第九話・謎解き?
瞳那「はい。『現神と荒神の暇潰し〜特別編〜』の『お知らせと雑談』で伝えた通りですね。先ずはお知らせです」
瞳那「この前書き担当は私、小夜梛瞳那がします。タイトルは『現神と荒神の一人語り』です。さて……シロクロに任せられたので頑張ります」
瞳那「何を話しましょうか。先ずは前の話ですね」
瞳那「莉恋さんは私達の話を盗み聞きして、そのまま家に招待した付近で終わってますね。因みに彼女は話す為に向かった為に偶然聞いたのです」
瞳那「特に無いし……本編の後『現神と荒神の暇潰し』をお楽しみください」
瞳那「それでは本編どうぞ!」
よく分からないまま時間が過ぎた
瞳那「あっ……これ関係無いですね……」
カフェで考えていた時に瞳那がそう言う。私も薄々気が付き始めていた
で、多分紙に……
瞳那「メモリーですね。紙と言うよりかは封筒で渡されましたし……」
確かに少し膨らんでるけど……この内容だから驚き過ぎて完全に失念していた……
中身を見るとメモリーが入っていて、瞳那の予想通りだった。携帯に挿入して確認すると地図が入っていて……
契禊姫「無駄じゃん!」
私はそう叫ばざるおえなかった……
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地図通りに向かうと、目の前には大きな屋敷が
そして……
莉恋「やっと来た。遅かっ……」
私はその先を言わさせずにメモリーと封筒を投げつけて
契禊姫「まともにしろ!」
そう叫んでしまった……余りにも無駄な時間を使ったから文句を言いたくもなる
一通り文句を言ってから
莉恋「さて。私のお母さんに会ってもらうの。政府の人で現人神を管理してるから。確か……」
歩いてくる音が聞こえてくる。その方向を見ると幼げな少女が立っていて
「現人神管理組織。神威。莉恋……また迷惑かけたわね?」
困惑していたのに、莉恋によって更に困惑させられる
「お母さん!」
私と瞳那は顔を合わせ、暫くして叫んだ
落ち着いた頃に飲み物を飲みつつ話をした
彼女は瑞慕莉桜で莉恋の母親だという。完全に少女にしか見えないのは言ってはいけない気がした
「成程。私が貴女達の協力者になってあげる。ただし条件が。貴女達も神威に入ってもらう」
私は立ち上がると瞳那も同じように立ち上がる
「信用出来ないか……なら……着いてきてもらうよ」
そう言って立ち上がる。私と瞳那は顔を合わせて暫くしてから頷いた
それ程信用させる物があるのだと。彼女の後を着いていく
「私も知らない……」
地下へと降りていく。どうやら莉恋も知らないみたい。やがて扉の前に着く
莉恋は扉を開けて
「現荒人神姫。貴女達が求める物かしら?」
そこには椅子に座って眠っている様に見える少女
私は現荒人神姫の姿に。瞳那も同じように現荒人神姫の姿になった。目の前の少女の頬に触れる
その瞬間に黒い触手が私を貫いて意識を飛ばされる
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『レスティアの気配を感じたから呼んだら……貴女は誰?』
少女が足を組んで顎に手を添えて聞いてきた。彼女は現荒人神姫の《嫉妬》なのは直感で分かった
『《嫉妬》……この子は……《憤怒》の……後継者……そして……《暴食》と……《傲慢》以外……七つの大罪……与える予定……』
そう説明すると目の前の少女は微笑んでいた
『あの子のメモリー勝手に使い与えた子がその子ね。だから……現荒人神姫に。納得した』
彼女は立ち上がると私の前へと来る。幼い少女は私の胸元に触れて何かを流し込んでくる
『私は封印されてるから』
レスティアは首を傾げていた
『私は彼奴に取引を持ちかけられ断った結果がこれだから』
そう言ってクスクスと微笑んでいた。彼女からは変な感じはしなかった
『小夜梛瞳那は信じてもいい。と言うよりかは小夜梛瞳那と瑞慕莉恋、瑞慕莉桜は信じ無いと駄目』
私は困惑していた。彼女がそう断言したから。その瞳は嘘偽りなく真実のみを話してる瞳だった
『レスティア……私の事……教えてないね。私は《嫉妬》イリアス。能力は【全書】。相手の情報全て……細工も何もかも正体ですら全てをね。まさか……現荒人神姫の姿の人間だからエラーを起こすとは思わなかったけど……』
彼女はそう言った
『さて。貴女に私の全てを与える。私は貴女に情報を与えた。取引も無しに無償で。私は封印されもう目覚めない。なら……貴女に私を与えて貴女を強くした方が良さそうだから』
そう言って指を鳴らすと意識が急激に覚醒する
彼女の言葉を信用するなら……協力も問題無いと思った
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意識が戻ると現荒人神姫のままの姿で私は眠っていたみたい
