年齢:16歳
住所は 至っていろいろあり 無しです」
「そうですか わかりました スラスラと……
…………
能力値は 至ってシンプル 片眼鏡で 拝見させてもらったので 大丈夫ですよ
ダイキさん 今は 手続き終えたので
しばらく 月日につれ 封筒送りたいのですが
今 泊まる宿や 所持金とかは 予定とかありますか?」
「ッ…」
考えてなかった段階にはいった ここは 日本じゃない 俺の 所持金へっぽこの なし金だ
男として それは… 隠しきれん なんという
恥だ くそ こんな 高校生 雇ってくれるのは
相当いない
「え… 所持金なくて 泊まる宿もありません…」
「そうですか 当て付けありますが それに移って大丈夫ですか?」
「え? あるの!?」
こりゃあ びっくり こんな 知性程遠い 青年に
バイトあるのか? 怪しいが これに乗る手はない
「ちょっと 苦がある 職ですが やっていけないでしたら 給料は 少ない依頼になりますが…」
「やります やります どんな 苦難も
立ちはだかろうとも 頑張ります」
今の俺には 他の選択肢、皆無 そこから
成り上がってみせる 初歩の依頼なんて
いつまで たっても 進めない
日本に帰るために!
「そうですか かしこまりました 案内しますので 仕事が終わるまで お待ち下さい」
カレラさんに言われ 夜遅く
ギルド本部 近くのベンチに座って
やっと カレラさんが 来た
「お待たせしました 歩きながらでも
その職場ですが 内容 教えますので ついてきてくださいね」
3話 完