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現荒人神姫  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第二章・現荒人神姫〜気に入られた少女〜
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第十話・シャルル=グランゴヌールの時間

瞳那「はい。『現神と荒神の一人言』始まりました」


瞳那「前回は悠華が《月》になるかどうで断りましたね」


瞳那「でも、それの影響で最も古い現荒人神姫が星二十二遊戯に復帰しましたね」


瞳那「《太陽》の秘密も。まさか彼女が悠華の母親だけど、別ルートの方の母親とはね。解説?は前話の後書きに契禊姫さんとレスティアさんが語ってます」


瞳那「今回はシャルル=グランゴヌールの時間秘密が分かりますね」


瞳那「では、本編どうぞ!」

再び廊下を歩いていた。向かってるのは《世界》の元


『初めまして』


眠そうに目を擦りながらそう言う。その横では


『起きろよ……私は《魔術師》。彼奴は《世界》』


そう言って足を組みながら本を読んでいた


『えーと。時間に関してなら私は違うね』


何も言ってないのにそう言う


『あぁ。私の力だ。時を止めてる。それにシャルル=グランゴヌール周辺の時を操作してるから……そこの《太陽》も存在してる』


そう説明された。あれ?。これって……


『聞くな。私やそこの奴、《塔》は動けないが正解だからな。まぁ、私よりも強い星二十二遊戯は居るから問題は無いけどな』


何これ?


『だそう。行こっか』


私は手を引かれてそのまま……


『待て。これを渡しておく。今日は《塔》には会えないし、これからも』


そう言って投げ渡されたの何かの鍵だった


『もし《塔》に会いたいなら……この屋敷の迷宮を抜け出した奥。でも、《塔》は誰にも会いたがらない。星二十二遊戯であってもな。だから代わりに私から。歓迎しよう』


彼女はそう言ってくれた。流石に会いに行こうとは思わないけど、迷宮……そうは思えなかった


私はメモリーと同じ様に鍵をぶら下げて彼女の手を引かれるままに部屋から出た


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夜になって《太陽》は寝ると言って部屋に。私は暗い森の空を見上げていた


良く分からないがどうも泊まりになってしまった


『素敵な空ですね』


私は頷いた……声?


「うわぁ!?」


横にはしゃがみこんで私を見上げるように少女が居た


『クス。久しぶりに外に出てみたら面白そうな人が居たのですから。貴女が《審判》のお気に入りですね。私は《塔》。この屋敷の核ですね』


まさかの……


『それは……そうね。気に入った。やはり出て正解ですね』


そう言って飛び降りると私の方を向いて


『またね。私は好きじゃないですから。君だけは特別。私に会いに来たければ来てもいいですよ』


そう言って鍵を投げ渡された


『それがあれば無条件に私の所に来れます。それでは』


扉が現れるとその中へと。扉が崩れて私だけに


「良く分からない……」


私はそう呟いて部屋へと戻ることにした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


数日経った。《魔術師》からはこのシャルル=グランゴヌールは時間の概念から外れてるから何時までも居ても元の時間に戻れると言われた


それに反応した《太陽》が泊まるように迫ってきて結局長く居た


シャルル=グランゴヌールを探索する様になり《皇帝》にも許可を貰い探索していた


鎖で固く閉ざされた部屋が目の前に。気になったが雁字搦めで開けれなかった


諦めてその場から動こうとしたら、鎖が揺れて解かれる音が聞こえた。振り返ると扉が開いていて私は中に入る事に


薄暗く、何も無いが陽の光が僅かな隙間を照らしていた


そこには長く伸びた銀髪の少女。目は隠されていて、布がなんで封じられたような感じで拘束された少女が


『珍しい。キヒヒ』


そう言って立ち上がる


『そうか……君があの夢恢悠華……巫神姫契禊姫と《審判》に気にいられた少女。私は《吊るされた男》。これでも星二十二遊戯の一人さ』


そう言って引きずりながら私を回る。異様な雰囲気で


「何故?」


彼女は回るの止めるとニタァと微笑み


『それが私の力。あらゆるモノの対象を逆転させる。まぁ、着いてきて。キヒヒ』


そういうと歩き始めた。私は着いていく。警戒はしつつ


歩みを止めるとそこは森だった。いつの間にか……


『逆転させた。私達は歩かずにここまで来たのだから』


振り返ると地面は土だから足跡が着くはずなのに……何処にも着いてなかった


『別に幽閉させれてる訳ではい。と言うよりかは、幽閉を逆転させる事だって出来る。無意味だからこそ、《皇帝》は私を星二十二遊戯に誘ったのよ。キヒヒ』


また気が付くと部屋に戻っていた。歩くを逆転させて歩かずに部屋に戻った事に


『意味なんて分からなくてもいい。だって意味を探そうとすると無限牢獄に囚われて出られる無くなるから。だったら目の前の現象を認めて、感じる方が余程意味がある。だってそれが真実だから。キヒヒ』


彼女はそう言って寂しそうな表情をしていた


「何か……失ったの?」


彼女は少しだけ驚いたのかビクッと体を強ばらせてから


『あぁ。私のせいでな』


私は何故か分からないけど彼女を抱きしめて居た。彼女は驚いていたけど


『気にするな。悪かったね。私は君の味方。力を貸して欲しければ何時でも貸すさ』


彼女はそう答えてくれた



契禊姫「はい。『現神と荒神の暇潰し』始まったよ」


レスティア『……今回は……時間?……』


契禊姫「そうなるね。シャルル=グランゴヌールは『魔術師』の能力によって時間操作されてるからね。だからこそ、《太陽》が生まれたのも納得が行くしね」


レスティア『……ん……』


契禊姫「それに新キャラ。《吊るされた男》の星二十二遊戯。男なら男とツッコミそうになるけど、生物学上は少女の現荒人神姫。それもヤバそうな……」


レスティア『……逆転?……でも……無かったことにする……は……違う……』


契禊姫「考えてる能力の内容は設定でね。逆転は多分だけど《皇帝》以外の星二十二遊戯全員には勝てない。逆転は際限ないみたいだからね」


レスティア『……おぉ……星二十二遊戯最強理由は……これも?……』


契禊姫「個々の能力が強いからね。それに……まだまだ居るしね」


レスティア『……終わる?……』


契禊姫「うん。最近ネタ無いみたいだしね」


レスティア『……では……』


「『またね!』」

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