そこで思い出したのが
「……このままだと……私は……」
言いかけた時に
「安心なさい。この家は私と莉恋、それと私の息が掛かった人間しか居ない。裏切りも無いと」
莉恋の母親である莉桜が入ってくる。私は彼女の目を見ていた。彼女はそれを汲み取ったのか
「一応私は現人神。能力も有る。だから信用して。そっちの子も」
椅子に座って待っていたのか、現荒人神姫の姿のままの瞳那が居た
「分かった。《嫉妬》イリアスから聞いたから」
私はそう答えると納得した表情していた。私は首を傾げると代わりに瞳那が代わりに話してくれた
「あの後、契禊姫は現荒人神姫として行動していたのです。暴れる訳でもなく私達を見て何の感情を見せずにただ私達を見ていた」
そう答えられた。それはあの時の私と同じだと直感で感じた
契禊姫「はい。本編終了。引越しも終えましたね。『現神と荒神の暇潰し〜特別編〜』の予告通りに」
レスティア『……どうせ……ネタバレするのに……と……今回も……ゲスト来てます……』
契禊姫「お知らせは……特に無いですね。では、ゲストの登場です!」
莉桜「瑞慕莉桜です。一応、現人神組織の神威のトップだね」
レスティア『……今回の……ゲストは……本編にも出た……見た目以上の……少女に見える……瑞慕家の……当主……瑞慕莉桜さんです』
莉桜「喧嘩は買うよ?」
レスティア『……良いの?……』
契禊姫「はいはい。ここは平和な世界線。真面目にやりますよ」
莉桜「そうだった。さて……何を話そうかしら……」
レスティア『特に無い……なら……ネタバレとして……仲間にしたい……理由は?……』
莉桜「ん?。強いから。それと普通に味方にしておきたいから」
契禊姫「そうだったんだ……本編の私は警戒してるもんね」
莉桜「当たり前ね。呼んだけど災害時に両親二人を殺したけど……何故なのかしら?」
レスティア『……助ける事で……無我夢中だった……意味があるの?……』
契禊姫「あの時の私はフィラーによって現荒人神姫になっていたの。フィラーは《強欲》の現荒人神姫。レスティアを仲間にする為に使ったのは裏腹に私のデータが入ったメモリーを複製してあるの」
レスティア『……えっ?……』
莉桜「つまりは……オリジナルの複製を作ろうとしてるて事?」
契禊姫「ネタバレならそうなるよ。更に深堀すると……シロクロは契禊姫、莉恋、瞳那のクラスの中の女の子に名を与えてその子を敵として出すみたい」
莉桜「それは……また。て事は今回の章のボスはその子て事?」
契禊姫「そう。仲間にするかはまだ未定。そこは私達の力量になるみたい。私の現荒人神姫としては自我がある時と無い時には理由があるしね」
レスティア『……それも……関係?……』
契禊姫「そう……てか、普通はゲストネタバレなのに、何故私がネタバレしてるの?」
莉桜「そうなのか?。なら私の役割か。今後になるなら、私は2人を加えた私専属の組織を作る」
レスティア『……契禊姫と瞳那と……莉恋?……』
莉桜「そう。契禊姫の力量によってはその子も次の章では仲間として出すとか有るかもしれない。シロクロはそれを考えてるが、今は第二章を終わらせる事しか考えてない。第三章はフィラー戦で良いかとさえ思ってるみたい」
契禊姫「まだなのね。取り敢えずは目の前の子を助けようとするのが私達て事……」
莉桜「そう。シロクロは考えるのが適当な上に話を進めるために仕込んだ伏線も直ぐに拾うほどに記憶力無いのでね」
レスティア『……でも……今回は……それはしないみたい……』
莉桜「そうか……不安しかない」
契禊姫「今に始まった所では無いから良いのです。さて。ネタバレになったかは分からないけど、今日はここまで。莉桜さん」
莉桜「お知らせね。シロクロから毎日投稿と思われるが……実は投稿ペースは結構マイペース。連投したり一話のみと。後はこの『現神と荒神の暇潰し〜特別編〜』の話や、この前置き、後書きの事も考えてのマイペースらしい
次は初の連載10話目なので記念的な話を『現神と荒神の暇潰し〜特別編〜』で契禊姫側の人達を集めたパーティーを。契禊姫とレスティアに加えてゲストは、小夜梛瞳那、瑞慕莉恋、瑞慕莉桜の予定
シロクロは一応は仕事してる為に合間合間に書いてる為に遅くなるが一日投稿は頑張るつもりらしい。でも余裕を見て書けたら投稿する形になると」
レスティア『……妥当……じゃ……時間だし……ここまで……』
契禊姫「私達に任せる程忙しいのね……なのに書くて。それもいいか。じゃ……」
莉桜「『現神と荒神の暇潰し』はここまで」
契禊姫「またね!」
レスティア『……そこは……ゲスト……またね……』
莉桜「これが……この2人か……それでは次もお楽しみに」




