おなか減った
起きたら知らない天井だった。
ってホントに知らない天井なんだけどここはどこなんだろう?
確かダンジョンの神を名乗る女の人に生贄にされかけて、
それで意識が薄れて行った時にゆうきが現れて・・・・・・・?
あれゆうきの頭にケモミミとかが見えた気がしたんだけど気のせいだよね。
まあ気のせいだろうね。
そもそもゆうきが見えたのは多分幻覚だしね。
幻覚っていうことは私はゆうきにケモミミでもつけてほしいんだろうか?
それだと死ぬ間際にケモミミをつけたゆうきを見るなんて私ぼんのうがすごいんだろうか?
けど本当にどうなったんだろう?
死んだっていうことはここは天国?
それにしては普通な部屋だけど・・・・・・
ガチャ
とか考えてたらそんな感じの音がしてドアが開いた。
「あっ、起きたんですかっ。よかったー。」
そういいながらいかにも巫女ですっていう感じの人が部屋に入ってきた。
歳は私より少し下ぐらいかな?
その少女の言うことからさっするにこれは死んでなかったっていうパターン?
「えーっと、どこか体の悪いとこはないですか?」
体の悪いとこって言われてもよくわからなんだけど。
「か・・・」
あれっ?声がうまく出ない。
「あっ、そうですよね。まだしゃべることはできないですよね。
すみません、おっちょこちょいで。」
いやそんな納得した感じに言われても困るんだけど。
ちょっと今どういう状況なのか全くわからないし。
だから私が「説明して~」っていう念を送っていると少女は何か気づいた風な顔をした。
「あっ、そうですよね。私すっかり失念してました。」
そうだよ、私は今どういう状況かわからないんだから説明してよ。
「おなか減ってますよね。すぐになんか作ってきますね。」
って、ちがーう!
私は今の状況が知りたいの。
ぐー
うっ、違うんだよ。
今のはおなかの音じゃなくてえーっとあれだ。ほらあれ。
「ふふ、せかされちゃいました。
じゃあ超特急で作ってきますからちょっと待っててくださいね。」
そういって少女は行ってしまった。
うう、ちがうんだよ。おなかの音じゃないんだよ・・・・・・。




