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姫巫女一人目

テストケースです。

今までは「私は~~と思う」と書いていましたが、

「OOはこう思った」という感じに書いてみました。

これなら複数人の感情を表すことができるので書いてみました。

これからはこの書き方の時は*OO視点と書かないのでよろしくお願いします。



光り輝くような神殿の中

人間の少女が祈っていた。

その少女の周りには凛とした雰囲気が在った。


「神よ、われらは卑小なり

 されどわれらはさらなる躍進を求みます

 今このたびわれらの助けとなり

 今ひとたび其の力をお貸しくださいませ」


少女が祈りの言葉を捧げ終ると少女の周りに優しい光が舞い降りた。

少女は己の中にその光を取り込んだ。

そして己の中に取り込んだ光を再度周りに放出していく。

少女から出た光は様々な形をとる。

龍の姿から、言い伝えられている神の姿まで様々な形に。

細部こそぼやけているもののそれは幻想的な光景だった。


そしてその光は少女の形を取り出した。

みるみる変形していきゆうきの姿に。

ゆうきの姿の時だけほかのものと違って細部もはっきりとしてる。

それにゆうきにもそっくりだ。

唯一違う点があるとすればそれは光のゆうきが笑ってることだろうか。

それを少女は満足げに眺める。



そんな神聖な雰囲気

だが終わりは唐突に訪れる。


ばんっ、と神殿の扉が開き不届きものが入ってきたことで少女の集中力が切れたのだ。

たちまち光のゆうきは消えていった。


光が完全に消えたころ少女は不届きものに話しかけた。

「もう、ゼーレお姉ちゃんどうしたの?」

少女はゆうきの光の像が壊されたことに少し怒っている。

それにゼーレはここまで走ってきて乱れた息を整えながら言う。


「ゆうきさんがあなたの力を必要としてるの。早くゆうきさんのとこに行って。」


それを聞いた少女は慌てる。

少女にとってゆうきは親代わりであり、恩人であり、師匠であり、姉であり、憧れであった。

少女はゆうきのことを基本的に万能だと思っている。

なんでもできて、だから自分も役に立てることも少ない。


実際役に立ったのは一回だけだった。

憧れであるゆうきの役に立てたのはすっごく嬉しかった。

でもその時にゆうきはボロボロになっていた。

だからこの少女は役に立ちたいけど私が役に立たなければいけないような事態にはなってほしくない

といった矛盾した思いを抱えていた。


それが今ゆうきが少女のことを必要としている。

喜びと同時に不安も起こってくる。


ただ、いまは自分の感情を優先するべきではないと思い直し少女はゆうきのもとに向かった。


一人目は人間の姫巫女です。

だいたい小学生低学年ぐらいで考えています。


髪色はちょっと茶色がかった黒でショートカット

瞳は髪とおんなじ色合い

肌色は少し色白かなっていう感じ

そんな少女です。


それと小学生低学年ぐらいなのに感情の制御がうますぎると思うかもしれませんが神殿で感情を殺す訓練とかも受けていたので制御がうまいということです。

戦争中ですので加護を与えた兵士たちが人を殺すのに耐えられる精神が必要でしたから


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