辞書の不可能と言う文字が欠落してたクレームが有名なクレーマーな人も良い事を言うものだ。
58日目 朝 ダンジョン 1F
剣と槍が煌めき盾と鎧がガチャガチャと煩く金属音を掻き鳴らす、猿の癖に。まあ侮ってはいけないのだろう、慢心は禁物だ。だってこっちには猿よりも確実におバカな莫迦達がいるのだ、きっと知恵比べになったら負けるだろう。ゴブが相手でも怪しいんだよ?
「撃てえぇーっ!3連、突。」
矢の雨が密になっている、打撃力が上がり制圧力まで増している。猿たちはキーキー騒いでいるがもう手遅れだ、群れてはいたが軍では無かった。
様子見を辞めて切り替えを早くしている、矢戦で効果が有っても4撃目を捨てて突撃戦に移行する。事前に決める事で停滞を無くしている。猿たちは崩れた時点で結末までが決まっている、出遅れたんだよ。
「てえええぇーっ!」
全員にアイテム袋が行き渡り全員が武器の持ち変えが出来る、持ち運びも出来るのだから武装も豊富だ。前衛中央は大盾とハルバートの準備も済んでいる。勿論昨晩内職して朝からぼったくったのは言うまでも無いだろう、お大尽様に休息は許されないのだ。
「てえええっ。順次突撃!」
「「「了解!」」」
前衛の全速突撃からの2陣3陣の波状突撃で一気に決める、接近戦ゆえのリスクは有るが戦術に遅滞が無いから主導権を握ったままに殲滅戦に持ち込んだ。何より戦闘時間が短いからこその勢いがある。考える隙を与えていないから手を打たれる前に先手先手で混乱させていく。
「分散掃討、パーティーで!」
「「「了解!」」」
出会い頭から一気に殲滅にまで強引に持ち込んだ、相手の出方に関係なくの力押しの戦術だ。判断力に決断力が合わさったみたいだ、失敗を恐れずに決断し冷静に戦況を見て判断する。これでこそ委員長様だ、後方の司令官なんていなくて良い。この集団は委員長様が率いる戦闘学級なのだから。
しかし「アームド・モンキー Lv40」は武器を落としてくれたんだが今一だった、まあ使えはしないが売れば大儲けだ。昨日も前借しまくった女子達は大喜びだ、だが甘い!今晩もぼったくろう、実は量産に継ぐ量産でついつい作り過ぎたチャイナドレスが在庫になっている。甲冑委員長さん使用済み以外でもゆうに60枚は有るだろう、まあ半分はミニだったりエロだったりするが良いだろう。文句を言いながらもエロイのも良く売れるんだよ?着て出れ無いのに何故か完売する。結局肩出しワンピも即売だったしボディコンシャスなタイトミニも即売した。きっとチャイナも売れるだろう。
武装はしていたが猿だった、軍として率いられることも無く無策のままに全滅した。一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れは、一頭の狼に率いられた羊の群れに敗れると言う故事がある、辞書の不可能と言う文字が欠落してたクレームが有名なクレーマーな人が言っていたらしい。ならば猿が率いた猿などが委員長様が率いた高校生に勝てるはずも無いだろう、羊処か莫迦がいても大丈夫だ。たとえその莫迦がやっぱりブーメランで猿を殴り飛ばしていても大丈夫なのだ、まあ色々と頭の中身はきっと大丈夫では無さそうだが大丈夫なのだ。出来たら羊と交換したい。
「魔石を取ったら集合してね。遥君隠し部屋は有るのかな~?」
「また外れ。結局37Fから一個も無い、下の41Fも無いみたい。儲からないしぼったくれないからお大尽様できないで大人買いの危機だよ?」
「また大人買いしてたの?お説教だよ?なんで辺境買い占めちゃうの?良い人ばかりだから良いけど本当は知らない人に信用取引なんてしたら駄目なんだからね。」
