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現荒人神姫  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第一章・現荒人神姫〜現神と荒神の少女〜
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第五話・過去

過去の話で1話で終わってますが……悔いは無いです。それと


レスティア『とある……なろう作家さんに……励ましてくれた……良かったね……』


契禊姫「頑張ろうと思ったよね?。言えないけどここでは私とレスティアからも。ありがとうございます!」


という訳で……ネタが尽きたので、私のお気に入りの彼女達に任せます


契禊姫・レスティア「『えっ?』」


次の話からは彼女達の好きに話しますので。多分彼女達の気分次第で前の話もしくはその話のゲストが来ると思いますし、来ないと思います


後、ここは本編とは違う世界線なので皆さん仲良しです。その筈です……

死とは身近にある。それを一番よく知ってるのは私自身


数年前。私は公園で一人寂しく遊んでいた。その時に声を掛けてくれたのは私と同じくらいの少女


「一人なの……?」


私は頷くと彼女は私と対面する様に座る。そして無言のまま彼女と遊び始めた


最初はつまらなくて楽しく無かった。でも次第に彼女はそんな私に毎日付き合ってくれた


私は彼女を信じきり話も始めた


「……そう……」


儚げな少女は名前は教えてくれなかったけど毎日会ってくれた。私はそれだけでも嬉しくて気にしなかった


私にとって彼女は大切な親友だったから。だからこの日が最後になる。そう思わなかった


『君が彼女の支えの子ですね』


何時ものように彼女を待っていると、声が聞こえてきた。この公園には普段は人は居ない。だから不思議に思い振り返った


それが間違いだと気が付かずに


『なるほど。彼女も支えの子を現荒人神姫にすればいいのに。そうすれば……ずっと居れるのに』


男は何を言ってるのか分からないが、突然胸元に何かを突き刺してきた。突然の事で躱す事も出来ずに、私はそれを受けてしまった


その瞬間に痛みが走り胸元を押えた。何かが溢れ出てこようとするのを


『それは、現荒人神姫になる為のメモリーです』


息が途切れ途切れになる。意識が遠のいていき、やがて意識が落ちた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


走った。嫌な予感したから。彼奴が居ないから……彼奴なら……


『待ってましたよ。レスティアさん』


彼奴が立っていた。その傍には……あの子が俯いて佇む。様子がおかしかった


警戒した。その時に彼奴が細く微笑むのを……


『彼女は生まれ変わりました。行きなさい』


ゆらりとあの子が動くと目の前まで来ていた。人間の動きじゃない。それに……


瞳が虚ろで赤く光っていた。操られてるのだろうと。攻撃が出来ない


『別に操ってません。彼女の意思です』


その瞬間に思いっきり殴られ、蹴りを入れられる。今の彼女は正気じゃない


気が付くと彼女は目の前から消えていた。私の前から突然


『……何を……した?……』


彼奴は笑いながら黒い空間の中へと向かい


『現荒人神姫のメモリーですよ。貴女と居る為の最高の道具ですよ』


そう言って黒い空間は閉じた。私は地面に拳を叩きつけていた


あのメモリーは私達……現荒人神姫が持つメモリーで残った現荒人神姫のメモリーなんて……最悪のしか残ってない。ましてや普通の人間……それも子供に使うと、どうなるか


私は急いで彼女が行きそうな場所へと向かう


だけど遅かった。一回行った彼女の家は崩壊していて、両手には彼女の両親の頭だけが握られていた


その時に……街が火の海に。周囲を見ると荒神が何時の間にか無数に居て


『どうですか?。私の演目は』


彼奴が彼女の頭を撫でながら出てくる。動けば彼女は殺される。アイツとってあの子は人質なのだから


『と、このまま世界の崩壊を眺めましょうか』


そう言って消えるのと同時に彼女が向かってくる。私は彼女を絡めて、縛り上げる


唸る彼女を私は何とかしてメモリーを取り出そうと。でも、多分こんなに時間が経てば彼女の記録は残ってしまう。だから……


私は彼女の中に入り、救おうとする


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


真っ暗な空間の中。その中に白と黒のメモリーが浮かび上がっていた。最悪のメモリーで触れようとするが電気が走る


その時にあの子が……荒神の姿として佇んでいた


「……助けて……」


彼女がそう言う。私と近ずいて長く伸びた髪をかきあげて頬に触れる


赤く光った瞳には悲しみが。私は優しく抱きしめた


「……殺しちゃ……た……私じゃない私が……この子が私を操り……殺した……助けて……」


彼女は現荒人神姫になろうとしていた。私は優しく撫でて


『受け入れて……優しく……ね?』


彼女は頷くと、メモリーに手を伸ばしていた。その時に


『させませんよ』


その声が響くのと同時にメモリーが無くなった。彼奴の仕業と直ぐに分かる


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


元の姿に戻った彼女を受け止めて、奴を見ていた


『もうすぐでしたのに……現人神が来ましたので。私の目的はこれでしたので。この演目も終了です』


そう言って消えた。私は彼女を見て思った。彼女の傍に居たら彼女を巻き込む


なら、私は彼女から離れる事に。その方が彼女にとっては安全だから


彼女が目を開けたのを確認して、私は彼女の手に私のメモリーを渡した。もしもの時は呼べる様に……


彼奴は現荒人神姫の裏切り者。勝手に現荒人神姫のメモリーを使ったのだから

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・災害……契禊姫と現荒人神姫が引き起こした災害で、事実上契禊姫を利用した現荒人神姫が原因


登場人物

現荒人神姫・フィラー……災害の主犯にして現荒人神姫の一人

能力【???】……闇を操る?


現荒人神姫・レスティア……契禊姫の親友にして現荒人神姫。契禊姫の為に離れたが呼ばれ再び一緒に。前の時の紹介は彼女

能力【空亡】……前回紹介済み


巫神姫契禊姫

……レスティアに唯一心を許した親友。現荒人神姫でもあるが封印されてる

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