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現荒人神姫  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第一章・現荒人神姫〜現神と荒神の少女〜
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第十二話・死の直面

瞳那「さて。『現神と荒神の一人語り』始めます」


瞳那「前回は瑞慕莉恋の死を知らされましたね。莉恋は仮面の少女である愛夏によって油断されて殺されましたね」


瞳那「この章はその後の話と愛夏の暗躍の続きですね」


瞳那「あらすじとしては莉恋の死と、契禊姫の話ですね。では……」


瞳那「本編どうぞ!」

死は簡単に来る。それは知っていた。でも


瞳那「……」


現人神管理の神威による検証でその光景を目の当たりにした


手足は引き裂かれ、お腹から抉り取られたように出た内蔵。首から上の頭はその内蔵に絡められようにして嵌っていた


その表情はこの死よりも、それよりも何かの想定外の表情をしていた


私は彼女の元へと歩くが止められる。でも、莉桜さんによって私は前へと進めることが出来た


違和感を感じたのだから。普通ならこんな状態にするまでにする必要がない


なのに見せびらかせるようにして晒していた。何か意図があって……


「契禊姫?」


瞳那が聞いてきた。私は頭の方を見て


「……」


口を開けた。何も入ってない。当たり前だ。確認はするだろう。なら……彼女はどうやって現人神へと


もし敵に捕まり殺されてるのなら現人神になる物は奪われてるはず。それが無いてことは……


「あった……莉桜さん。これが莉恋の現人神の変身アイテム?」


手には心臓が握られてる


「当たりよ。現人神によって違うけど、莉恋が契約していた現人神は心臓よ。普通の人なら……ましてや荒神、現荒人神姫であっても気が付かないさ」


それもそうだ。この心臓は普通の心臓だから。でもこの心臓が現人神。つまりは心臓に関する何かによって生まれた現人神になる


莉桜さんは私から心臓を取ると瞳那の前に


「貴女が莉恋の現人神を受け継いで。多分……殺された理由はそれだから。【不死】それが莉恋の能力。でも……殺せるて事は……」


私は頷いた。それを出来るのは《怠惰》の能力を持つ何者か


「聞くけど《怠惰》の能力は何?」


すると私から黒いモヤが纏い、レスティアが出てきた


『全てを……無効にする能力……私が無に帰すなら……《怠惰》は……全ての……能力を……無効にする能力……私と……《怠惰》が……戦えば……多分……終わらない……』


そう答えられた。て事は勝てるのは……居ない……


「それは……勝てない。なら……どうするの?」


レスティアは人差し指を立てて微笑む


『……《怠惰》を……仲間にすれば……良い……でも……これが……《怠惰》なら……敵……』


沈黙が流れていた。それは勝てるか分からない敵を倒す事になるのだから


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


眠っていた。学校に行く時だけ私は愛夏に。そして現荒人神姫になる時が多い


「良くやった」


私はゆっくりと起き上がる。私はお父さんの操り人形だから


私は報酬として私を壊す為のメモリーを手に入れていた。私が完全に人間を辞めて人間を超える為に


「……っ……」


メモリーを取り込むと椅子に座り私の意識は書き換えられていく


私は私を認識しようやく可笑しい私を認識した。あの人格も全て私で私の意思になった


私はゆっくりと立ち上がると人間へと戻り


「私は覚醒した……」


ゆっくりと現荒人神姫となり仮面をつけていた。彼女の人格は1つなり彼女の意思に


「愛夏。その力を見せてあげなさい」


私は頷き部屋から出る


莉恋の死体を使って私は私を示す。首を落とし四肢を切断する。お腹を引き裂き内蔵を引きずり出して


「……」


私は見えやすい場所に彼女の死体を晒した。私はそれを眺めて細く微笑みその場を後にした


私の力を見せつけるなら此処がいいから。私はあの方の為に……現荒人神姫・契禊姫に勝つために私は生まれ変わったのだから


真っ暗な空間に。私は引き込まれていた。私の中のメモリーが私を呼び起こした


契禊姫のメモリー、《怠惰》のメモリー、そして私が生まれ変わったメモリー。目の前の少女は私を見て


『お前じゃない……私は契禊姫』


私は目を細めて


「従って。契禊姫に勝つには契禊姫では無いと駄目」


彼女は否定してくる。それは私よりも強くそして


『……最悪。私は君の為に力を貸さない。私は契禊姫の覚醒の為の存在。お前は弱い』


私はその言葉に何かが切れて襲おうとするが簡単に弾き飛ばされた


『お前じゃない。ましてや……利用されてるお前は無能』


そう言って消えたのと同時に意識が覚醒した


「失敗か」


私はゆっくりと目を開けて頷く。まだ体内にはメモリーが存在する


でも、使えなかった。現荒人神姫は完全に私を拒絶したのだから。私は立ち上がり歩く


私は狂い壊れていくのを求めていたから


「……もっと力が欲しい」


私はそうつぶやき部屋へと戻る。それは私にとって彼女を殺す為の力で私が求めていたモノだから


だから私は、もう後戻りも引き返す事も出来ない程に私は堕ちていった



契禊姫「本編終了後の『現神と荒神の暇つぶし』始まります!」


レスティア『……今回のゲストは……』


