第七話・現荒人神姫の人間
レスティア『……て事で……本篇前の……短編話……『現神と荒神の暇潰し』……今回も……ゲスト居ます……』
契禊姫「名前適当……と言うよりかはこの話は短編だったのね……まぁ、世界線が違うとは聞いてるし……そうかな?」
レスティア『……ん……と……簡単な説明……かな?』
契禊姫「本篇前の話で、ゲストとゲストの設定。後は雑談しつつ本編の話とは別で此処ではラジオ感覚で話す予定。本編前のおやつ感覚で見る感じだね。シロクロは適当な為に此処では設定を深掘りするかもしれないので見るのも見ないのも自由ですね」
レスティア『話は……終わり?……じゃ……ゲストの登場……』
瞳那「何故、莉恋さんではなく私なのですか?」
契禊姫「えーと。シロクロ曰く、先に瞳那さんの話を固めるみたいですね。莉恋は現人神だけで、設定は固まってないのと、まだ彼女の力を見せてないから。だそうです」
瞳那「私もよ?。良いですけど……」
契禊姫「莉恋は勢い。瞳那さんは登場確定していたので順番的には次みたいですね」
瞳那「そうですか……では、改めて自己紹介しますね。小夜梛瞳那。現荒人神姫ホムラとミスティアによって現荒人神姫になった現荒人神姫兼人間です」
レスティア『……補足として……ミスティアとホムラは……名前だけで……本編では……一切登場しないと……シロクロは……言ってた……』
契禊姫「成程ね。瞳那は私の事を恨んでるのかしら?。今回の話の本編の中身でその発言があるけど……」
レスティア『本編では……話さないから……許可は出てる……』
瞳那「ませんね。どちらかと言うと、最初だけでホムラとミスティアに真相を聞いてからは、同情してますね……。それよりもこれ、今回の話の内容ですよね……ネタバレもろ出てません?」
レスティア『……ん……さっきも言ったように……シロクロは……適当……この前書きは……多少の補足を入れないと……分からなくなるから……それなら……ネタバレして……でも……補足入れて……おかないと……だから……この話の……瞳那も……出る前に……出て貰った……それ程……シロクロは……適当……この『現神と荒神の暇潰し』も……その影響……』
瞳那「……それは……適当過ぎますね……」
契禊姫「まぁ……その分、此処ではネタバレ有り満載で私達の好きなようにしていいと。ある程度の許可は出てるね」
レスティア『補足は……これぐらい?……なら……本編?……』
契禊姫「そうだね。なら本編の話を瞳那に」
瞳那「えーと、私と莉恋さんの初登場回ですね。後は……新たに名前だけで本編に登場しない現荒人神姫もでます」
契禊姫「ネタバレが嫌ならこの話を飛ばして本編読んでからこの話を見るのがオススメ」
瞳那「言って無駄ですよ……後でシロクロに伝えておきますから……では、本篇開始です」
制服に腕を通して着込んでいく。お義母さんに伝えた。もう少しだけ頑張ると
過去が分かった。それで私の心は決まったから。着替え終えると家を出る
それでも現神は待ってくれないのか、待つのが面倒いのか、サイレンが鳴り響く。それと同時に走り出した
「契禊姫!?」
懐かしの顔があったが無視して私は行く。その時に
「まさか……契禊姫も?」
私の走る速度に追いついてるのか普通に着いてきていた
彼女はこの学校に通う時に、最初に話しかけてきた子。名前は……確か、瑞慕莉恋だったはず……
彼女は私の目の前で現人神となり
「契禊姫も。見せて!」
和服をイメージした彼女の姿は綺麗だった。私は立ち止まり
「莉恋。私は現人神では無い。目的があるから向かっただけ」
確認したが私には関係無い荒神だった。私は踵を返して避難する事にした
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「……見つけた。現荒人神姫」
契禊姫と同じ制服を着た少女。彼女は契禊姫と同じで現荒人神姫の後継者に選ばれ仲間を探していた
「うん……行こ……行かないと」
彼女はそう言うと姿を消した
彼女は契禊姫の通う学校に入ってない。あの災害の被害者で死にかけていた所に現荒人神姫の少女によって後継者となり現荒人神姫に