それこそが謎だったりする。普通知らない人に保証も無しにお金は貸さない、だが投資とはリスクも取る物だ。だからリスク込みの高利の投資契約を結んで廻っている、10個の内3個上手くいけば元くらいは取れるだろうとかなりの高利なのだ。なのに10個が10個支払いに来る、予定程上手く行って無くてもお金を掻き集めてでも持ってくる。そしてぼったくられてるのに延々とお礼を言い投資契約以上のお金を返そうとする、全員がだ。そして働き者だから貸した分以上に農地を開き、工場を回し、物流を充実させていく。だからまた投資するとまた必死で働いて契約以上に返そうとする、訳が分からないんだよ?せっかく豊かになったんだから欲しいものだって買いたい物だって沢山有るだろうに?だから切りがない、だから発展が止まらない。だって領主までそうなんだから。
だからこそ迷宮アイテムが必要なんだ、この莫迦げたお人好しの集まりの莫迦ばっかりの辺境を守るには武器が有れば有る程良い。過剰だって有るに越した事は無い。
リスク以上の物を返した辺境と其処に住む人達はそれ以上の物を受け取る権利が在る。ならばリスク位幾らでも冒そう、それだけの物は受け取ったのだから。それだけの価値を見せてくれたのだから、生命くらいかけても充分な価値だ。
「移動しまーす、忘れ物は無いね~?遥君はちゃんといるね~?じゃあ行くよ。」
「「「は~い。」」」
引率委員長様から移動の指示が出たようだ、しかし何故毎回毎回俺がいるか確認されてるの?そんなに毎回穴に落ちたりしていないから普通にいるんだよ?いなかったら落ちてるんだけど落ちてないからちゃんといるよ、そして何故か忘れものと同列に語られている気がするのはどうしてだろう?影が薄くて忘れられそうなんだろうか?もっとアピらないとキャラ立ちが足りないのだろうか?だって普通キャラだからアピれないんだよ?マジで?
そして48階層も掃討戦に移った、もうする事無いから甲冑委員長さんとスライムさんと3人で大技の「東京タワー」からの「大ピラミッド」への展開中だ、勿論綾取りだ。やってみたらちょっと楽しかったんだよ?女子会でも隠れブームだったらしい。そして糸が縺れて緊縛されていた委員長はちょっと見てみたかったのは内緒だ、実は不器用キャラなのだろうか?それはもう縛られてはみ出して括られて開け出して大変だったらしい、凄く見たかったよ。女王様キャラになるのかと思ったらMっ娘だった様だ、なかなかに奥が深い。
「殲滅。魔石集めたら小休止だからねー。」
「「「やったあー。」」」
颯爽と指揮を執っている。昨晩は緊縛されて縺れてあんな所があんな風になってそんな所までとんでもない恰好でとんでもない所にまで喰い込んじゃって大変なご苦労で縺れてたらしいけど颯爽と指揮を執っている。そしてジト目で睨んでる!バレたのか!だって甲冑委員長さんが超詳しく具体的に微細な描写で生々しく語って来るんだよ?そりゃあ男子高校生的に想像しちゃってこっちも大変だったんだよ?しかし一体どうやったら綾取りしてて亀甲縛りされちゃったんだろう?謎だ?
これ以上の想像は危険なようだ、だって委員長が鞭を取り出して委員長様にジョブチェンジらしい。昨晩は独りMっ娘プレイだったと言うのに多彩なジョブ設定だ、俺は未だ無職のままなのに?いや、もう考えてないから仕舞ってね?本当だって?いや、見たかったけど見てないから想像しただけなんだよ?だから無実で俺悪く無いんだよ?だって男子高校生には刺激的で劇的な綾取りからのビフォアアフターな緊縛女子高生な委員長って……違うから!危ないって!その鞭はマジヤバいんだって!すいません。もうしません。だから涙目のジト目の鞭攻撃は許して下さい。それ甲冑委員長さん並みの超危険兵器なんです、「転移」じゃないと避けられないくらいのヤバさなんです!はい、ごめんなさい。
危機感に身を任せると身が砕け散りそうで危険だから大人しくしていよう、って言うか綾取りしてただけなのに綾取りでエロい事するから話がおかしくなるんであってそれって俺は全然悪くない無実の男子高校生なのだが危険地帯だからあっち向いてよう、鞭持ってこっち見てるんだよ?それはもうはみ出しちゃってムチムチだったらしいけど気にしたら鞭で殺られる!