瞳那「前置きに続き、小夜梛瞳那です」


契禊姫「さて、莉恋の無惨な死を見ましたね。酷かったよね?」


レスティア『……久しぶりに出た……』


瞳那「レスティアさん……莉恋の死体の晒し方が酷いですね。シロクロはそれも?」


契禊姫「グロやホラー映画見ているからね。人によっては想像しにくいけど、壁に打ち込まれて、四肢は全て切断された後に頭はお腹から出ている内蔵に絡められてる感じ」


瞳那「そう考えるとグロいですね。何か元でもあるのですか?」


レスティア『……あると思う……けど……本人は……覚えてないから……何とも……』


瞳那「あー……鳥頭でしたね」


契禊姫「そうそう。本来はバラバラで箱に詰める話だったけど、それだと面白くないと。だからその表現に」


レスティア『……元ネタは……カ○スチャイ○ド……』


瞳那「でも、何処かで使うんでしょ?」


契禊姫「うん。シロクロが言うには、映画やアニメのグロい死に方を使っていこうと思ってるみたい」


瞳那「ネタが無いんですね……」


レスティア『……うん……』


瞳那「……あれ?。そう思うと今回の話ではゲストは愛夏か莉恋なのでは?」


契禊姫「そうだけど、莉恋は前回の話でこの章は出ない宣言。愛夏は次かその次になる。でも、多分その次で次の話は瞳那の話になると思うし、多分引き続きになるかもしれない」


瞳那「……予定が予定なだけに、分からないのですね」


契禊姫「そういう事になる。言っておくけどこのゲストを選んでるのは話に関連するゲストになる」


瞳那「一応は……莉恋さんの引き継ぎになるから私なのですね」


契禊姫「そう。さて。次の話題に。愛夏の自覚ね」


瞳那「確か、最初は自覚は無かったけど、この話で自覚を始めたのですよね?」


レスティア『……そう……でも……契禊姫には……否定されて……使えなかった……けど……』


契禊姫「まぁ、私は強さよりも思いだからね。それに……私自身にしか力を使わせないという意味では愛夏は使わないね」


瞳那「……でも、それを使って愛夏は現荒人神姫になってますよね?」


レスティア『ん……オリジナルでは無い……でも……それを元に……愛夏は……現荒人神姫になった……ただ……体内に存在するだけで……なる仕組み……因みに……この設定は……本編では……語られない……』


瞳那「あ、そういう設定なのね。てか、本当にこの話はメモリーがキーアイテムなのですね」


契禊姫「そうなるね。でも、現人神はメモリーでは無く、何かしらのモノと契約になるからね。今回は初めて莉恋の現神が現れたね」


レスティア『……心臓……内臓系?……』


契禊姫「それは後々ね。瞳那も心臓の現神と契約するから。徐々に現人神は出していくつもりらしい。契約は内臓系になると思う」


瞳那「何でまた……」


契禊姫「シロクロは言ったと思うけどグロ系が好きで、慣らした映画はバイ○ハザードらしいし」


レスティア『……だから……内臓系……次は……物とか……になる……まぁ……この話は……現人神は二の次……本命は……現荒人神姫だから……』


瞳那「だから、現荒人神姫が主役で現人神が脇役なのですね……」


契禊姫「そうなるね。設定上は現人神は莉恋以外にも多数居て、数百人は存在する。でも、設定作る上では殆どが名無しになるね」


レスティア『……一応有るけど……出ないパターンが……多いから……まぁ……何時になったら……あの二人が出てくるのか……』


契禊姫「あっ、その子達は一応ネームドになるね」


瞳那「何その魔物の扱い……」


契禊姫「シロクロがなろう小説読んでるからそうなるみたい。後は……どうでもいいけど組合をギルドとリアルで無意識で言ってしまうみたい」


レスティア『……引っ張られすぎ……』


契禊姫「それがシロクロクオリティ」


瞳那「そう言えば全然話は変わるし関係無くなるけど、Naikuro@シロ naisiro@クロの由来は?」


契禊姫「確か、昔はフェニックスとか言う厨二病みたいな名前になっていて、後から考えてつけたみたい。被っている人も考えて@やローマ字、カタカナとかで使い分けていたみたい。昔は本当にナイクロとかになっていたけど、サブ作る時にナイシロが生まれて、その後にローマ字へと変わったみたい。由来は特に無いみたいで、白と黒が好きでそうなったみたい」


レスティア『……意外……てか……フェニックスて……』


契禊姫「昔のデータはそうしていたみたい。かっこいいと思っていたらしいけど、ニックネーム晒すとなるとマトモにしないと考えての事らしい」


瞳那「珍しいですね」


契禊姫「だね。今ではシロかクロ。後はナイクロやナイシロと色々呼び名があるね」


レスティア『……まぁ……Twitter上だけど……』


瞳那「Twitterと言えば……本人は驚いていたけど200人越えしてるらしいね」


契禊姫「そうだね。中にはなろう小説作家さんも相互フォローしてくれてるみたいで本人はめちゃくちゃ喜んでるみたい」


レスティア『……時間来た……と言うよりかは……収拾つかなくなったから……お終い……』


瞳那「あれ?。ネタバレしましたけ?。話が脱線しまくってもう関係話になってましたね……」


契禊姫「まぁ、裏事情やシロクロの話を混ぜていくから。それが『現神と荒神の暇つぶし』クオリティ」


レスティア『……じゃ……次の話も……お楽しみに……ゲストは……』


瞳那「小夜梛瞳那です。次の話もお楽しみください!」

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