運命邂逅曲(さくら美郷さん作)
代わり映えの無い毎日
やる気なく踏みしめる道
女と酒 愉しみたいから生きてるだけ
退屈だけど変化はいらない 安定 それが俺の人生
愛なんていらねぇぜ しかしある時出会ったエトランゼ
それから変わった日常 俺を取り巻く事情
心に生まれた動揺 自分じゃないような感情
偶然 出会いが運んだ新しい愉しみ
しかし必然 ある奴は言った
『それは遠い過去から決まっていた運命さ』
有象無象に送る嘲笑
心揺さぶる本能 突き動かす衝動
俺の感情 全部ニセモノ
遥か遠い過去の忘れ物 巡り巡ってきた輪廻の
運命なんて胡散臭い 飾る言葉は今や薄っぺらい
どんよりと暗い空を見上げて
ぼんやりと光る大地踏みしめて
お前は言うんだ それはホンモノだって
欲しがる欲望 チクリ痛む胸の奥
手のひらの体温 甦った愛も
フェイクじゃなくて真実 全て現実
有象無象に送る嘲笑
心揺さぶる本能 突き動かす衝動
俺の感情 全部偽物
遥か遠い過去の忘れ物 巡り巡ってきた輪廻の
運命なんて胡散臭い だけど今はホンモノと信じたい
やがて訪れる別離の時 信じて待つ再会の時
心に溢れる希望 与えたい愛情 忘れない一生
いつでも空は暗い だが未来は明るい こんな運命も悪くない
さくら美郷さん、寄稿いただきありがとうございます。
ストーリー性がある歌詞は非常にいいですよね。この歌はさくらさん曰く、ある日異世界から来た女に心惹かれるけど、実は前世で結ばれなかった二人の生まれ変わりで『こうなることは決まっていた』と言われて揺らぐ、愛を知らない男の歌、だそうで自作のキャラソンとして作ってみたそうです。
この内容に触れるところが、なんだか吟遊詩人のようなセリフ回しで面白いなと思いました。