彼女は契禊姫に対して恨んでる素振りはしてない。しっかりと目的を持って彼女に会おうとしていた。それは後継者に選んだ現荒人神姫と彼女の中に居る……レスティアと同じ現荒人神姫によるモノ
レスティアと同じだった。現荒人神姫はレスティアとその周囲の3人の現荒人神姫が同じ意志を持っていたのだから
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学校に着いた。結局、莉恋が直ぐに討伐して私と共に。彼女は現人神で政府の現人神だった
それでも私の隣に……目の前に
「契禊姫。私では相談に乗れないの?」
聞いてくる。来た時からこの調子だった。見た目は肩まで髪を切りそろえて、薄い青い瞳を持った少女。れっきとした日本人
彼女はどうやら一人で討伐してるみたい。その時にチャイムが鳴ると莉恋は席に着いた。敵対する気は無いが他は分からない。だから仲良くする気はなかった
「珍しく居るやつも居るな。今日は転校生が居る。入ってきなさい」
先生が私を見てそう言う。扉が開くと私の中のレスティアが反応していた。それは私も感じていた
入って来た少女は黒い腰まで伸びた髪。紫の瞳で清楚系の少女だった
彼女は私を見た瞬間に確信した。彼女は私と同じ現荒人神姫によって後継者となり、中に現荒人神姫を宿してると。レスティアの目になり一瞬だけ見た
彼女の中にメモリーが2つ。彼女自身は現荒人神姫にならずに、現荒人神姫に選ばれ現荒人神姫になったみたい
「小夜梛瞳那です。よろしくお願いします」
そう言って頭を下げていた。その頭の下げ方は規則正しく、本当にお嬢様の様な感じだった
それからは前に聞いた通りのやり方で朝のホームルームが終わった。そのまま授業も普通に聞いていた。やがて昼休みになり、彼女の周りに人が。それは休み時間ずっとだった
「人気だね。と、そろそろ話してもらうよ!」
私は無視して屋上へと向かう。その時に彼女と目線が会い、彼女は立ち上がって話をしてから私の後ろをおう形で着いてきた
屋上に着くと私は振り返り
「殺しに来たの?」
彼女は立ち、私を見ていた。そして彼女から現荒人神姫が現れた
『……現荒人神姫……ミスティア……の力……』
私は困惑して彼女を見ると肩を竦めていた。彼女は私に向かって
「私は貴女を殺しに来た訳では無い……どちらかと言うと……味方として来ました」
そう言って黒い髪が赤と濃い青に染って瞳も赤と青だった。彼女は現荒人神姫となり、私も現荒人神姫になった
この場に現荒人神姫が4人も居る
『……現荒人神姫……ホムラに……選ばれたのね……それに……ミスティアにも……貴女……2人に選ばれ……現荒人神姫として……作られたの?……』
そう聞くと頷いていた
「私はあの時の災害で2人の計画の為に私は生まれた現荒人神姫。《傲慢》と《暴食》で……能力は【極寒】と【煉獄】」
彼女は私に膝まづいていた。彼女の瞳は私に仕える意思が
「巫神姫契禊姫様。私は二人の意思により生まれ変わった現荒人神姫……私は契禊姫様に仕えます」
そう言った。風が吹き私と彼女を包み込んでいた
彼女の意思が分からないが敵対する気は無いみたい。その時に扉が勢いよく開いたのと同時に瞳那が私を守るように立っていた
そこには莉恋の姿が立っていた。彼女の目は驚愕と共に討伐しないといけないのか現人神になっていた
設定
後継者……現荒人神姫の中でもレスティアに関係する人がする行為で、人間でありながら現荒人神姫でもある
登場人物
小夜梛瞳那……現荒人神姫で後継者で、ミスティアとホムラによって選ばれた。《傲慢》と《暴食》の現荒人神姫。災害の被害者だけど、2人の話を聞いて契禊姫を恨む事はせずに仕える事を選んだ
能力【極寒】……無から氷を生み出す事が出来る
能力【煉獄】……無から炎を生み出す事が出来る
瑞慕莉恋……政府の現人神。何気に初めて契禊姫に話しかけて付きまとう唯一の存在
えーと、瞳那さんから圧掛けられたので。前書きはネタバレが満載な為に嫌な方は飛ばす事をオススメします。本編読んだ後に前書きを読むと多分分かりやすいと思います。なら、後書きにしろと思いますが、後書きは基本的に設定と登場人物の紹介にしますので。前書きは基本的に彼女達の好きにさせますので、本編では出さないだろう話を話してもらいます。それをゲストと共に任せますので彼女達には自由に話します