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ダンジョンの神

あれからかなりの時間がたった。


途中から気づいたんだけどリリィはこの空間に来てないんだよね。

やっぱり異世界人限定とかあるのかな?



というより神様遅すぎ。


こっちはもう待ち疲れたんだよ。

さっさと出てこないと帰っちゃうぞー。

(まあ帰り方が分からないんだけど)


とか思っていると

急にこの空間に光が満たされた。


「まぶしっ」

私がまぶしさのあまり目をつむっていると女の人の声がした。


「こんにちは

 私はこの迷宮の管理を任されている神です。」


おー、美人さんだ

「神様が私になんのようですか?

 特にいいことも悪いこともした覚えがないんですが。」

 そうあの場所には私の他に委員長さんとかいろいろいたはずなんだけど


「はいあなたには生け贄になっていただきたいのです。」


「へっ?」

「ですから生け贄になっていただきたいのです。」

「えーと何で私が選ばれたのか聞いても?」

いや、じゃなくてまずは拒否するでしょう。

そんな質問とかいいから、私


「はいそれはですね。

あなたの魂がこの世界のものではないからです。

この世界のものは私たち神にとって守るべきものですからね。

だからあなたを選びました。」

なんという理不尽。


「えーと私以外にも異世界人は他にもいたでしょう。

 何で私を選ばれなかったらいけなかったのかなーって」

ってこの言い方だと委員長さんたちが生け贄に選ばれればよかったって言ってるみたいじゃん。

それはだめでしょ。

いや私も選ばれたくなかったんだけどさあ。。


「それはあの場にいた人たちの中であなたの魂の格が一番高かったからです。

魂の格が高いほど生け贄としては良質ですからね。」

どうやら魂の格とやらが高かったせいで私は生け贄に選ばれてしまったらしい。

「あのー私に拒否権とかは」

「ないです。

 延期も認めません。

 今回生け贄を一人手に入れるために相当の根回しをしたんですよ。

 次の機会を待つとなると何百年後になるか。」

わお、さすが神様。

次の機会までは何百年単位ですか。

その声からは相当の努力が感じられるんだけどこっちだって命がかかってるんだから。


「えーとそもそも何で生け贄が必要なのかなーって」

理由を聞いてもしも他の解決方法がわかれば私が生け贄になる必要ないし。


「それはですね。

 今このダンジョンが・・・・・・・・・・・・・・・」





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