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姫巫女

「では今回は皆様に各種族のパワーバランスについて学んでもらいます。」

お勉強会に呼ばれて参加してみた。

教師役はメイドさんだ。

こういうのって魔術師風の人が語るイメージがあるけど実際は違うんだね。

おっとメイドさんの話が進んでるちゃんと聞かなきゃ。


「・・・・・・・・・・・・というわけで主な勢力としては

 魔族の国と、獣人の国、人間の国、という三つの勢力があります。

 エルフやドワーフは基本的に国というほどの大きな集団を作ることがないですから、

 エルフの集落が主に集まっているところをエルフの領域。

 ドワーフの集まっているところをドワーフの領域と呼んでいます。」

まさにファンタジーだね。

獣人の耳とか尻尾とかモフってみたい。

それにエルフは美形が多いってのも本当かな?

それなら会ってみたいなあ。ああけどプライドが高いってところまで一緒じゃないといいなあ。


「そしてここからが戦略的なものになるのですがそれぞれの種族にはそれぞれの神がいます。」

神様かあ。

日本で神様を信じてるとか言ったら変な人って見られるけどこの世界ではわりと一般的なんだね。


「そしてそれぞれの種族には神と交信し加護を与えていただく姫巫女がいます。

 具体的には巫女が祈りをささげ神から加護の力を与えていただきます。

 その加護の力を姫巫女がほかの人に分配していくということです。

 戦争の時の大規模な戦闘時には巫女が祈りその力を軍に分配するのが普通です。

 

 加護のある軍とない軍はでかなりの力の差があります。

 ですので戦争ではいかに相手の巫女を殺すかということが重要です。

 

 姫巫女は同じ時代には一人しかいなくてその巫女が死んだときには新しい姫巫女 が生まれるんですが、まあ赤ちゃんは神に祈ることはできませんからね。

 七年ぐらいは姫巫女がいなくなるのです。

 その隙に戦争を終わらせる予定です。」


ああ巫女さんもいるんだね。姫巫女っていう名前らしいけど。

やっぱり巫女服なのかなあ。日本ではコスプレぐらいしか見たことないけど。

ああそういえば神社のバイトの人のあれも巫女服だったね。忘れてた。


けどやっぱり物騒だねえ。殺すのなんだのと。

魔族が悪いし殺さないとってことがわかってるからいいけどさあ。

それでも躊躇しちゃうよね。


「それで皆さんに頼みたいのは軍として戦争にでるのではなくこの姫巫女の殺害を お願いしたいのです。

 姫巫女の周りの警護はかなり分厚いですが、

 我々の軍と向こうの軍が衝突してるときはやはり守りが薄くなります。

 そこに少数精鋭のあなた方が攻撃を仕掛け姫巫女の殺害をお願いします。」


あー確かに私たちが軍として動けって言われても軍としての訓練をしてないから和を乱すだけだよね。

だから私たちは潜入して姫巫女の殺害をすると。

あれ?私たち姫巫女の容姿とか知らないんだけどどうするんだろう?


「姫巫女の容姿や特徴などはわかってるのか?

 それに容姿を知っていても向こうも変装ぐらいしてくるだろう。」


私とおんなじことを疑問に思ったハーレム君が質問をした。

けどハーレム君その言い方はメイドさんに失礼なんじゃないかな。

向こうの方が年上だし敬語を使うべきだと思うんだけど。

この頃ハーレム君はだいたいこんな感じだ。強い力を持ってるからっと言って城の騎士とかにも敬語を使わない。

確かにハーレム君の方が強いんだけどさあ・・・・・・。


「はいそれですが一般には秘密にですが、姫巫女の魔力は特徴的なのです。

 ですので皆様方には人族の巫女にあっていただきそこで特徴的な魔力を感じてい ただきたいのです。」


「そうかわかった。」

あーあ、メイドさんとかが注意しないからハーレム君もますます敬語とか使わなくなってるんだよ。

びしっと言ってやればいいのに。

いや、私が言えって言われたら断るだろうけど。



「ご理解頂けたでしょうか。

 そういうことですので一週間後に皆様には姫巫女様に会っていただきます。

 ですのでダンジョンなどに潜るということであればその日は避けていただきたい のです。」


まあ姫巫女様っていうぐらいだし偉い人だもんね。

その人にそう何度も私たちに会ってもらうってことはできないんだろうねえ。

じゃあスケジュールを調整しないとね。

その日は委員長たちとダンジョンの結構深いとこまで泊りで潜ってようと思ってたところだけど日帰りでいけるような浅いところを潜るぐらいでやめておこうか。





けど結構わくわくだね。

姫巫女って言ったらやっぱり幼女かな?

それとも神秘的な感じのお姉さんかな?

姫巫女さんと会うのがいまから楽しみ。



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